今回はおすすめのフードデリバリーバッグの紹介とフードデリバリーバッグの販売事情・購入方法など他のサイトでは触れていないことも解説してきます。
尚、今回紹介するバッグはUberEats(ウーバーイーツ)をはじめ、menu・出前館・DiDi・Walt・フードパンダ・ドアダッシュ(DoorDash)など どのフードデリバリー配達員の方でも利用できます。
(一部のフードデリバリーサービスではバッグの加工が必要になりますが、その方法も説明していきます)
また、以下の記事では最新のおすすめフードデリバリーバッグを紹介しているので、こちらもご参照ください。
バッグ選びのポイント・注意点
おすすめバッグ紹介の前にフードデリバリー用バッグを購入する前に知っておかなくてはならないポイントや注意点について解説していきます。
保温・保冷機能
フードデリバリーは基本的には食事を運ぶことになるので商品を受け取ってから極力鮮度を変えずお届けすることが望ましく、どのフードデリバリー会社でも保温・保冷機能があるバッグを使用することは必須条件となっています。
バッグを探す際に「デリバリーバッグ」で検索すれば大抵の物は保温・保冷機能が備わったバッグなので余り心配する必要はありませんが、バッグの形・大きさにこだわるあまり保温・保冷機能がないものを選んでしまったということにならないよう注意しましょう。
以下の画像のようにアルミ蒸着という銀色のものが保温・保冷機能の持った素材となります。
ただしバッグ表面がこのように銀色のアルミ蒸着である必要はなく、中身がアルミ蒸着であればOKなので、外観は普通のバッグでも中身が銀色になっていればOKです。
逆に外観・中身共に普通のバッグ・カバンであっても、中にアルミ蒸着素材の袋を入れれば配達に使うこともできます。
また、100均などのでアルミ蒸着である「アルミシート」というものも販売されており、それを好きなサイズに切り取る事でどのバッグ・カバンでも保温・保冷機能を持たせることができます。
防水機能
バッグの防水機能の有無についてはフードデリバリー各社で指定はなく、各社の公式バッグも防水機能があったりなかったりなので防水バッグを使うかは自由です。
防水機能があるに越したことはありませんが、防水機能がなかったらなかったでバッグ用のレインカバーを別途購入して使用すれば問題ないです。
ただレインカバーを使う場合は商品を受け渡しの際に基本的にレインカバーを外す手間がかかるので、雨の日も配達するという方はできれば防水機能があるバッグを選択した方がいいです。
また、雨の日は配達しない という方でも突然の雨に見舞われることもあり、絶対に雨を回避するというのは難しいので防水機能があるに越したことはありません。
バッグのロゴについて
フードデリバリー各社で配達時に使用するバッグのロゴ表記については「自社以外のロゴ入りバッグも使用可」と「自社以外のロゴ入りバッグの使用不可」の2パータンあります。
UberEatsは自社以外のロゴ入りバッグも使用可となっとおり、他社のロゴ入りフードデリバリー用バッグでも使用できるので保温・保冷機能を有していればどのバッグでも構いません。
それに対してUberEats以外のmenu・出前館・DiDi・Walt・ドアダッシュ(DoorDash)などは他社のロゴが入ったバッグの使用は不可となっています。
ただし他社のロゴが見えなければ使用OKなので、テープ等でロゴを隠せば他社のロゴ入りバッグも使用可能です。
このことからロゴなしのバッグは特に加工せずとも どのフードデリバリーサービスでも使用できるので汎用性が高くなります。
おすすめのフードデリバリーバッグ
さて おすすめのフードデリバリーバッグですが、ズバリ UberEats(ウーバーイーツ)公式バッグです。
UberEats公式バッグは現在Amazonにて黒と緑の2色が販売されています。
※現在は2021年12月に開設されたUberEats WEBショップにて購入が可能となっています。
巷ではウバッグとも呼ばれ、以後 本記事でもこのUberEats公式バッグをウバッグと呼んで解説していきます。
(ウバックとも呼ばれることがあります)
ではウバッグが何故おすすめなのかを次の項目で解説していきます。
ウバッグの良い点
ウバッグがフードデリバリーバッグで一番おすすめと言える理由を解説していきます。
サイズ
これがウバッグの最大の魅力であり、フードデリバリーにおいてバッグの大きさは非常に重要になってきます。
ウバッグのサイズ・重量は以下となります。
・幅45cm × 奥行28cm × 高さ45cm、約2.7kg
またウバッグは以下の画像のようにバッグ下部を拡張し奥行を広くすることが可能で、拡張時のサイズは以下となります。
・幅45 × 奥行43 × 高さ45cm
※上記の寸法は外寸であり、多少の誤差があることをご了承ください。
フードデリバリーで配達する商品の形・大きさは様々でバッグが大きいに越したことはありません。
ウバッグの大きさであれば大抵のものは拡張なしの状態で積めます。
ただし面積が大きいピザや寿司などを運ぶ際には拡張しないと積めないこともしばしばあり、その際にこの拡張機能が活躍します。
私も彼是3000回程配達をしてきましたが、ウバッグに積めなかったことは一度もありませんでした。
とにかくこのウバッグの大きさに何度助けられたかというぐらい、容器・袋が大きな商品や大量の商品の配達でも問題なくこなせてきましたので、フードデリバリーバッグ選びでバッグの大きさはどれくらいが適切なのかが分からなければとにかく大きいウバッグを選択しておけばまず間違いないかと。
機能性
バッグ内の保温・保冷は当然のこと、アルミ蒸着素材の仕切り板が付属しており、仕切り板を横にすることにより以下の画像のように2段にすることができ、これにより上下で温かい物・冷たい物を別々にして適温で収納も可能で、商品の量が多い場合も2段にして安定した状態で運ぶことが可能です。
仕切り板はバッグ内を上下に分けるだけでなく、縦に使うことでバッグ内中央部分で物を左右に分けることも可能です。
※仕切り板の固定方法については、バッグと仕切り板についているマジックテープで固定します。
収納面ではバッグ内のみならずバッグのサイドにメッシュポケットがついているので、ここに自分のドリンクやタオルなどの小物を入れることが出来ます。
このサイドポケットはバッグを背負った状態ままでも手が届くので、暑い日とかだとタオルをサイドポケットから出して汗を拭いてすぐにしまえるので、サイドポケットは意外と重宝します。
また遠方に行くために電車移動が必要な際はバッグを折りたたむこともできるので、電車内でも目立ちにくく邪魔になりづらいです。
(下の画像はもろにUberEatsのロゴが見えますが、ロゴを隠して折りたたむこともできますのでご安心を)
ただし、バッグを畳んでも横幅は変わらないのでそこだけは注意しましょう。
防水
バッグ表面が水を弾く素材のため少しの雨はもちろんのこと、豪雨に見舞われて配達員はずぶ濡れになろうともバッグの中身は無傷で、バッグ表面についた水滴もタオルで拭き取るだけで取り除くことができます。
唯一 防水面で注意することと言えば、大量の雨でバッグの上蓋に水が溜まり、水が溜まった状態のままで店舗やお客さん先でバッグのフタ開けたら水がドバーと流れ、床・玄関等を濡らしてしまうことがあるので、バッグの上蓋に水が溜まっている場合はどこか濡らしても良い場所でフタを開けて水を取り除いておきましょう。
ただ、上蓋に水が溜まるのは私がウバッグの上蓋内に入れるべき厚紙を入れておらず、そのため上蓋部分が凹みやすくなりそれにより水が溜まりやすくなっている可能性が高く、ウバッグ本来の組み方をすれば上蓋に水が溜まる事もないかと思います。
ウバッグの悪い点
フードデリバリーバッグの中では一番のおすすめバッグではありますが、全てにおいて優れているわけではなくいまいちなところもあり、ここではウバッグの悪い点について解説していきます。
重量
サイズが大きいが故に他のバッグと比べて重さもあり、ウバッグはオプションパーツ全て取り付けた場合重量が約2.7kgになります。
この2.7kgが体感でどのくらいかは実際に背負ってみないと分かりませんが、重さが理由で購入を躊躇している方は、手持ちのリュックサックに本などを詰め2.7kgの重さにして体感して頂ければ思います。
ただ個人的にはウバッグの重量はさほど気にならないかと。
私自身配達は自転車でバッグは常に背負って配達していますが、特に重いと感じたこともなく夏場でもずっと背負ってましたがバッグが重くてしんどいということはありませんでした。
重いと感じるのは2Lペットボトル数本積んだりとか商品自体の重量がかなりあった時であって、それはバッグ関係なしに重くなります。
むしろそれだけ重い物を背負って運んでも、バッグの破損等も一切なく、頑丈な作りでより信頼できるバッグだと感じました。
また、重いと言っている人は基本背負っている人だと思うのですが、重いと思うなら不要な部分を削ぎ落して軽量化すればいいだけの話で、厳しく言わせてもらうと重いと文句を言っている人は少しでもバッグを軽くする工夫をしていないだけで、配達の効率を上げるための努力を怠っているだけかと。
※ウバッグの軽量化の方法についてはまた別の機会に解説します。
ということで、バッグの重さの捉え方は人それぞれかと思いますが、重さが理由でウバッグの使用を止めるというのは勿体なさすぎるので、もし重いと感じるのであれば軽量化する もしくは背負わず自転車・バイクに固定するなど工夫するのがベストかと思われます。
ロゴがある
冒頭のバック選びのポイント・注意点の中の「バッグのロゴについて」でも説明しましたが、UberEastのみで配達する場合にロゴがあることは全く問題ありません。
しかし、UberEats以外の他社で配達する場合はロゴを隠す必要があります。
このロゴを隠すために手間がかかるのがウバッグの欠点の1つでもあります。
ロゴを隠す方法については、バッグの色と違ってもいいからとりあえず適当なガムテープを貼ってロゴを隠したり、油性マジックでUberEatsのロゴを塗りつぶしたり、中にはネットでUberEatsロゴ隠し用のシールが販売されたりと様々な方法があります。
せっかくロゴを消すのであれば、できるだけ綺麗に消して且つできるだけ簡単にできた方がいいと思う方で、黒のウバッグを持っている方であれば「光洋化学のカットエース つや消し 黒」を使うことをおすすめします。
実際に私も使用している養生テープで、光が当たるところで近づいて見るとテープ貼った感満載ですが
見る角度を変えるとテープが完全に同化して見えるので、遠目で見れば綺麗にロゴ隠しができます。
また上記のテープはバッグのロゴ隠しだけでなく、養生テープとしても使用できるので、ログ隠しでお役御免ということにはなりません。
そしてロゴがあることについては、もう一つデメリットがあります。
これは昨今ではほとんど聞かれなくなったので昔の出来事として聞いて欲しいのですが、一時期はUberEatsのロゴが入りバッグを持っているだけで車に煽られるといったことがあり、UberEatsのロゴを出すことが危険だとも言われていました。
そんなこともあってかUberEatsのロゴ入りバッグも避ける人もいたとか…
しかしながら、昨今ではウバッグ以外のデリバリーバッグを所持する配達員も増え、フードデリバリー配達員みながウバッグを持っているという認識も薄まってきていますし、未だに煽ってくるような人はUberEatsのロゴ入りバッグが標的というよりも、フードデリバリーバッグ所持者全般をターゲットにしており、UberEatsのロゴを隠したところでフードデリバリーバッグを持っているということはバレバレなので、ロゴを隠せば煽られなくなるわけではありません。
(根本的に警察が煽ってくる人を徹底的に取り締まってくれれば万事解決なわけですが…)
中には、UberEatsのロゴは恥ずかしいと思う方もいるかもしれませんが、はっきり言って街中の人達はロゴまで見てないと思いますし、バッグのロゴなんてまだマシな方で、フードデリバリー会社によっては服装までその会社指定の物を着用するという所もあり、そちらの方がよっぽど街中で目立ちます。
ということでUberEatsのロゴがあることで少しデメリットはありますが、配達効率に影響するといったことでもないので、ロゴが気になる方・UberEats以外の他社で配達する方は上記で紹介した方法でロゴを隠してみてはいかがでしょうか。
総合評価
悪い点もあるもののトータル的に考えればウバッグであることのメリットが大きく、効率よく稼ぎたいと思う方なら必須のバッグとも言えます。
より多くの配達をしている方なら分かると思いますが、フードデリバリーをする上でとにかくバッグの大きさは非常に重要な要素で、ウバッグほど配達に適したサイズのバッグは他に見当たりません(今のところは…)
フードデリバリーバッグ選びに迷っていたら問答無用でウバッグ一択!と言っても過言ではないぐらいおすすめのバッグです。
ウバッグの入手方法
ウバックはUberEats WEBショップにて正規価格(4,000円)で購入が可能で黒色と緑色の2色が販売されています。
すでにウバッグを所持している方も いつ何時 現在利用中のバッグが壊れるか分からなく、バッグが壊れてから新しいのを買おうとしたら在庫切れで買えない…ということにもなりかねないので、今後も配達を続けるという方はもしものためにもう1つ予備で所持しておくことをおすすめします。
ウバッグの在庫がない場合の入手方法
上でも説明したようにウバッグは基本的にUberEats WEBショップにて正規価格4,000円で購入することができます。
UberEats WEBショップが開設される前まではAmazonで購入することが主流であり、Amazonでは一時的に配達員が増加傾向になると在庫切れになることもしばしばありましたが、UberEats WEBショップ開設以降は今のところ在庫切れというのも見たことがないので、在庫切れの心配もなさそうですが万が一UberEats WEBショップの在庫が切れていた場合の入手方法を紹介しておきます。
Amazonで購入する
UberEats WEBショップが開設される前はウバッグはAmazonで購入することが正規ルートであり、依然Amazonでもウバッグは販売されています。
しかしUberEats WEBショップ開設以降はAmazonでの販売価格も正規価格(4,000円)を超えることが多々あり、今後はUberEats WEBショップに集約されることが予想されます。
ただUberEats WEBショップも今後タイミングで在庫切れが起こることもありえますので、その場合のAmazonでの購入方法も紹介しておきます。
Amazonで購入する場合は以下のリンク先が正規品のウバッグとなります。
Amazonで販売されているウバッグについては別の販売元から出品されているものもあり、同じウバッグではあるものの値段が正規価格ではないケースが多く品質も問題ないかが保証できないので、できれば正規の販売元から購入することをおすすめし、正規販売元で販売している時の状態が以下となります。
黒(ブラック)の場合はブランドがKI、販売元はUET Japan、発送元はAmazonとなります。
また緑(グリーン)の場合はブランドがUB、販売元はUET Japan、発送元はAmazonとなります。
在庫切れが発生した際は、上記とは別の販売元になり正規価格よりも値上げして販売されます。
何度も言いますがウバッグの正規価格は4,000円です。特別な事情がなければ正規価格より高い値で購入してしまわないよう注意しましょう。
入荷するまで待つ
シンプルな手段ではあるんですが、これが一番いいと思います。
UberEats WEBショップでは正規価格(4,000円)にて購入できますので、緊急で必要!という以外の場合は入荷するまで待ちましょう。
メルカリで入手する
UberEats WEBショップやAmazonでウバッグがない状況でも稀にメルカリで正規価格の4,000円に近いもしくは安い価格で出品されることがあります。
ただし商品は基本的に使用済みの中古品となりますので、それが中古品に抵抗がなければ Amazonで在庫を確認しつつ、メルカリでも探すというのもありかと思います。
また、値段が異様に安い場合は何か罠があるかもしれないので慎重に説明文を読んでから落札するかどうか判断しましょう。
他にも大手オークションサイトのヤフオクという手段もありますが、ここでのウバッグ購入はあまりお勧めしません。
というのも、ヤフオクで出品されているウバッグの多くがオークション形式で落札の上限金額が設定されおらず、オークション形式で出品されている場合の落札価格はその時の在庫状況に沿って決まるため、Amazonに在庫がなければ必然的に値段が上がり、結果的にAmazonの高値の価格とさほど変わりません。
またヤフオクではあらかじめ出品者が決めた即決価格で落札できる商品もありますが、その場合の即決価格も高値となっています。
まれに安い即決価格を設定している人もいますが、落札するために何か条件を提示しており、その条件をのむぐらいなら他所で高値で買った方が良かったりしますのでお勧めしません。
メルカリでもそうですが安い価格の物は何かしらの罠・条件があるので入札する時は商品注意事項など念入りに確認してください。
現在ではUberEats WEBショップにて定価で購入可能な状況のため、メルカリやヤフオクで安く買える可能性もあるので、中古品でも問題なく少しでも安く買いたい方はメルカリ・ヤフオクをチェックするのもありかと思います。
高値承知で購入する
こちらはあまりお勧めできない手段ですが、どうしても早急にウバッグが欲しいという場合は以下のAmazonリンクであれば即購入することも可能です。
物自体はUberEats公式バッグそのものなので問題ありませんが、あくまで正規価格は4,000円ということを理解した上で購入を検討してみてください。
その他 おすすめバッグ
フードデリバリーバッグは個人的には断トツでウバッグがNo.1ですが、それと同等もしくはそれに匹敵するバッグを紹介していきます。
menuバッグ
パッと見 ウバッグの形に似ているように見えますが、似ているのではなくてウバッグとまったく同じ作りです(笑)
製造元が何処か分かりませんが、おそらくUberEats公式バッグと同じ製造元でバッグにプリントされているロゴを変えただけでサイズ・機能性・防水機能すべてウバッグと同じです。
デザインも個人的にはウバッグよりmenuバッグの方がオシャレで色も黒・白・赤と3色あり、しかも値段が3,900円とウバッグより100円安くなっています。
ウバッグと同じ性能でしかもウバッグよりも安いとなればmenuバッグの方がおすすめ!と言いたいところなんですが、勧めにくい理由が2つあります。
購入方法が限られている
勧めにくい理由の1つ目が、menuバッグを購入するためにはmenu配達員として登録完了している必要があり、1人1つしか購入できません。
menuの配達員登録についてはすべてWEB経由ででき面接等もないのですぐに仮登録はできます。
問題は配達員アカウント作成から登録完了になるまでの期間ですが、時期にもよりますが配達員希望者が殺到している時は一ヶ月以上待つこともあり、私も配達員アカウント作成から本登録完了のメールが来るまでに36日かかりました。
また登録完了して無事購入できたとしても、購入は1人1回のみとなっているので、しばらく使ってバッグが壊れて同じものがまた欲しいと思っても購入することができませんので、バッグの色を安易に選んで後からやっぱり違う色が欲しいとなっても購入できないので注意しましょう。
それとバッグ単品の購入でも送料は無料なんですが、初回配達時に受け取りができなく再配達になった場合は別途着払いにて送料が発生するので、そこのリスクも考慮しておいた方がよいかと。
尚、menuバッグはmenuオフィシャルショップにて販売しています。
ロゴの多さ
勧めにくい理由の2つ目がバッグのプリントされているロゴや文字の面積が大きいことです。
UberEats・menuのみで配達する方であればバッグのロゴを隠す必要はないのでこのまま使用できますが、UberEats・menu以外の他社で配達する場合はロゴを隠す必要があります。
あくまでmenuの文字を隠せばいいので数字や他のアルファベットは隠す必要はありませんが、menuの文字隠すなら全部隠した方がいいような気も…
ちなみに黒色のmenuバッグのロゴを隠すのであればウバッグのところで紹介した養生テープがおすすめです。
仕入館バッグ
出前館が運営する「Shiirekan(仕入館)」というショッピングサイトにて販売しているフードデリバリー用バッグです。
仕入館のサイトでは多機能デリバリーリュックという名称ですが、サイト名から「仕入館バッグ」と名付けさせてもらいました。
この仕入館バッグについては私の憶測となりますが、色は違うものの今回紹介しているウバックの1つ前の型番である第3世代UberEats公式バッグ(以下 第3世代ウバッグ)と同じ物ではないかと思っています。
肩ひもの部分についているショルダーポーチなんてウバッグについているものとまったく同じに見えます。
第3世代ウバッグはすでに販売終了となっているので在庫はありませんが、基本的な作りはこれと同じではないかと思っています。
仮にこれと同じだった場合のサイズ・重量は以下となります。
幅36cm × 奥行28cm(拡張時43cm) × 高さ41cm、重量 約2kg
幅・高さは手前から奥にいくつれてサイズが広がり、バッグ奥側の幅・高さについては販売サイトに表記しているサイズよりも大きくなり、全体的に表記以上のサイズになるのではないかと予想しています。
またバッグの下部についてはウバックと同様に拡張が可能で、拡張時の奥行は43cmとなります。
尚、バッグ重量については記載がなかったものの第3世代ウバッグと同様の仕様であった場合は約2kgとなります。
その他機能については販売サイトに具体的な明記はないものの商品画像から判断するに仕切りも付属しており、バッグ内のマジックテープの配置からウバックと同様に仕切りは縦にも横に使用できる感じかと思われます。
これが本当に第3世代ウバッグであるという仮定で話しますが、第3世代ウバッグは私自身配達し始めの頃に知り合いから借りて使用したことがあり、収納サイズは最新のウバックとほぼ同等になり使い方によっては最新ウバッグ以上に商品を積みやすかったりしたので使用感は申し分なしでした。
あくまで第3世代ウバッグと同じであるという前提ではありますが。個人的には最新ウバックに匹敵するフードデリバリー用バッグとなっています。
ただし仕入館バッグは以下の点がいまいちです。
価格が高い
販売価格が5,500円となり、バッグだけの購入だと更に送料550円が上乗せされ6,000円を超えてしまいます…
6,600円以上購入すれば送料無料になるので他の物も一緒に買えば送料負担をなくすことは可能ではあります。
(北海道・沖縄在住の方は送料がべらぼうに高くなるので6,600円以上買うのが必須級となります)
稀にセールで500円程値引きして販売していたりするので、そのタイミングで購入できれば多少お得にはなりますが、それ考えても「安い!」ってことにはなりません…
高い高いと言ってきましたが、このあと紹介するバッグと比べるとそれなりに良心的な価格ではあります。
ただウバックの4,000円と比べると5,000円だとしても高いと感じ、バッグ性能を総合的に見ればウバックよりは劣ってしまうのでわざわざこのバッグを買う必要もないかと。
ウバックの在庫がなくて、どうしても大容量バッグが欲しい時なら買いといったところでしょうか。
防水かどうか怪しい?
商品説明では耐水と謳っていますが、仮に第3世代ウバッグと同様なものだと防水機能は皆無になります。
ただ写真を見る限りウバックと同様に防水加工の生地にも見えるので防水機能があるようにも見えます。
こればっかりは実物を見てみないとわからないので、もし街中でこのバッグを見かけたら近づいてまじまじと表面素材を確認してみようと思います(笑)
長期間使用するとバッグが変形する?
これも第3世代ウバッグと同じ作りであると想定した場合になりますが、第3世代ウバッグは「しゃくれバッグ」とも言われてました、
しゃくれバッグと言われる由来は長期間使っていると以下のようになってしまうためです。
街中でもこのような状態になっているバッグをよく見かけないでしょうか?
ただ私自身 知り合いからしゃくれバッグを借りてしばらく配達していましたが、しゃくれそうな気配はなかったので、もしかしたら丁寧に扱っていればそうならないのではないかとも思っていますが、真相は定かではないのでしゃくれるかしゃくれないかはあなた次第?
DoorDashバッグ
こちらは2021年から日本でもサービス開始となったDoorDash(ドアダッシュ)の公式バッグです。
サイズ・重量は以下となります。
幅40cm x 奥行31.5cm x 高さ48cm、重量 約1.9kg
DoorDashバッグの容量はウバッグとほぼ同等で、奥行・高さに関してはウバッグよりも大きく、配達する商品によってはウバッグ以上に収納しやすくなり、「ウバッグは横幅が大きすぎて、邪魔に感じる」という方には丁度いいバッグかもしれません。
さらに今であれば、DoorDash(ドアダッシュ)配達員に登録すれば無料でバッグをもらうことが可能です。
DoorDash配達員の登録方法については以下の記事をご参照ください。
また、有料ではありますがDOORDASH STORE JAPANにて4,275円(以前まで3,325円でしたがいつの間にか値上がりました…)で購入することもできます。
ただし、DoorDashバッグは以下の点がいまいちです。
バッグ拡張ができない
ウバッグのようなバッグ下部の拡張機能がなく上で記載したバッグサイズ以上にはならなく、ピザ・寿司などの面積が大きいものの収納は難しいかと思います。
ただ元々の奥行サイズが大きいので拡張機能がなくても大抵のものは積むことが可能なので、それほど気になるデメリットではないかもしれません。
防水ではない
実際に実物を手にしてバッグの表面を確認しましたが撥水加工の生地ではありません。
多少の雨水なら平気ではありますが、それは防水ではない他のバッグも同じことで、結果雨の日には基本的にレインカバーを付ける必要が出てきます。
ロゴがある
ロゴについてはウバッグ・menuバッグでも度々話してきたことと同じになりますが、UberEats・ドアダッシュ以外で配達する場合はロゴを隠す必要があります。
テープを使ってロゴを隠す場合、バッグ表面がテープをピッタリ付きづらい素材となっているので、定期的にテープの張替えが必要になり少し手間がかかりそうです。
また、DoorDashバッグの場合はロゴよりも色が奇抜というか目立つというか、中々見かけない色で、まだドアダッシュが展開していないエリアでこのバッグを使用すれば一般人からもそうですが他の配達員からも注目を浴びるそうです(笑)
注目を浴びることが良いのか悪いのかわかりませんが、まだ全国的にも普及していないフードデリバリーサービスのバッグなので店の人・注文者がすぐに配達員と気づいてくれないかもしれません。
まーこのサイズのバッグを背負っていればフードデリバリーだと気づいてくれるとは思いますが。
尚、ドアダッシュバッグの詳細は以下の記事で解説していますので気になる方はこちらもご確認ください。
その他バッグ
ウバッグやDoorDashバッグは大きすぎると思われている方や、ウバッグが欲しいが在庫がなく定価以上で買うぐらいなら他のバッグを買いたいけれどもDoorDashのバッグは機能面やデザイン的にちょっと…などと思われている方向けに、上記で紹介したバッグ以外のフードデリバリー向けバッグを紹介していきます。
ただし個人的にはあまりおすすめできなく、それぞれどこがおすすめできない点なのかも記載していますので、悪い点も踏まえて購入を検討して頂ければと思います。
Yushangバッグ
「Yushang」ってどんなメーカー?って方もいるかと思いますが私もYushangがどんなメーカーかよく知りません(笑)
単純にAmazonのブランド名・商品名の欄に「Yushang」と記載されていたので「Yushangバッグ」と記載しました。
サイズ・重量は以下となります。
幅40.5cm x 奥行25.5cm x 高さ36.5cm 、重量 約2kg
このバッグもウバッグと同様に奥行を拡張することが出来ます。
ただ拡張時のサイズ記載がなく奥行きがどのくらいまで広げることができるのか不明ですが、ウバッグの拡張具合を考慮しYushangバッグのサイズを考えると外寸で奥行 約40cmになりそうな感じです。
各社公式のフードデリバリー用バッグを除くと現時点ではこれがもっともサイズが大きく、個人的はこの「Yushangバッグ」がウバッグ代用の最有力候補だと思っています。
サイズではウバッグよりもやや小さいもののバッグの拡張機能のあり、ロゴもないということでこのままUberEats以外の他社でも配達可能です。
そんな優れものに見えるバッグですが以下の理由であまりおすすめすることができません。
防水ではない
Amazonの商品説明には防水と書いていますが、バッグ表面生地の見た目 及びレビューコメントにより防水ではないということが分かります。
防水ではないことはしょうがないとしても、商品説明であたかも防水であるという記載には悪意も感じ 商品そのものを信用して良いのかという不安さえ感じます。
価格が高い
定価が5,999円します。
(現在プライム会員の場合は5,399円で購入可能)
ウバッグがこれよりもサイズが大きく・防水機能もあって4,000円ということを考えると5千円後半は高すぎるかと。
100歩ゆずってウバッグが安すぎるだけで、もしかしたら適正価格はこのぐらいかもしれません。
ただAmazonレビューを見ると、物によってはバッグがすぐに破損するという報告もあり、価格と商品の品質が釣り合っていない気も。
当然ながら製造の過程で品質の当たりハズレはあるかもしれませんが、どうも適当に製造している感じもして安心して購入しづらい感じもします。
とはいえサイズ的には中々手頃なサイズなのでAmazonレビューを見た上で、上記の価格でも欲しいと思う方は使ってみてはいかがでしょうか。
デリバリーバッグ 小
特に名称がなかったこととサイズ的に小さいことから「デリバリーバッグ 小」という名称にしました。
サイズ・重量は以下となります。
幅33.5m × 奥行26cm x 高さ41cm、重量 約1.5kg
このバッグはウバッグ同様にバッグ下部を拡張することができ、拡張時のサイズは以下となります。
幅33.5cm × 奥行35cm x 高さ41cm
またウバッグを真似たのか、色は黒・緑の2色あります。
サイズ的には先程紹介した「Yushangバッグ」よりもさらに小さいくなるものの、バッグ拡張機能と防水機能があり、コンパクトなバッグの中ではかなり優秀かと思われます。
しかしこのバッグも以下の理由であまりおすすめすることができません。
価格が高い
黒色が定価で5,699円、緑色が5,299円します。
現在、黒色は500円オフクポーンが、緑色は5%オフクポーンがついており、いずれも実質5,000円ちょいで購入できます。
クポーンで少しは安くなってはいるものの、このバッグもウバッグの4,000円と比べると全然高いです。
サイズが想像以上に小さい
個人的にはこれが一番致命的な欠点で、上の寸法を見てもらえれば分かりますがとにかくバッグが小さいです。
拡張なしの状態では積めれる商品もかなり限定されてくるので、常時拡張した状態にしておかないとかなり不便に感じると思います。
以下の画像はピザボックスの寸法となりますが、バッグの寸法で見ると「12インチ」までは収納可能に見えます。
ただバッグの外寸の幅が33.5cmということで内寸はもっと小さくなるため12インチボックスは正直収納できるかどうか怪しいです…
また故意的にバッグを大きく見せていることに悪意が感じられます。
商品説明の画像のバッグがあたかも大きいように見せており、どう見ても合成にしか見えない画像もあり、サイズを確認せずに画像のイメージだけで購入すると痛い目を見ます。
こんな商品画像を使うぐらいなので、表記しているサイズも正直疑わしく本当に上記のサイズがあるか怪しいものです。
紹介しておいてなんですが、上記の理由からおすすめしにくいバッグではあります。
ただ、サイズが小さいことを承知で、できるだけコンパクトなバッグが欲しいという方はこのバッグが良いかもしれません。
ただし、念のためもう一度言いますが商品画像の見た目以上に小さいバッグなので積める商品が限られてくることを承知の上で購入してください。
Cherrbollバッグ
名称については「Yushangバッグ」の時と同様にAmazonのブランド名・商品名の欄に「Cherrboll」と記載されていたので「Cherrbollバッグ」と記載しました。
サイズ・重量は以下となります。
幅33.5cm x 奥行25.5cm x 高さ41cm 、重量 約1.4kg
上記の「デリバリーバッグ 小」の拡張なし、防水なし版といったところでしょうか。
こちらのバッグは一時期Amazonで「Uber バッグ」と検索するとトップに出てきて、Amazonの評価数も非常に多くかなり売れたバッグかと思われ、街中でもCherrbollバッグはよく見かけるようになりました。
しかしこのバッグも以下の理由であまりおすすめすることができません。
防水でない
商品名・商品説明文に防水と書かれていますが、バッグ表面の生地を見る限りどうみても防水ではありません。
どんな手段を使ってでも商品を売りたいのか、防水ではないのに防水を謳うのは悪意も感じ 商品そのものを信用して良いのかという不安を感じざる得ません。
価格が高い
定価は4,559円で、現在セール特価で3,053円となっており、セール特価の価格であればウバッグより安いのですが、サイズ・機能を考えるとまだ高く、2,000円ぐらいが妥当ではないでしょうか。
サイズが想像以上に小さい
こちらはデリバリーバッグ 小と同様に致命的な欠点で、とにかくバッグが小さいです。
拡張機能もないため積めれる商品がかなり限られてきて、少し大きめの丼もの容器(ラーメンなど)あたりだと平の状態でバッグに収納できるか怪しいものです。
UberEatsの配達で言えばダブル案件(2件同時に配達)はおろか、1件でも注文量が多いとこのバッグでは収納不可になります。
そしてこれもデリバリーバッグ 小と同様になりますが、商品説明の画像のバッグがあたかも大きいように見せており、実物はもっと小さいので注意してください。
正直、表記されているサイズも疑わしく本当に上記のサイズあるか怪しいもので、私自身 実物を手にしたことがないのでサイズの真意は分かりません。
ただサイズ感については最近だと街中でこのバッグを使用している人を多く見かけるので、信号待ちとかで止まっていたら近くで見てもらえれば実物がどのくらいの大きさか分かります。
ということでもこちらも紹介しておきながら批判的な評価が多くなってはしまいましたが、コンパクトが故に目立ちにくく、これを背負ったまま店で買い物することもギリギリ可能かと思うので、購入したけどやっぱり小さかったということであれば買い物用バッグとして利用してみてはいかがでしょうか。
付録バッグ
商品名には「ショッピングバッグBOOK」とありますが本自体は数ページで、今どきのよくある付録の方が実はメインという商品です。
サイズ・重量は以下となります。
幅25cm x 奥行16cm x 高さ36cm 、重量 約500g
今回紹介したバッグの中では一番小さく、はっきり言うとフードデリバリーには向いていません。
奥行が外寸で16cmしかないので丼もの容器は積むことはまず難しいでしょう。
値段は2,690円と決して安いとは言えませんが、公式バッグ以外の高い価格のバッグと比較すればそれなりに良心的な価格かと。
また商品説明画像でバッグの表面は撥水加工されていると記載しており、見た目的にも水を弾きそうな生地に見えますが、実物を見たところ水をもろに吸収する生地なので、防水ではありませんので注意してください。
これだけ酷評しておいて何故今回紹介したのかと言いますと、先程紹介したデリバリーバッグ 小やcherrbollバッグもサイズ的には使い物にならないので、それならフードデリバリー以外の普段の生活で使っても違和感ないデザインのこちらのバッグの方がまだマシかと思った次第です。
フードデリバリーを体験してみたいという方は最初これで少し配達して、配達を本格的にやろうと思ったらウバッグを買って、このバッグは普段の買い物で使うという運用がおすすめです。
各バッグ比較表
今回紹介してきたバッグを表にしましたので、比較用にご利用ください。
※menuバッグはウバッグ(UberEats公式バッグ)とまったく同じスペックなので表からは省いています。
まとめ
様々なフードデリバリー用バッグを紹介しましたが、おすすめは断トツでウバッグです。
次点で仕入館バッグとなり、値段がやや高い・防水ではないという問題はあるもののウバッグに匹敵する使いやすさなので、人によってはこちらの方が使い勝手が良いかもしれません。
ウバッグと仕入館バッグの二つを所持して晴天・曇りの時は仕入館バッグ、雨の日はウバッグという具合で使い分けるのも悪くないかと思います。
それ他バッグもそれぞれ特徴あるものになっているのでご自身の配達スタイルに合わせて購入を検討してみるといいかもしれません。
それ以外にも、昨今ではフードデリバリー需要が増加したことも相まって、Amazonのフードデリバリー用バッグの取り扱い商品数も増えており、今回紹介したバッグよりも良いバッグがあるかもしれません。
Amazon内で「フードデリバリーバッグ」のキーワードで検索すると多数のバッグが出てきますので、自分が納得する商品を探して頂ければと思います。
特に「デリバリーバッグ 小」「cherrbollバッグ」のサイズに近いバッグの種類が急激に増えているので、小さいサイズのバッグでも構わないという方はAmazonで検索してみるのもいいかもしれません。
ただし粗悪品も多数で回っている模様で やらせの商品評価コメントも紛れたりしていますので、くれぐれも慎重に購入をご検討ください。
今後はウバッグ自体も新しいものが発売されるかもしれませんので、新たなウバッグやウバッグ以上におすすめなデリバリーバッグが出たら、本記事も更新していくので定期的に本記事を覗いて頂ければと思います。
また、フードデリバリー用バッグ以外で配達に必要なアイテムを以下の記事にて紹介しており、持っておくと配達効率がアップするものも多数あるので、より快適な配達ライフのためにも参考にして頂ければとおもいます。
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