今回は現役配達員が厳選したおすすめのフードデリバリー配達用バッグをランキング形式で紹介していきます。
各バッグごとに容量・機能性・使いやすさ などの情報から おすすめする理由を詳しく解説していきます。
UberEats・出前館・Wolt・menuで配達を始めたいけど どのバッグを選んだ良いか分からない方・買い替えを検討している方・今使っているバッグに不満がある方など配達員には必見の内容となっています。
フードデリバリーバッグの評価基準
ここでは各フードデリバリーバッグにランキングを付けるにあたっての評価基準を紹介していきます。
すぐにデリバリーバッグランキングを見たい方は「配達用デリバリーバッグ ランキング」へお進みください。
まず、本記事のフードデリバリーバッグのランキングは以下の評価基準をベースに作成しています。
フードデリバリーバッグにランキングを付けるにあたって以下の選考基準を
保温・保冷機能
フードデリバリーは基本的には食事を運ぶことになるので商品を受け取ってから極力鮮度を変えずお届けすることが望ましく、フードデリバリー配達において保温・保冷機能があるバッグを使用する必要があります。

本記事ではフードデリバリー用のバッグを紹介するということで、保温・保冷機能があることは必須条件としています。
また、今回紹介するバッグごとに保温・保冷機能の違いは基本的にないことから この評価基準による優劣の差はないものとしています。
容量
個人的にはデリバリーバッグを選ぶ上で非常に重要な要素であり、バッグ容量と配達効率は比例すると言っても過言ではありません。
バッグ容量が大きければ多くの商品を収納できるのはもとより、商品の出し入れもスムーズにおこないやすく配達効率アップにも繋がります。
昨今のフードデリバリー配達では2件同時配達はもとより3件同時配達も存在し、それらの案件に対応するためにも容量が多い配達バッグが必要となってきます。
当然2件・3件同時配達をすべきかは配達員が判断することなので、容量が小さい配達バッグであれば それらの案件は拒否すれば良いだけの話です。
ただ、「複数案件を配達したかったのに配達バッグに収まらず断念した」となっては機会損失であり、配達バッグの容量が少ないということは自ら配達の機会を失うことになります。
そうしたことを考慮すると容量が大きいことに越したことはないわけで、容量の大きさを評価基準の1つとしています。
機能性
配達バッグを使用する上で あると便利であろう『小物などの収納スペース』『仕切り板』『防水機能』などを示し、これらの機能がバッグに備わっているかどうかを評価していきます。
配達用バッグに『保温・保冷機能』『バッグ容量』が重要であることは前述しましたが、それ以外のプラスアルファの要素があることでさらにバッグの性能は向上します。
ただし、プラスアルファの要素は人によってはマイナスとなることもあるので、多種多様の機能があることが必ずしも優れているというわけではありません。
そういったことも考慮して各バッグごとに「どういった機能が備わっているか」「その機能は本当に使えるのか」なども紹介していくので、それらの機能が本当に自分に適しているかを ご判断ください。
使いやすさ
使いやすさとは実際に配達バッグを使用する時に必要となる動作『背負った際の印象』『商品を出し入れのしやすさ』などを示します。
配達バッグは使用してなんぼの物であり、容量・機能などのスペック面だけは本当に使いやすいか判別が難しくもあります。
そうしたスペック情報だけでは分からない使用感を、私自身が実際に使ってみた感想を交えて 各バッグの使いやすさを評価していきます。
また、『バッグの外観』も使いやすさの評価基準の1つとしており、今回は複数のフードデリバリー(UberEats・出前館・Wolt・menuなど)での稼働を考慮して、配達バッグに各社のロゴが入っている場合は減点対象としています。
ちなみにUberEatsは自社以外のロゴ入りバッグも使用可で、それ以外の出前館・Wolt・menuなどは自社以外のロゴ入りバッグは使用不可となっています。
ただ、昨今ではロゴに関する規制もそこまで厳しくなく 他社のロゴが入ったバッグでの配達も暗黙の了解となっている部分もあるのでロゴの有る無しはそれほど重要な要素ではないかもしれません。

配達用デリバリーバッグ ランキング
ここではランキング形式でおすすめの配達用デリバリーバッグを紹介していきます。
各バッグごとに容量・機能性・使いやすさ それぞれの項目で5段階評価をおこない、評価の理由も詳しく解説していきます。
<第1位> UberEats 公式バッグ


容量
機能性
使いやすさ
フードデリバリーバッグの決定版!これを買っておけば間違いなし!
堂々1位に輝いたのはフードデリバリー配達バッグの代名詞とも言えるUberEats公式バッグとなります。
UberEats公式バッグは何度かリニューアルをしており上記のバッグが4代目なことから第4世代バッグとも呼ばれており、配達員からはウバッグ(ウーバーイーツー+バッグの略称)とも呼ばれています。
フードデリバリー配達員の間でも最も使用率が高いであろう配達バッグで、知名度と性能を兼ね備えた名実一体の一品となっています。
尚、UberEats公式バッグは黒と緑の2色ありますが、色違いによる性能の差はありません。
次からはUberEats公式バッグが上記の評価に至った理由を、以下の項目ごとに詳しく紹介していきます。
製品スペック
UberEats公式バッグの基本情報(製品スペック)は以下となります。
・寸法⇒幅45cm × 奥行28cm(拡張時 43cm) × 高さ45cm
・重量⇒2.85kg
・価格⇒4,000円
バッグの寸法に関して、各部位の寸法は以下となります。

また、以下の画像のようにバッグ下部を拡張し奥行を広くすることが可能で、拡張時のサイズは以下となります。

上記のバッグ下部の拡張により、ピザや寿司などの平面が広い商品の収納が可能となります。
そして、UberEats公式バッグには保温・保冷素材の仕切り板が1枚付属しており、バッグ内を上下・左右と自在に分けることも可能です。


それ以外にもバッグの両サイドにはメッシュポケットがあり、ペットボトル・タオルなどなど小物を収納することができます。
また、裏面にはバイク・自転車の荷台に固定するためのパーツも装備されています。

使用感
まず、商品の出し入れ方法は大きく分けて3通りあります。
もっとも基本的な出し入れ方法はバッグ上部のマジックテープで固定された上蓋をあけて行います。

2つ目の出し入れ方法は、バッグ側面のファスナーを下し正面部分を開封します。

3つ目の出し入れ方法は、拡張部分のファスナーを開けて 拡張した正面部分だけを開封します。

上記のように商品を出し入れする方法が様々あり、バッグ容量が大きいことから大抵の商品は簡単にバッグに収納することが可能で、商品の出し入れもスムーズにおこなえます。
また、背面部分及びショルダーハーネス(肩紐)にソフトパッド(クッション材)が入っていて、バッグを背負った際の負担を和らげ、チェストストラップも付いているため安定して背負うことができます。

1つ気になるのはバッグ重量で、これは人により感じ方が変わりますが、何も商品を入れていない状態でも そこそこの重さがあり、稼働する季節によっては背負うのが結構しんどいかもしれません。
ただ、長時間背負っていても背面部分のクッションやチェストストラップのおかげで背中・肩が痛くなるということはなく、バッグ重量も使っていくうちに慣れてくるかと。
良い点・悪い点
ここではUberEats公式バッグの良い点・悪い点を紹介していきます。
良い点 | 悪い点 |
---|---|
容量が大きい 機能性が抜群 防水 コスパが最高 | 重たい ロゴがある |
UberEats公式バッグの長所は容量の大きさと機能性に優れている点で、数多くある配達用バッグの中でも最高峰と言っても過言ではありません。
さらには防水加工も施されているので雨天時でも中身の商品を濡らさずに配達することが可能です。
そして、これだけの機能を兼ね備えていながらも4,000円と非常にリーズナブルな価格になっています。
ただし、容量・機能が優れている反面 バッグの重量が2.85kgと他のバッグに比べて重いという短所があります。
特にバッグを背負って配達する人には この重量が少々負担になることもあり、ロゴ付きという点も人によっては短所となることから 冒頭の評価「使いやすさ」も これらの短所を考慮して星4という評価にしました。
ただ、重量については少し加工することで軽量化することができ、ロゴも安価で簡単に且つ綺麗に消すことができ、これらの短所を改善する具体的な方法は以下の記事にて解説しています。

Amazonには6,000円ぐらいでロゴ無しバッグも販売されていますが、そちらをざわざわ買わずとも上の記事内容を実践した方が遥かに良いと思われます。
「重いバッグはNG」「ロゴ付きのバッグはNG」という理由で購入を避けている方は上の記事を一読頂き、改めて購入すべきかどうかを判断して頂ければと思います。
こんな人におすすめ
- 配達効率を求める人
- 配達初心者から上級者まですべての人
- 製品のコストパフォーマンスを求める人
バッグの容量・機能性が優れていることから商品の収納できる量が多く 収納もしやすいため、より快適に配達したいという人に適したバッグであり、全配達員におすすめできる配達バッグとも言えます。
また、これだけの性能でありながら価格が4,000円と破格な値段であり、製品のコストパフォーマンスを求めるのであればUberEats公式バッグ一択です。
とにかく配達バッグ選びに迷ったらこれ!と言えるおすすめの配達バッグです。
尚、UberEats公式バッグの購入方法については「各バッグの購入方法」にて紹介しているので、そちらをご参照ください。
<第2位> 2-WAYコンパクト配達バッグ


容量
機能性
使いやすさ
最強のサブバッグ!使用用途は配達に限らず!
第2位になったのはUberEats公式バッグの1つである2-WAYコンパクト配達バッグとなります。
こちらは2022年9月発売と比較的新しめの商品ですが、UberEats公式バッグの1つとしての注目されており徐々に知名度を上げている配達バッグとなります。
尚、本記事ではこの2-WAYコンパクト配達バッグを、以後 UberEatsコンパクトバッグという名称で呼んでいきます。
次からはUberEatsコンパクトバッグが上記の評価に至った理由を、以下の項目ごとに詳しく紹介していきます。
製品スペック
UberEatsコンパクトバッグの基本情報(製品スペック)は以下となります。
・寸法⇒幅38cm × 奥行25cm(拡張時 37cm) × 高さ38cm
・重量⇒1.45kg
・価格⇒3,300円
バッグの寸法に関して、各部位の寸法は以下となります。

また、以下の画像のようにバッグ下部を拡張し奥行を広くすることが可能で、拡張時のサイズは以下となります。

上記のバッグ下部の拡張により、ピザや寿司などの平面が広い商品の収納が可能となります。
尚、UberEatsコンパクトバッグには仕切り板はなく、バッグ中身にマジックテープもなくシンプルな作りとなっています。

温かいもの・冷たいものを同時に運ぶ場合は別途仕切り板や緩衝材などを用意する必要があります。
そして、2-WAYコンパクト配達バッグという名の通り、背負う・肩にかける の2つ方法で持ち運びが可能です。


尚、ショルダーハーネス(肩紐)は下画像のようにバッグ内に収納することが可能です。

それ以外の細かい仕様については以下の製品レビュー記事にて詳しく紹介しているので、Uberコンパクトバッグを より知りたい方はご参照ください。

上の記事では第1位のUberEats公式バッグ(第4世代バッグ)との比較もしていますので、配達バッグ選びに迷った方も参照して頂ければと思います。
使用感
商品の出し入れは基本的にバッグ上部の上蓋をあけて行い、フタはファスナーで固定されています。

ただ、このフタ部分のファスナーが少々硬く 使っていくうちに徐々にほぐれていくものの、他のファスナー開閉のバッグに比べてやや開けにくい印象があります。
そして、正面からも商品の出し入れが可能で、こちらは基本的にバッグ拡張時に使用する部分となります。

正面の開封はファスナーでおこない、こちらのファスナーはスムーズに開閉することができます。
バッグサイズは1位のUberEats公式バッグの一回り小さい印象で、大抵の商品は出し入れもスムーズにおこなえますが、少し大きめの商品だと収納するのに若干手間取ることがあります。
バッグの重さは1位のUberEats公式バッグの約半分となっており、UberEats公式バッグを使い慣れた人ならUberEatsコンパクトバッグの軽さに驚くことでしょう。
そして、背面部分及びショルダーハーネス(肩紐)にソフトパッド(クッション材)が入っていて、チェストストラップも付いているので快適且つ安定して背負うことができます。
良い点・悪い点
ここではUberEatsコンパクトバッグの良い点・悪い点を紹介していきます。
良い点 | 悪い点 |
---|---|
使用用途が豊富 軽くて持ちやすい 防水 コスパがいい | 容量がやや小さめ ファスナーがやや硬い ロゴがある |
バッグを背負えて・肩にもかけられることから使用用途も配達に限らずアウトドアなどの様々なシーンで使用することもできます。
そして、バッグ重量も軽く長時間の配達でも疲れにくく、普段運動しない方でも楽に持ち運ぶことが可能です。
さらには防水加工も施されているので雨天時の持ち運びにも優れています。
価格(3,300円)についてはUberEats公式バッグほどのお得感はありませんが、それでも配達バッグの中ではかなり安い部類に入ります。
短所としては、コンパクトバッグという名称通り容量は小さめで2件以上の同時配達や大量商品の案件には不向きなことです。
また、もっとも開閉する箇所であるフタのファスナーがやや硬いことが難点で、バッグを使い始めの時は商品の出し入れにやや苦戦するかもしれません。
あとはUberEatsのロゴが入っているため 配達以外で使うときに「ロゴ入りは恥ずかしい…」と思う方には適さないかもしれません。
ただ、ロゴについては安価で且つ簡単に消すことができ具体的な方法は以下の記事にて解説しているので、「ロゴはNG」と思う方はご参照ください。

こんな人におすすめ
- フードデリバリー初心者
- サブバッグを求めている人
- 配達以外のシーンでも使いたい人
バッグ容量が若干小さいものの、重量が軽いことから 配達未経験の方・配達を初めて間もない方にはもってこいの配達バッグとも言えます。
また、サブバッグとして非常に優秀で、背負う・荷台に固定するなどの様々な使用シーンに対応可能なことから、追加バッグが欲しい方にも適したバッグとなっています。
それ以外にも、普段は背負って配達・オフの日は肩掛けでアウトドアと使用用途も多岐に渡り、使用範囲はフードデリバリーにとどまりません。
どの使用用途にも対応できる堅実な配達バッグとも言えます。
尚、UberEatsコンパクトバッグの購入方法については「各バッグの購入方法」にて紹介しているので、そちらをご参照ください。

<第3位> 出前館デリバリーリュック

容量
機能性
使いやすさ
ウバッグに匹敵する性能を持つ隠れた名品!
第3位になったのは 出前館公認の出前館オリジナルデリバリーリュックとなります。
紹介しておいてなんですが こちらのバッグはまだ未発売であり 私はモニター募集で当選しバッグを入手することができただけで、基本的には現状入手することができません。
現状入手できないものの個人的にはおすすめできる配達バッグなので、発売に先取り紹介させてもらいます。
尚、本記事ではこの出前館オリジナル デリバリーリュックを出前館公式バッグという名称で呼んでいきます。
次からは出前館公式バッグが上記の評価に至った理由を、以下の項目ごとに詳しく紹介していきます。
製品スペック
出前館公式バッグの基本情報(製品スペック)は以下となります。
・寸法⇒幅38~47cm × 奥行31cm(拡張時 43cm) × 高さ42~45cm
・重量⇒2.2kg
・価格⇒未定
バッグの寸法に関して、各部位の寸法は以下となります。

また、以下の画像のようにバッグ下部を拡張し奥行を広くすることが可能で、拡張時のサイズは以下となります。

上記のバッグ下部の拡張により、ピザや寿司などの平面が広い商品の収納が可能となります。
それと、出前館公式バッグは他の配達バッグとは形状が少し異なり、全体的に台形の形となっています。

このことから寸法も少し特殊になります。
そして、出前館公式バッグには仕切り板が1枚付属しており、バッグ内を上下・左右と自在に分けることも可能です。


それ以外にもバッグ側面にはメッシュポケットとファスナーポケットがあり、ペットボトル・タオルなどなど小物を収納することができます。
また、裏面にはバイク・自転車の荷台に固定するためのパーツも装備されています。

基本的な作りは1位のUberEats公式バッグと非常に類似しており、UberEats公式バッグを意識して作られたのではないでしょうか。
使用感
バッグの開封方法・バッグ容量・背面部分(背負う箇所)の作りは基本的にUberEats公式バッグと同じ作りとなっているので これらの使用感はUberEats公式バッグの項目をご参照ください。

UberEats公式バッグとほぼ同様のバッグ容量であることから、商品の出し入れもスムーズにおこなえます。
ただ、出前館公式バッグはバッグ全体が台形という少し変わった形状になっていて、この台形であることの恩恵が不明ではあります。
何かの意図があってこの形にしたのでしょうけど、現状この形状のメリットが見出しづらいかと。
そして、UberEats公式バッグともう1つ異なるのはバッグ重量で、出前館公式バッグの方がやや軽めとなっているので背負いやすさはUberEats公式バッグを上回るとも言えます。
とは言え、バッグ重量は2kgを超え配達バッグの中では重い部類に入るので 背負うのが楽ということでないのでご注意ください。
良い点・悪い点
ここでは出前館公式バッグの良い点・悪い点を紹介していきます。
良い点 | 悪い点 |
---|---|
容量が大きい 機能性に優れている | やや重たい ロゴがある 防水ではない |
出前館公式バッグの長所は容量の大きさと機能性に優れている点で、1位のUberEats公式バッグに匹敵する配達バッグとなります。
ただし、容量・機能性がある反面、UberEats公式バッグほどではありませんがバッグ重量が重いという短所もあります。
もう1つの短所としてロゴ付きという点も人によってはマイナス要素で、ロゴ自体も結構大きく ロゴを隠すにも一手間かかってしまいます。
そして、このバッグの最大の短所は防水機能がないことなのかと。
ただし、この欠点については出前館バッグ専用のレインカバーを使うことで回避することができます。

しかし、レインカバーを使用する場合は商品を出し入れする際に取り外さなくてはいけないという手間もあり、この手間を良しとするかどうかで このバッグの評価も変わってくるのかと。
それと、価格面については現状未発売であることから取り上げませんでしたが、私の予想だと実売価格は6,000円前後になるのではないかと思っており、もしそうなるとコスパがやや悪いという短所も増える可能性があります。
こんな人におすすめ
- 配達効率を求める人
- 雨の日に稼働しない人
- 出前館での配達がメインな人
バッグの容量・機能性が優れていることから商品の収納できる量が多く 収納もしやすいため、より快適に配達したいという人に適したバッグであり、配達を専業とする方にはおすすめの配達バッグとなります。
また、バッグ表面には防水機能はなく専用のレインカバーがあるとは言え 配達中の着脱の手間を考慮すると「雨の日は配達をしない」という方 向けの配達バッグではないでしょうか。
そして、バッグにでかでかとDemaecanと記載されていることから 出前館配達がメインの人向けのバッグとも言えます。
ただ、ロゴはテープで隠すこともできますし、文字はアルファベットで それほど出前館感を押し出しているわけではないので 稼働スタイルによってはそのままの状態で他社配達も可能かと。
「UberEatsの配達バッグはありきたりすぎてつまらない」という方は使ってみてはいかがでしょうか。
尚、現時点では出前館公式バッグは未発売であり、今後販売状況が分かり次第 本記事でもお伝えしていきますので、出前館公式バッグが気になる方は本記事をちょくちょく覗いていただければと思います。
<第4位> VARNIC デリバリーバッグ
容量
機能性
使いやすさ
スキマ時間の配達には強い味方!
第4位になったのはVARNICというブランドから販売されているデリバリーバッグとなります。
過去には出前館の公認バッグとして出前館が運営する飲食店向け仕入れサービスサイトの仕入館でも取り扱っていた製品となります。
※現在は仕入館での販売は終了し、基本的にはAmazonで購入するかたちとなります。
尚、本記事ではこのVARNICデリバリーバッグを、以後 VARNICバッグという名称で呼んでいきます。
次からはVARNICバッグが上記の評価に至った理由を、以下の項目ごとに詳しく紹介していきます。
製品スペック
VARNICバッグの基本情報(製品スペック)は以下となります。
・寸法⇒幅35cm × 奥行25cm × 高さ44cm
・重量⇒1.38kg
・価格⇒3,680円(定期的にセール開催)
バッグの寸法に関して、各部位の寸法は以下となります。

尚、1位~3位までの配達バッグは拡張することができましたが、VARNICバッグには拡張機能はありません。
VARNICバッグには仕切り板が2枚付属しており、以下の画像のようにスペースを細かく分けることができます。

またバッグ側面には蓋つきのポケットとメッシュポケットがあり小物を収納することが可能です。


それ以外の細かい仕様については以下の製品レビュー記事にて詳しく紹介しているので、VARNICバッグを より知りたい方はご参照ください。

上の記事では第2位の2-WAYコンパクト配達バッグ(UberEatsコンパクトバッグ)との比較もしていますので、VARNICバッグを検討している方は参考にして頂ければと思います。
使用感
商品の出し入れは基本的にバッグ上部のフタをあけて行い、フタはバックルとマジックテープの2ステップ構成となっています。


そして、もう一つの商品の出し入れ方法として、バッグ側面のファスナーを開けることにより正面から商品の出し入れが可能となります。

尚、上蓋は閉じたままでも正面を開封することが可能です。
バッグサイズは2位のUberEatsコンパクトバッグをほんの少しだけ小さくした印象で、商品サイズが少し大きくなると収納に手間取ってしまうことがあります。
バッグの重さは1.38kgとかなり軽く、ショルダーハーネス(肩紐)にソフトパッド(クッション材)が入っていて、チェストストラップも付いているので安定して楽に背負うことができます。

ただし、バッグ背面側にはソフトパッドはないため、バッグを背負った際に若干ゴツゴツする印象があります。
良い点・悪い点
ここではUberEatsコンパクトバッグの良い点・悪い点を紹介していきます。
良い点 | 悪い点 |
---|---|
軽い 防水 ロゴがない | 容量がやや小さめ コスパがやや悪い |
VARNICバッグの最大の長所はバッグの軽さであり、長時間 背負って稼働しても疲れにくいというメリットがあります。
さらには防水加工が施されているので雨天時の配達も可能で、ロゴがないため好きな時に好きなフードデリバリー会社で稼働することができます。
短所としては、バッグ容量がやや小さめで2件以上の同時配達や大量商品の案件には不向きなことで、商品量が多い場合だと収納に手間取ってしまうことがあります。
そして、容量・機能の割には製品価格がやや高め(3,680円)なのも気になる点で、UberEatsのバッグと比較すると どうしても高く感じてしまいます。
ただし、価格についてはAmazonにて定期的にセール価格で販売しているので、セール価格で考えればコスパもそれほど悪くないとも言えます。

急ぎでない方は 安くなるのを待って買うのもありかと思います。
こんな人におすすめ
- フードデリバリー初心者
- フードデリバリーを適度にこなしたい人
- 買い物バッグとしても使いたい人
バッグ容量が若干小さいものの、重量が軽いことから 配達未経験の方・配達を初めて間もない方に適したバッグとも言えます。
ただし、バッグ容量はそれほど大きくないため 専業でガッツリ運ぶというよりも 自分のペースで適度に配達をしたい方向けの配達バッグとも言えます。
また、ロゴがないことから どのフードデリバリー会社でも気軽に稼働することができ、配達以外の普段の買い物時にも使用することができるバッグとなっています。
尚、VARNICバッグの購入方法については「各バッグの購入方法」にて紹介しているので、そちらをご参照ください。
<第5位> KAIDOM デリバリーバッグ
容量
機能性
使いやすさ
超軽量で超快適!ただし配達効率はダウン…
第5位になったのはKAIDOMというブランドから販売されているデリバリーバッグとなります。
特に有名なブランドというわけではなく、数ある中の配達バッグの1つとなります。
尚、本記事ではこのKAIDOMデリバリーバッグを、以後 KAIDOMバッグという名称で呼んでいきます。
次からはKAIDOMバッグが上記の評価に至った理由を、以下の項目ごとに詳しく紹介していきます。
製品スペック
KAIDOMバッグの基本情報(製品スペック)は以下となります。
・寸法⇒幅33.5cm × 奥行26cm(拡張時 35cm) × 高さ41cm
・重量⇒1.23kg
・価格⇒4,780円(ごく稀にセール開催)
バッグの寸法に関して、各部位の寸法は以下となります。

上の画像は正面部分拡張時のものとなり、拡張していない時の奥行は26cmとなります。
KAIDOMバッグには仕切り板が2枚付属しており、以下の画像のように上下に商品を分けることができます。

またバッグ側面には蓋つきのポケットとメッシュポケットがあり小物を収納することが可能です。


使用感
商品の出し入れは基本的にバッグ上部のフタをあけて行い、フタはマジックテープとファスナーの2ステップ構成となっています。
そして、正面の拡張部分からの商品の出し入れも可能で、ファスナーで開封するかたちとなります。
バッグサイズは4位のVARNICバッグをほんの少しだけ小さくした印象で、少し大きな商品だと収納に手間取ってしまうことがあります。
バッグの重さは1.23kgと今回紹介する配達バッグの中では最も軽くなります。
軽いながらも 背面部分及びショルダーハーネス(肩紐)にソフトパッド(クッション材)が入っていて、チェストストラップも付いているので快適&楽に 且つ安定して背負うことができます。


良い点・悪い点
ここではKAIDOMバッグの良い点・悪い点を紹介していきます。
良い点 | 悪い点 |
---|---|
軽い 防水 ロゴがない | 容量が小さい コスパが悪い |
KAIDOMバッグの最大の長所はバッグの軽さであり、背中周りの作りもしっかりしているので長時間 背負って稼働しても疲れにくい仕様となっています。
さらには防水加工が施されているので雨天時の配達も可能で、ロゴがないため好きな時に好きなフードデリバリー会社で稼働することができます。
短所としては、バッグ容量が小さく2件以上の同時配達は非常に難しいうえに 普通の配達でも商品量が多い場合だと収納に手間取ってしまう心配もあります。
そして、容量・機能の割には製品価格が高い(4,780円)のも気になる点で、これを買うならUberEatsのバッグの方がお得と感じてしまいます。
ただし、グレー色のタイプであれば若干お安く購入できる(3,980円で販売していることもある)ので、色にこだわりがなければ価格が安いグレーを選ぶのもありです。
こんな人におすすめ
- フードデリバリー初心者
- スキマ時間で配達をしたい人
- 買い物バッグとしても使いたい人
バッグ容量が若干小さいものの、重量が軽いことから 配達未経験の方・配達を初めて間もない方に適したバッグとも言えます。
ただし、バッグ容量は小さいためフードデリバリー専業には不向きで、どちらかという普段の生活の中の空いた時間にちょっとだけ配達したいという方に向いたバッグです。
また、ロゴがないこととバッグがコンパクトであることから 、買い物用バッグとして使用することもできます。
尚、KAIDOMバッグの購入方法については「各バッグの購入方法」にて紹介しているので、そちらをご参照ください。

まとめ
ここでは これまで紹介してきた各配達用デリバリーバッグの一覧表・各バッグの購入方法をはじめ、バッグ選びのポイントなどを解説していきます。
デリバリーバッグ一覧
今回紹介した各配達用デリバリーバッグのスペックを一覧表でまとめました。
基本的には各バッグの項目で紹介してきた内容となりますが、『折り畳み』という項目を新規で追記しています。
この『折り畳み』とはバッグを折り畳たんで持ち運びができるかどうかであり、今回紹介したバッグはすべて基本的に可能です。
ただし、折り畳んだ状態で簡単に持ち運べるのは第1位のUberEats公式バッグだけです。

第1位のUberEats公式バッグは上の画像の折り畳んだ状態でも背負うことが可能です。
他のバッグは折り畳んで保管する分には問題ありませんが、持ち運ぶとなると袋か箱に収納する必要があり 現実的に折り畳んで持ち運ぶことには適していません。
このことを考慮すると、配達目的で頻繁に遠征する方はUberEats公式バッグ一択とも言えます。
各バッグの購入方法
ここでは今回紹介した配達用デリバリーバッグの購入方法を紹介していきます。
まず、1位と2位のUberEatsバッグは以下のUberEats WEBショップで購入することができます。
当然ながら適正価格(定価)で購入でき 送料も無料なので、使わない手はありません。
尚、公式WEBショップの使い方については以下の記事で紹介しているで、利用前に一読頂ければと思います。

また、以下のmenuオフィシャルショップでも1位のウバッグと同性能のバッグを購入することが可能です。
バッグ表面のロゴ以外の製品仕様はウバッグと同じであり、価格も3,900円とウバッグよりも100円安く、カラーも定番の黒をはじめ豊富なラインナップとなっています。


購入にはmenu配達員への登録が必要なことと支払い方法はクレジットカードのみという条件はありますが、ロゴが気にならない方はこちらの方が良いかもしれません。
それ以外にも1位のウバックと同スペックでオリジナルデザインのバッグもあります。


こちらはウバッグよりも値段が少々高くなりますが「個性的なバッグが欲しい!」という方にはおすすめのバッグとなります。
続いて3位の出前館公式バッグについては未発売商品となるので現状購入する手段がありません。
今後、仕入館から販売される可能性が濃厚で、販売が開始され次第 本記事でも販売情報をお伝えしていきます。
4位のVARNICバッグと5位のKAIDOMバッグについてはAmazonでの購入がおすすめです。
上記のバッグは定期的にセール価格で販売することがあるので、急ぎで必要がないようであれば定期的にAmazonをチェックし価格が安くなったタイミングで購入することをおすすめします。
バッグ選びに迷っている人へ
本記事では5種類のフードデリバリー配達用バッグを紹介してきましたが、これ以外にも多数のバッグが販売されており選択肢は非常に多く、バッグ選びに迷われる方も多いのではないでしょうか。
配達用バッグは基本的に実店舗では取り扱っていないため、購入前に商品のサイズ感・質感などが分からないという問題もあります。
ただ、購入前に実物のバッグを確認する簡単な方法があり、それは街中に出ることです。
昨今では街中の至る所にフードデリバリー配達員がおり、皆何かしらのバッグを使用しています。
そして、街中に出ればバッグの確認だけでなく各配達員が配達バッグをどのように使っているのか、自転車・バイクの荷台にどうやって固定しているのか など より多くのことを参考にすることができます。
より近くでバッグを見たいのであれば、配達員が普段から待機している場所(マクドナルドなど)に行ってみると良いかもしれません。
ネット検索で中々良いバッグが見つからないという方は外出して自分のお気に入りのバッグを探してみてはいかがでしょうか。
最後に
今回は現役配達員である私が厳選したおすすめのフードデリバリー配達用バッグを紹介してきました。
『これからフードデリバリー配達を始める方」をはじめ『バッグの買い替えを検討している方』『今使っているバッグに何かしら不満がある方』は本記事の内容を参考に自分に合ったバッグを検討してみてください。
今の配達バッグで問題ないと思っている方も、本記事の内容を元に今使っている配達バッグが本当に自分にとってベストかどうか今一度考えてもらえればと思います。
本記事をきっかけに自分に合ったベストな配達バッグを見つけて頂ければ幸いです。
それでは良い配達ライフを。



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