効率良く稼ぐコツ7選 -稼げる配達方法-【Uber Eats・出前館・Wolt・menu】

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本記事ではフードデリバリー配達において効率良く稼ぐために必要な配達ノウハウをすべて公開していきます。

専業・副業問わず すべての配達員にとって役立つテクニック・攻略法なのでフードデリバリー配達に関わるすべての方に必見の内容となっています。

目次

最初に

まず、より効率良く稼ぐために重要なのが「テンポ良く配達する」ことです。

理想的な配達は常にピックアップ先かドロップ先に向かっている状態であることであり、絶え間なく配達し続けれることが重要となってきます。

そうしたテンポ良く効率的に配達するためのコツが以下となります。

この上記の各コツを次の項目から詳しく解説していきます。

また、各項目の解説前に一つだけ使用する用語について補足説明させてもらいます。

フードデリバリー会社から配達員へ注文(配達案件)が来ることを、各社ごとに「リクエスト」「オファー」「注文依頼」などと呼び方が異なっていますが、本記事ではこれらを『配達依頼』という呼び方に統一していきます。

1. 移動速度を上げる

ピックアップ先・ドロップ先への移動速度が上がれば配達時間の短縮に繋がり結果的に同じ時間でより多くの配達が可能となり配達効率が上がります。

シンプルなコツではありますが、移動速度というのは配達にとって重要な要素でもあります。

ただし、このコツは「言うは易く行うは難し」で言うのは簡単なものの実践しにくい部分もあるのが難点ではあります。

そうした、実践するには少々ハードルが高いコツではありますが、長期的な稼働においての効果は抜群となるため できるだけ早い段階で実践することをおすすめします。

次から この「移動速度を上げる」コツの具体例を自転車バイクの各項目ごとに解説していきます。

自転車の場合

自転車の移動速度に関しては基本的にロードバイククロスバイクママチャリの順で早くなるので、純粋に移動速度を上げるのであればクロスバイク・ロードバイクがおすすめです。

ただし、配達業務をトータルして考えるとロードバイクが必ずしも優れているわけではなく、案外 電動付きママチャリの方が優れていたりもします。

ママチャリが優れている点としては「電動による走行補助」「カゴの取り付け」「施錠のしやすさ」などで、ロードバイクでも同じことはできなくもないんですが それをやるなら最初からママチャリタイプにした方が良いかもしれません。

個人的に配達に最適と思われる自転車はブリヂストンから販売されているTB1eです。

クロスバイクタイプの電動自転車で 長時間稼働に耐えうるバッテリーを搭載し カゴを付けても違和感がないデザインで施錠もしやすく 配達には最適な車種となっています。

また、電動付きが必須ということではなく、坂が少ないエリアであれば電動の恩恵は薄くなるので、ご自身の稼働エリア・稼働スタイルにあった最適な車種を選んで頂ければと思います。

車体は気軽に変更できるものではありませんが、より適切な車体にすることで配達効率が大幅にアップするので、もし車体変更を検討しているのであれば できるだけ早いタイミングで変えることをおすすめします。

自転車を変えなくても早くすることはできる

自転車を変えずとも移動速度を上げる方法があり、それは「サドルの高さ」です。

理想的なサドルの高さは「ペダルを一番低い位置にした時に軽く膝が曲がるくらいの高さ」となります。

この適正なサドルの高さにすることによって漕ぐ力が自転車にしっかりと伝わり 同じ脚力でも より早く走れるようになります。

特に同じ自転車を長く使い続けている人程 サドルの高さが適切でないことが多いので、一度 サドルの高さが本当に適切かどうか確認してみてはいかがでしょうか。

バイクの場合

バイクに関しては、結論から先に言うと50cc超(51cc以上)のバイクをおすすめします。

50cc超を薦める理由は2つあって、1つ目の理由は「法定速度」です。

バイクのcc(排気量)により法定速度が異なり、50cc以下は時速30km・51cc以上は時速60kmとなります。

50cc以下のバイクでも物理的には時速30km以上で走行することは可能ですが、警察に取り締まられてしまうデメリットもあるので、配達で急いだあまりにスピード違反で罰金を払うということも…

そして、50cc超を薦める2つ目の理由は「2段階右折が不要」なことです。

50cc以下のバイクは片側3車線もしくは片側2車線でも原付2段階右折の標識がある場合は2段階右折が必要となり、これが地味にタイムロスとなります。

上記2つの理由から配達業務に関しては圧倒的に50cc超バイクに軍配が上がります。

ただし、バイクの場合は新たに購入するハードルが高い上に、50cc超のバイクに乗るためには普通二輪免許が必要となるため、人によっては免許取得の手間も発生します。

更には自転車からバイクに変えた場合は自転車以上の維持費も発生してしまうデメリットもあり 気軽に変更できるものではありません。

ただ、配達報酬で考えれば自転車よりもバイクの方が効率良く稼げるので、自転車による運動効果などの付加価値なしで純粋に報酬が欲しいという人はバイクでの稼働をおすすめします。

バイクを購入することはハードルが高く「今購入して安定して稼げるのか?」という不安もあるかもしれません。

ただ、今の移動手段で不満があり それが新たなバイク購入で解決するのであれば 1日でも早くバイクを購入することをおすすめします。

言うは易く行うは難し なコツではありますが、移動手段というのは配達をする上でのベースとなる部分でもあるので自分の稼働エリア・稼働スタイルに合った適切な車種・車体を選んでみてはいかがでしょうか。

2. 地理を把握する

地理を把握することで目的地への移動時間を短縮でき、配達効率を上げることができます。

その地理を把握するために重要な要素が以下となります。

次から上記の各要素について詳しく解説していきます。

ピックアップ先への経路を把握する

ピックアップ先(店舗)までの移動経路を把握することで配達効率アップに繋がりますが、これは極一部の店舗のみ対象となり、大半の店舗は移動経路を意識する必要はありません。

その経路を把握すべき極一部の店舗とは商業施設など店舗までの経路が複雑な所であり、それらの店舗については最短ルートを把握しておくべきです。

「店舗への行き方なんて一度行けば覚えるし、特に意識する必要はないのでは?」と思われる人もいるかもしれませんが、本当にそのルートが最短ですか? 自転車・バイクを停める場所は適切ですか?

普段からよく行く店舗への経路が 実は遠回りだった… ということであれば毎回無駄に時間を浪費していたことになってしまいます。

そうした無駄な時間を減らすために今一度 店舗までの移動経路が本当に最適なのかを確認してみてください。

また、Uber Eatsで配達する際に 初めて行く店舗で行き方が分からないと判断したら その配達依頼をキャンセルするのもありです。

キャンセル前に店舗情報のスクショを撮り、自宅に戻ってからネット等で最適経路を調べれば 次からスムーズにいけるようにすれば キャンセルも無駄にはなりません。

とにかく、ピックアップ先(店舗)への最短経路を把握することは地味に大事なことなので お忘れなく。

ピックアップ先からの移動経路を把握する

ピックアップが完了したら次に向かうのは基本的にドロップ先(注文者)となるわけですが、移動開始と同時に地図を見ずにある程度の距離は進めるようにすることが理想です。

どんな店舗・エリアからでも最初に進む500mぐらいは どの方角であっても 多くて6,7方向ぐらいの経路しかありません。

これらのすべての経路をしっかりと把握しておけば、ピックアップが完了したと同時に動き出すことができ配達効率がアップします。

そして、地図を確認するのはある程度進んでからで、信号待ちなどの停止が必要な時に確認するようにすればタイムロスなく目的地に向かうことができます。

こうした動きは どの店舗・エリアからもできるのが理想ですが、まずは普段からピックアップが多いエリアからの移動経路を把握するだけで構いません。

まずは「1番稼働率が高いエリアからの移動経路を把握し、次に2番目・3番目に稼働率が高いエリアからの」という具合に徐々に経路を把握するエリアを増やしていきましょう。

住所を把握する

「住所を把握する」とは住所名を見た時に それがどの場所であるかを瞬時に判断することであり、住所の具体的な場所を把握することも配達効率アップに繋がります。

ただ、昨今 各社の配達アプリでは配達依頼の段階で丁寧に地図を表示してくれて、住所をまったく知らない人でも移動場所が瞬時に分かるようになってきてるので 住所を把握する必要性は薄まってきています。

とは言え、住所を把握することで配達効率アップに繋がることは間違いないので 住所を覚えておくことに越したことはありません。

そして、「住所を把握する」ことの具体例として、実際の地図を例に紹介していきますが、以下の地図は東京都新宿区のものになります。

ドロップ先の住所が「新宿区西新宿」と分かった瞬間にどの位置にあるかを理解し、即座に移動方向が分かることが住所を把握するということになります。

普段からよく稼働するエリアに関しては地図上の地名を覚えておくことをおすすめします。

ただ、地図を覚えてくださいというのは「言うは易く行うは難し」であり、意外にも覚えるのが困難であったりもします。

そこで 本記事では地図の地名の覚えるコツを紹介していきますので、地名・場所を覚えるのは苦手という方は以下の方法を試してみてください。

住所を覚えるコツ
手順
地形を覚える

まずは該当するエリアの形を覚え、そのエリアに隣接するエリアも覚えておきます。

覚えるエリアの形は地図とまったく同じ形である必要はなく、ざっくりとした形で覚えてもらっても構いません。

手順
稼働率が高い地域の位置・形を覚える

普段から稼働することが多く、よく聞く地名の位置・形を覚えます。

覚える地域の形については地図通りの形ではなく丸・三角・四角といった感じでざっくりとした形でも構いません。

とにかく各地域の位置関係を ある程度 把握しておきましょう。

手順
隣接する地域を覚える

手順2で覚えた地域に隣接する地域の位置・形を覚えます。

これも手順2と同様に、地域の形については地図通りの形ではなく丸・三角・四角といった形で覚えて構いません。

すべての地域を覚える必要はない

新宿区の地図を見ると非常に地域分けが細かく、これらをすべて覚えるのは困難です。

このように地域が細かく区切られている場合は、配達で良く聞く地域から覚えるようにしてください。

すべての隣接地域を覚える必要はなく、配達する機会が多い地域に絞っても全然OKです。

また、地域の名前がある程度共通しているところは まとめて覚えるのもありです。

新宿区で言えば「市谷」と付く地名は多数あり これらは基本的に隣接しているので、ひとくくりに「市谷」という地名で覚えてしまっても構いません。

手順
さらに隣接する地名を覚える

手順2,手順3と同様に、更に隣接する地域の位置・形を覚えていきます。

これを新宿区のみならず渋谷区・千代田区なども同様に把握する地域を増やし、徐々に把握する住所を拡大していきます。

以上が住所を覚えるコツとなります。

上記のようにパズルのピースをはめる感覚でいけばエリアも覚えやすくなるので、是非この方法を試してみてください。

また、こうした地図はネット上に多数掲載されているので、自分が見やすい地図をブックマークなどしておいて いつでも見れるようにして、寝る前・稼働前に見れば 更に覚えやすくなります。

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3. 梱包を早くする

まず、ここでの「梱包」とは商品をバッグにしまう・出すことを示します。

実のところ効率良く配達できるか否かは梱包のスピードにかかってくると言っても過言ではなく、梱包に要する時間を減らすことで配達効率を大幅に上げることができます。

その梱包を早くするためのコツは以下となります。

次から上記のコツについて詳しく解説していきます。

バッグの容量を大きくする

バッグの容量大きくする すなわち大きいバッグを使用することで より梱包を早く行うことができます。

バッグのサイズが大きければ、そのだけ多くの商品が収納しやすくなり 商品の出し入れもしやすくなります。

具体的なおすすめバッグは以下の記事にて紹介しているので、気になる方はこちらをご参照ください。

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また、バッグ容量を大きくする方法は大きいバッグを使用するだけではなく、バッグの数を増やす形でもOKです。

ただ、バッグ数を増やすためには使用する車体がそれらに対応している必要があるわけで、自転車であればカゴ・荷台が必要になります。

例えば、ママチャリで前カゴがある場合は「背負ったバッグ」+「前カゴ」という具合で2カ所の収納スペースができる上に、温かいもの・冷たいものの分別も容易になります。

ちなみにカゴを使用する場合は、そのカゴにあった保温保冷バッグを用意することをお忘れなく。

くれぐれもむきだしのカゴに商品を入れて運んでしまわないようご注意ください。

このようにして、できるだけ多くの商品を収納できるように今一度 使用中のバッグの構成が適切かを考えてもらえればと思います。

インナーバッグはNG

インナーバッグとは配達バッグの中に別の保温保冷バッグを入れることで、配達員の間では「バッグ in バッグ」とも呼ばれています。

では、このインナーバッグが何故NGかと言うと、インナーバッグをやってしまうとバッグ容量が小さくなるからです。

昨今ではUber Eatsは2件・3件のマルチ配達が当たり前になってきていて 一度に運ぶ商品の量も増加傾向にあり、1件配達でも容量が大きい商品だと インナーバッグのせいでそれすら収納できないこともあります。

バッグの容量が足りなければインナーバッグを取り出して対応できますが、それをやることで無駄な時間が発生します。

もちろんインナーバッグに綺麗に収まってくれれば より良い状態で商品を運ぶことができるというメリットがあります。

ただ、インナーバッグに入れるために手間暇かけて時間を浪費するぐらいなら、インナーバッグなしで1秒でも早く梱包して届ければ方が 商品をいい状態で届けられるのかと。

こうした理由からインナーバッグは無駄に時間を浪費するだけで配達効率を下げる要素でもあるので おすすめしません。

しかし、全配達員インナーバッグが無意味かと言うとそうでもなく、軽貨物のように複数のバッグを所持できるのであればインナーバッグを使用するのも大いにありです。

くれぐれもバッグ1つしか持てないのにインナーバッグという無駄の極みの行為だけはおこなわないようにしてください。

バッグをカスタマイズする

商品の収納・出し入れをしやすくなるようバッグをカスタマイズすることでも梱包を早くできるようになります。

配達バッグを購入した時のまま使用している配達員の方が多いかと思いますが、使っていて不便に感じる部分はないでしょうか?

何か不便に感じるところがあって、それが商品の収納・取り出しをやりづらいくしているということであれば使いやすくなるようバッグを改造することをおすすめします。

私はウバッグを使用していますが、よりバッグを使いやすくするために フタ部分はマジックテープからマグネットに変え仕切り板も付属しているものは使わずに自分で作成した仕切り板を使っています。

これらの具体的なカスタマイズ方法については以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はご参照ください。

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バッグカスタマイズについては これが正解!というものはないので各配達員の稼働スタイルにあったカスタマイズ方法を探して頂ければと思います。

車両の乗り降りを早くする

これは商品の梱包とは直接関係ないのですが、商品梱包の際に同時に発生することなので ここで紹介させてもらいます。

そして、ここで言う乗り降りを早くするというのは施錠・解錠を早くすることを示します。

自転車・バイクを乗り降りするスピード自体はどの人も大差はありませんが、施錠・解錠は鍵の種類によっては大幅に時間が変わってきます。

では、どういった施錠が早いかについては、自転車を例に紹介していきますが、おすすめなのが馬蹄錠(リング錠)と呼ばれるロック方式です。

最近のママチャリであればお馴染みの施錠方法となり、施錠・解除ともにスピーディーにおこなうことができます。

逆におすすめしないのがワイヤータイプ暗証番号タイプのロックです。

これらは施錠は早くできも解錠に時間がかかることが多く、ワイヤータイプだと それを持ち運ぶ手間も発生し、ワイヤーロックで更に施錠が暗証番号式だと余計に時間がかかります。

これらの施錠・解錠の速度についてはクロスバイク・ロードバイクだとママチャリに比べて不利とも言えます。

当然、クロスバイク・ロードバイクでもリング錠を取り付けることは可能なので、より配達効率を上げたいのであれば施錠方法を変えてみるのも十分にありかと。

とにかく、今の施錠・解錠方法がスムーズに行っていないという人はこれを機に見直してみてはいかがでしょうか。

配達における車両の施錠・解除時間は軽視されがちな要素ですが、地味に重要となってくるので今の施錠・解錠方法がスムーズでないと感じたら これを機に見直してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、最速の施錠・解除方法は鍵をかけないことです。

私自身も まず盗難に遭うことがないという場所であれば鍵をかけないことが多々あります。

くれぐれも「戻ってきたら車両が無かった…」なんてことにならないよう、少しでも盗難の危険性を感じたら鍵をかけることをお忘れなく。

4. 報酬よりもドロップ先を重視する

配達依頼を選定する上で重要なのは報酬よりもドロップ先を重視することで、これが配達効率アップに繋がります。

本記事の冒頭でも言いましたが、効率的に配達するためにはテンポが大事で、テンポを良くするためには配達が終わったらすぐすぐに次の配達をおこなっていることが理想です。

その すぐに次の配達をおこなえるようにするためにはドロップ先の場所が重要となってきます。

ドロップ先のことを一切考えず報酬単価だけで配達依頼を選定していては 到底テンポが良い配達はできず、結果的に稼げていないということも多々あります。

そうならないためにも常にドロップが終わった後の次の配達の動きも想定して「良いドロップ先」を重視していくべきです。

誤解して欲しくないのが「報酬を完全に無視しろ」というわけではありません。

配達依頼の中にはドロップ先が悪いことを差し引いても受諾すべき高額な報酬の案件もあったりするので、時には報酬を重視した方が配達効率が良くなることもあります。

ただ、報酬単価は同じ日・時間帯で そうそう変動するものではなく 大抵は距離相応の金額となるので、報酬を選別したところで さほど変わるものではありません。

このことから配達依頼を受ける段階で、「この報酬は距離に対して割に合わない…」と吟味せずに 良いドロップ先であれば多少報酬が安くても受諾してテンポ良く配達した方が稼げます。

では、「良いドロップ先」とはどういったものなのかを。次に説明していきます。

良いドロップ先とは

『良いドロップ先』は 基本的にドロップ完了後すぐに次の配達に移行できる場所 すなわち店舗が近くにある場所です。

より多くの店舗が密集し 配達依頼が入りやすい場所であればあるほど良いドロップ先となり、それらに近い場所でドロップを完了できるのが理想です。

どの場所が良いかについては 各配達員の稼働する時間帯で変わってくるので、こればっかしは配達経験を重ねて自分で見つける必要があります。

また、良いドロップ先というは必ずしも店舗の近くとは限らず、配達終了間近の時であれば自宅方向が理想ということになるので、ご自分の稼働状況によっても良いドロップ先の条件が変わってきます。

このように良いドロップ先は稼働時間・稼働状況による変化するものでもあるので、常に「今の良いドロップ先がどこなのか」を意識しながら配達依頼を選定してみてください。

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5. 拒否案件を増やしすぎない

効率良く配達するためには、無駄に時間がかかる案件を避け 配達依頼を厳選することも必要となります。

ただ、拒否する案件を増やしすぎると 逆に選択肢が減ってしまい、配達依頼を受諾できる機会を損失し かえって効率が悪くなってしまうことがあります。

こうしたことから、拒否する案件は最小限に留めておきたいところでもあります。

では具体的にどのような案件を拒否していくことが良いのか、次に私自身の選定方法を交えながら解説していきます。

拒否する基準は?

まず自分の中で「絶対に行かない所」「条件によっては行く所」をあらかじめ決めておくことです。

絶対に行かない所」は どんな条件であろうが行かない店舗・届け先で、配達依頼でこれらの場所が該当すれば速攻で拒否します。

次に「条件によっては行く所」は、行くかどうは 配達条件次第で受諾するもので、店舗がこれに該当した場合は届け先や報酬が良ければ受諾するといった具合に臨機応変な対応をしていきます。

このように自分の中で「絶対に行かない所」「条件によっては行く所」を分類することで、配達依頼を受諾するか否かの選択もスムーズになります。

では、「絶対に行かない所」「条件によっては行く所」をどうやって決めていくかについて 私自身の選定条件を踏まえて詳しく解説していきます。

絶対に行かない所

まず、ピックアップ先(店舗)で「絶対に行かない所」に該当するのが「特定の商業施設内にある店舗」です。

これに該当させるかの判断は車両を降りてから徒歩でその店舗への移動に要する時間で決めてしますが、私の場合は片道で5分以上かかる店舗を該当させることにしています。

次にドロップ先(お届け先)については「絶対に行かない所」に該当するのが「部屋の到着まで時間がかかるタワマン」です。

具体的に対象となるタワマンは、エレベーターが1基(搬入用のみ)しか使えないところです。

タワマンについての詳細説明は本記事では省略しますが、タワマンによっては入館しやすい所もあるので、タワマンだからという理由だけで拒否してしまうのはもったいないです。

できればどのタワマンも一度は行き、時間がかかると分かってから「絶対に行かないリスト」に入れるという具合にすれば機会損失することもないのかと。

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条件によっては行く所

ピックアップ先(店舗)で「条件によっては行く所」に該当するのは調理待ちになることが多い店舗です。

そして、3回連続で5分以上待たせる店舗は「絶対に行かない店舗」に昇格させ しばらくの間行かないようにします。

ポイントは「しばらくの間」ということで、時間経過で その店舗のオペレーションが変わったりして調理待ちが改善されることもあるので、数カ月後に再度訪れて 確認することもあります。

条件によっては行く店舗の具体例がマクドナルドで、ピーク時間は極力行かないようにしています。

ただ、ピーク時間は絶対に行かないかというとそうでもなく、店舗まで行って仮にキャンセルした場合でも時間ロスがほぼ無い位置の時は ワンチャンすぐに商品回収できるのを狙って寄ってみることもあります。

次にドロップ先(お届け先)については「条件によっては行く所」に該当するものは特になく、強いて言えば配達依頼が来る望みがまったくない僻地の家が該当します。

条件によっては行く所は、稼働時期・時間帯・配達進行具合など様々な要素が絡み合って決まるので、各配達員の経験に基づいて決めてもらえればと思います。

以上が拒否する案件の選定条件となりますが、これらは私個人の判断基準となるので必ずしも この選定条件がベストというわけではありません。

とにかく「絶対に行かない所」は極力少なくするようにして、拒否案件を増やしすぎないようにしてください。

6. 個々の作業を機敏にこなす

配達業務に関わる1つ1つの作業を機敏にこなすことで 効率良く配達することができます。

本記事では配達業務において主要となる部分にスポットを当てて効率アップ方法を紹介していますが、これ以外にも効率アップすべき作業は多数あります。

効率アップすべき その他の作業については割愛しますが、要するに配達を開始してからその日の配達が終わるまでの全作業が対象であり、これらすべてを機敏にこなす必要があります。

では、その1つ1つの作業を機敏にこなすためのポイントを次に紹介していきます。

「1秒でも早く」を意識する

個々の作業を機敏にこなすコツは「配達を1秒でも早く完了させる意識することです。

「どうすれば配達時間をもっと短縮できるのか?」と自問自答を繰り返していければ自ずと各作業時間が短縮され、結果 配達全体のスピードも向上していきます。

作業をより早くするための具体例を挙げると、「商品の直接受け渡しの際に注文者の部屋の前で商品を取り出してからインターホンを押していませんか?」

私の場合は基本的にインターホンを押してから商品を取り出すようにしています。

というのもインターホンを押してから注文者が玄関に出てくるまでに多少の時間を有し、その僅かな待ち時間の間に商品を取り出せば最短で渡すことができます。

たかが数秒の短縮ですが、もしかするとその数秒の差でエレベーターが違う階に行ってしまい、結果的に数分ロスするということもあり得ます。

当然例外のケースも存在し バッグから取り出しづらい商品などは注文者を待たせないように予め商品を出してからインターホンを押すようにしています。

要はケースバイケースで、状況に応じた最適・最速な行動を心掛けることが重要となります。

1つ注意して欲しいのは、本当に1秒でも早くを実行する必要はなく あくまで意識する程度に留めておくことです。

「1秒でも早く」を実行しようとして焦ってしまい事故を起こしては元も子もありません。

注意一秒 怪我一生 というように安全確認する時間はしっかり確保した上で、少しでも早い配達を目指すようにしてください。

アイテムを揃える

さて、上では「1秒でも早く」意識することが重要と言いましたが、意識するだけではどうしてもスピードアップに限界がきます。

そうしたスピードアップを補助してくれるのが各種アイテムです。

各種アイテムとは配達に関連するありとあらゆるグッズであり、配達バッグを始めウェア・オプションパーツなど種類も多数あります。

今回は私が個人的におすすめしたい2つのアイテムを簡単に紹介していきます。

おすすめしたい1つ目のアイテムはスマホホルダーです。

もはや 使っていない配達員はいないというぐらい使用率が高いアイテムですが、その中でも特におすすめなのが以下の2機種です。

何故、上記のスマホホルダーがおすすめかと言うと、いずれも片手でスマホの着脱ができるからです。

1回の配達でスマホをスマホホルダーから最低でも2回(ピックアップ時・ドロップ時)着脱する必要があり、上記のスマホホルダーを使えばスマホ着脱作業の時間も短縮でき、配達効率もアップします。

そして、おすすめした2つ目のアイテムは緩衝ウレタンです。

こちらは配達バッグ内の梱包に使用する製品となりますが、これを使用することで商品の梱包が素早くでき、それによって配達全体に要する時間も短縮でき より効率良い配達ができるようになります。

具体的には以下の画像のように使用していきます。

具体的な使用方法については以下の記事で詳しく解説しているので本記事では省略しますが、とにかく使い勝手が抜群に良いアイテムであり、より配達効率を上げたい人であれば必須アイテムとなります。

このように配達に関する各種アイテムを取り揃えることで配達効率も格段に向上していきます。

そして、これはあくまで一例でこれ以外にも配達の効率アップに貢献してくれるアイテムは多数あります。

どのアイテムが自分に適しているかは配達員それぞれの配達スタイルによっても変わってくるので、皆が使っているアイテムが必ずしも自分に適合しないこともあります。

「もっと効率良く配達するためにどんなアイテムが必要なのか」「今使っているアイテムが本当に適しているのか」ということを今一度考え、自分にあった最適なアイテムを取り揃えてみましょう。

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また、逆に一見すると便利そうに見えて実は配達効率を低下させているアイテムもあり、これらについては以下の記事にて詳しく紹介しているので、時間があればこちらも一読頂ければと思います。

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7. 配達員が少ない時・場所を狙う

自分の稼働しているエリアに配達員が少ないことも効率良く配達する重要な要素となります。

自分の周囲にいる配達員の数が少なければ それだけ注文依頼も来る確率も上がり、場合によっては報酬単価も上がることがあり一石二鳥とも言えます。

では、配達員が少ない時・場所というのは どういったケースなのでしょうか。

それらを次から詳しく解説していきます。

配達員が少ない時とは

配達は基本外で行うものであり、外でおこなう仕事は気候が悪ければ悪い程 働きたくないという心理が働き 必然的に稼働する人も減ってきます。

このことから気温が著しく高い もしくは低い時間帯(夏の日中・冬の夜中)は稼働する配達員が少ないタイミングとも言えます。

また、早朝・深夜の時間帯も比較的配達員が少ない傾向にあります。

ただ、早朝・深夜は注文数自体も減少傾向となるので、運が悪いと普段よりも効率が悪くなることもあるのでご注意ください。

そして、季節・時間帯関係なく 最もお勧めな稼働タイミングは雨の日です。

雨の日は配達員数が通常より少なくなることはもとより、配達報酬の増加が見込め最も効率良く稼げるタイミングとも言えます。

ただし、雨稼働は稼ぎやすい反面 普段の天候の時と比べて配達しづらい部分も多々あり、雨の日が稼げると分かっていながら雨稼働を敬遠する人もいるのではないでしょうか。

そうした雨稼働が苦手な人でも、雨の日に快適に稼働できるようにするための雨対策方法を別記事にて紹介しているので、より効率良く配達したい方は以下の記事も一読して頂ければと思います。

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また、夏・冬 稼働に役立つ情報も以下の記事にて紹介しているので、より過酷な気候でも効率良く稼働したいという方は以下の記事もご参照ください。

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配達員が少ない場所とは

配達員が少ない場所とは、注文数に対しての配達員数の割合が より少ないエリアを指し、これらのエリアでの稼働が配達効率アップにも繋がります。

ただし、配達員が少なければどこでもいいわけではなく、ある程度の注文数が見込めるエリアである必要もあり、注文数が多いながらも配達員が少なめのエリアを選別することが重要となってきます。

では、理想的な配達員が少ない場所は具体的にどこでなのでしょうか。

本記事の冒頭でノウハウをすべて公開すると言いましたが、この具体的な場所だけは申し訳ありませんがお伝えすることができません…

お伝えできない理由は2つあって、1つ目は 常に配達員が少ない場所は存在しないからです。

仮に私が具体的な場所を教えても それが どの時期・時間帯問わず常に配達員が少ないとも限らないですし、各店舗の経営状況によっても エリアの良し悪しが変わる可能性があるからです。

これまでは配達員の割合も程よい具合だったのに、突然マクドナルド新店がオープンして一気に配達員が増え 環境が変わるということも十分あり得ます。

そして、2つ目の理由は、単純に他の配達員に来て欲しくないからです(笑)

私が「このエリアがおすすめです!」と言っても それほど影響力もないでしょうし、そもそも物理的に行くことができない人の方が圧倒的に多いので、おすすめエリアを紹介したところで増える配達員数もたかが知れています。

しかし、それでも 自分が好んで稼働するエリアには1人たりとも配達員が増えて欲しくないというのが本音であります。

そうした理由から 具体的なおすすめエリアだけはお伝えできないわけで、こればっかしは自分自身で見つけて頂ければと思います。

番外編

ここでは、効率良い配達をする上で抑えておくべきことを紹介していきます。

配達効率アップとは直接関係ありませんが、配達員として知っておくべき心構えでもあるので一読頂ければと思います。

差がつく 3つの行動

これは心得の話とはなりますが、上記の7つのコツに匹敵するほど重要な話となり配達の効率アップを目指す上で 知っておくべきことでもあるので、必ず目を通して頂くようお願いします。

効率良く配達できるかどうかを決めるのは、実のところ 3つの行動の違いしかありません。

その3つの行動とは ズバリ配達依頼を受諾する」「配達依頼を拒否する」「どこへ行くかです。

この3つの行動を適切にこなすことが配達において最も重要であり、これをしっかりおさえておけば自ずと配達効率もアップします。

では、この3つの行動を具体的にどうこなしていくかを次から、以下の内容に分けて解説していきます。

※細かいことを言えば「どの車両(自転車orバイクor軽貨物)で配達するか」も重要な行動に含まれますが、これらは人によっては変更できないこともあるので省略します。

配達依頼を受諾する・拒否する

この2つの行動については表裏一体なのでまとめて解説していきます。

まず、配達依頼を受諾し配達をしないことには報酬は発生しませんので、配達依頼の受諾は配達員にとって必須の行動でもあります。

しかし、なんでもかんでも受諾していては効率が良い配達はできず、時には拒否して配達依頼を厳選していくことも必要となります。

そうしたことを踏まえると、配達の拒否は非効率からの脱却でもあり、拒否自体には報酬は一切発生しませんが長い目で見れば 効率良く報酬を得るための手段とも言えます。

こうしたことは配達をやっていればすぐに気づくことではありますが、受諾するか・拒否するかの判断というのはベテラン配達員でも迷うところであり、この判断を的確にできて はじめて効率が良い配達ができるとも言えます。

では、どうすれば適切な受諾・拒否ができるのか、こればっかりは 配達経験を積んでいくしかありません。

ただし、漠然と経験を積むだけでは的確な判断力は身に付きません。

実際に配達依頼の受諾・拒否を繰り返しながら、受諾・拒否の判断が誤っていたと感じたのであれば、「何故誤った判断だったのか」をじっくり考えてみてください。

受諾した依頼はあとから配達履歴で確認し、拒否した依頼で特に迷ったものについてはできる限りスクショを撮り あとから確認できるようにしてください。

このように、しっかりと考えることを繰り返すうちに判断力が研ぎ澄まされてきます。

どこへ行くか

配達において、何も配達依頼を受けていない時にどこへ行くかは非常に重要で、行先次第で効率良く稼げるかどうかも大きく変わってきます。

本記事で紹介してきたコツをいくら実践しようとも稼げないエリアにいってしまえば その効果も激減してしまいます。

それぐらい稼働するエリアというのは稼ぐ上で重要な要素となり、どんなに有能な配達員でも稼働するエリアが悪ければ 効率が良い配達はできません。

逆を言うと、有能な配達員は自ずと稼げるエリアで配達をしています。

稼げる稼働エリアというのは純粋に注文が入りやすく報酬単価が高い傾向にある所を示すわけですが、こればっかしは自分の足で見つけていくしかありません。

仮に私が「東京のどこどこが稼げます!」といっても、大阪在住の人からすればまったく無意味な情報であり、わざわざ東京に行くのなら大阪でも同様に稼げるエリアを探したが方が遥かに効率が良くなります。

こうしたことから自分が無理なく移動できる範囲内で 最も効率良く稼げるエリアを探す必要がありますが、多少遠方であっても移動時間・交通費を考慮しても十分稼げるということであれば遠征するのもありかと思います。

もし、どこに行けば良いか分からないという場合は、「うばちず」というアプリがおすすめです。

うばちず

うばちず

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これはUber Eats加盟店マップが見れるアプリで、このアプリ上で店舗が密集しているエリアにいけば配達依頼も来やすくなります。

また、Uber Eats用のアプリではありますが Uber Eatsの加盟店であれば他社の加盟店である可能性も高いので、他社配達の際にも指標となります。

それ以外の稼げるエリアを探す方法として、twitterなどのSNSで稼いでいる人を見つけて、その人が稼働しているエリアを調べます。

もし、そのエリアが自分の稼働範囲内であれば、そこに行ってみて実際に稼げるかどうかを確認してみましょう。

時には気楽に配達

配達は自分1人の行動だけでなく 店舗・注文者の行動も関係するので、自分がいくら効率良く振る舞おうが どうしようもならないことも多々あります。

ピックアップ(商品受け取り)であれば 調理遅延は過去の配達経験からある程度回避することは可能ですが、それでも完全に回避できるわけではありません。

ドロップ(商品お届け)にいたっては完全に運となり、注文者側で何か不備があったり不測の事態が発生すれば予定通りに配達できないことも多々あります。

イレギュラーな事態に遭遇してしまえば当然配達効率も落ちてしまい、配達効率を強く求めている人ほど精神的なダメージも大きくなります。

こうした うまくいかない時は「そういう時もあるさ」という気持ちで現状を受け入れ、気持ちを切り替えていきましょう。

また、配達効率を求めすぎると どうしても気が張り詰めた状態になってしがいがちで、気づけば焦って配達していることもあります。

そうした、張り詰めた気持ちをリセットするためにも 時には気分転換してみてはいかがでしょうか。

配達中のおすすめな気分転換方法は、普段配達しないエリアに行くことです。

配達開始時から普段とは真逆の方向に移動してみるのも良し、敢えて普段行かないドロップ先の配達依頼を受けるのも良しで、特に僻地と呼ばれる店舗や人が少ない場所いくのがおすすめです。

配達依頼が来ない前提で、のんびりエリア探索していれば穴場の配達エリアが見つかるかもしれません。

このように時には配達効率を無視し、気楽に配達することも必要となってくるので、自分なりの気分転換方法を探してみてはいかがでしょうか。

自分本位にならない

配達効率を求めていくと どうしても自分本位な行動になりがちになってしまいます。

例として「ピックアップ時間を短縮したいから店の真ん前に自転車を止める」「エレベータを独占するために行かない階を押す」など他人の迷惑になる行為をおこなう配達員を度々見かけます。

配達効率を求めるのは大事ですが、その行動がいきすぎて自分本位になってしまうと時には周りの人の迷惑になるということをお忘れなく。

店舗・注文者を含め周りの人への思いやりの気持ちを第一に、最低限のマナーを守って行動しましょう。

配達効率を求めるのは大事ですが、あくまで店舗・注文者を含め周りの人への思いやりの気持ちを忘れずに行動するようにしましょう。

情報商材に騙されるな

ここで言う情報商材とは、配達で稼ぐためのノウハウと称して有料で販売される情報(文章データ)を示し「稼げる配達方法・配達攻略法」などを謳ったものが多数存在します。

典型的なものとしては良いリザルト(配達報酬)を載せ「この情報の内容を実践すれば これだけ稼げますよ」と謳って購入意欲をたきつけるパターンです。

言い換えれば、高額な報酬を餌に情報弱者からお金を巻き上げるビジネスモデルとなります。

本記事の『差がつく 3つの行動』を読んだ方ならお分かりになると思いますが、稼ぎを決める大きな選択肢は3つしかなく、そんな労働環境において 有料で購入する価値がある情報があるでしょうか。

少なくとも私は配達に関するノウハウにお金を払ってまでの価値はないと思っており、そうした思いもあり本記事では完全無料で配達ノウハウを公開した次第でもあります。

そして、巷で見かける有料の情報は購入者のためのものではなく、あくまで自分の利益のためだけのもので、如何に情報弱者の不安を煽って購入してもらうかに特化した商品でもあります。

それが怪しいと思っても、有益な情報が得られるかもしれないと思わせるのが情報商材のうまくできたところであり、期待を持たせる最大の要因は それが有料であるからです。

無料の情報と有料の情報のどちらに価値があると聞かれれば、大半の人は有料の情報に価値があると思え、情報商材はそうした人間の心理を突いた特性を持っています。

結局のところ、価値があると思い込んでいた有料の情報が実は無料の情報と同じ内容もしくはそれ以下の内容であることが現実です。

たまに「情報商材は自己投資」という人がいますが、使ったお金が無駄じゃなかったと思いたいがための発言であって、実際は他人へ浪費しているだけに過ぎません。

もし、情報商材を買おうと検討しているのであれば、そのお金をまだ使ったことが無い配達関連アイテム・グッズに使用してください。

自分がまだ使ったことがない・知らない配達関連アイテムの中に自分の配達環境を劇的に変化させるものが存在するかもしれなく、それを見つけることができればどんな情報よりも遥かに有益な効果を得れるとも言えます。

そうしたアイテムにお金を使うことが本当の自己投資であって、情報商材への出費は単なる浪費でしかないことをお忘れなく。

最後に

今回はフードデリバリー配達に関するノウハウを包み隠さず すべて紹介してきましたが、実のところ このノウハウを公開しようか迷っていました。

というのも他の配達員の方が効率良く立ち回ると、こなせる配達量も増え 間接的に私に配達依頼が回ってこなくなることを危惧していたからです。

ただ、そうした心配がありながらも、長い目でみれば私自身にもメリットがあることに気づきました。

それは、注文数の増加の可能性で 配達員が効率良く立ち振る舞い より早く商品を届ければ 注文者からのフードデリバリーに対する評価も上がり リピーターになってくれるかもしれないからです。

何よりフードデリバリーの業務は顧客の注文がなければ始まらないわけで、そうした注文の母数が増えることは全配達員にとっても喜ばしいことでもあります。

本記事を通じて1人でも多くの配達員が効率良い配達をし 注文者へ良い印象を残し 少しでもフードデリバリー業界が発展してくれればこれ幸いです。

それでは良い配達ライフを。

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