スマホ用サンバイザー(日よけ・雨よけ)作り方【自転車・バイク】

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今回はスマホホルダー用のサンバイザー(日よけ・雨よけ)の作り方・使い方を紹介していきます。

どこでも買える物・誰もが持っている道具で作成可能で、ほとんどのスマホホルダーに取り付け可能であり、自転車・バイクの配達効率アップ間違いなしのアイテムとなっています。

今回紹介するサンバイザーの完成したものが以下となります。

また、このサンバイザーは拡張パーツを追加することで以下のように雨対策にもなるので、雨稼働の配達効率を上げたい方も参考にして頂ければと思います。

目次

サンバイザーの特徴

ここではスマホホルダー用のサンバイザーの特徴について紹介していきます。

すぐにサンバイザー作成に取り掛かりたい方は『サンバイザー作成に必要な物』『サンバイザーの作成方法』へお進みください。

サンバイザーの必要性とは

フードデリバリー稼働においてスマホホルダーは必須級で、これを無くして稼働効率アップは考えられません。

そんな必須のスマホホルダーですが、自転車・バイク稼働だと気候によっては直射日光を受けてスマホの画面が見づらくなるという問題もあります。

画面が見づらいだけならまだしも、暑い時期になると直射日光によってスマホの熱暴走を誘発する恐れがあり、最悪稼働効率を著しく下げてしまうこともあります。

そうした問題を解消するために役立つのがサンバイザーであり、取り付けるに越したことがないとも言えるアイテムでもあるため、これまで使ったことが無い人はこれを機に使用してみることをおすすめします。

また、本記事で紹介するサンバイザーは雨対策用の拡張機能も備えており、雨天時の稼働効率アップにも役立つものなので雨稼働する人にもマストアイテムとなります。

メリット・デメリット

ここでは本記事で紹介するサンバイザーのメリットデメリット紹介しています。

まず、本記事で紹介するサンバイザーのメリットは以下となります。

メリット
  • 対応機種が豊富
  • 安価で作れる
  • 簡単に着脱ができる
  • 雨対策にもなる

今回紹介するサンバイザーは基本的にどのスマホホルダーにも取り付け可能なものとなりますので、わざわざサンバイザーに合わせてスマホホルダーを用意する必要はありません。

また、作成に必要は材料費も安く購入できるものばかりで1,000円未満で作成することもでき、必要となる工具も身近なものばかりなので基本的には新たに購入する必要はありません。

完成したサンバイザーはスマホホルダーから取り外すこともでき、必要な時だけスマホホルダーに装着することができます。

そして、このサンバイザーは日よけ機能に留まらず、拡張することで雨よけ機能も追加することができます。

雨よけ用の拡張パーツも着脱可能なので雨の日だけサンバイザーを装着するという使い方も可能です。

次に、本記事で紹介するサンバイザーのデメリットは以下となります。

デメリット
  • 作成の手間がかかる
  • 見た目がはずかしい

高性能を誇るサンバイザーではあるものの本アイテムは完成品ではないため、1から作成する必要があります。

作成にもそこそこの時間を要するため「今すぐに使いたい!」という方には不向きとなっています。

ただ、作成方法については本記事内で丁寧に解説しており、特に難しい作業内容ではなく誰にもでも作れるアイテムとなっていて、何より作った後の見返りが大きいので作らないわけにはいかないかと(笑)

それと、これは本製品に限ったことではなくスマホ用サンバイザー全般に言えることですが、見た目が少々目立つので「ちょっとはずかしい…」と思う人もいるかもしれません。

スマホ用サンバイザー自体の普及率が低いこともあり 今は目立つかもしれませんが、登場したて頃のスマホホルダーと同様に時間が経てば装着しているのが当たり前となってくるので 恥ずかしいのも今だけかと。

そもそも、自分は恥ずかしいと思っても 実のところ誰も見ていなかったりするので それほど気にする必要はないかと。

サンバイザー作成に必要な物

ここではサンバイザー作成に必要な材料・道具を紹介していきます。

すぐにサンバイザー作成に取り掛かりたい方は「サンバイザーの作成方法」へお進みください。

サンバイザー作成に必要な材料・道具は以下となります。

必要な材料・道具リスト
  • ミニ四駆キャッチャー
  • ガムテープ
  • マジックテープ
  • 両面テープ
  • 瞬間接着剤
  • ホッチキス
  • ハサミ
  • カッター・デザインナイフ

次から上記リストのアイテムを個別に紹介していきます。

ミニ四駆キャッチャー

サンバイザーの本体となるパーツです。

本来の使用用途は名称でお分かりかと思いますが、走行しているミニ四駆をキャッチするためのアイテムとなります。

定価は600円ちょっとするものですが、Amazonであれば400円ちょっとで購入することが可能です。

また、ミニ四駆の製品ということで全国のおもちゃ売り場でも購入することができます。

価格的にはAmazonが最安値となりますが、現在Amazonだと最小購入数が3個と設定されているためまとめ買いする必要があります。
(タイミングよっては1個単位で購入することもできます)

サンバイザー自体が消耗品であり半永久的に使える物でもないので、今回紹介するサンバイザーが気に入ったらAmazonでまとめ買いしておくのもありかと思います。

ちなみにミニ四駆キャッチャーに緑色だけでなく異なる色のタイプも存在します。

ただ、緑色以外は限定商品ということもあって適正価格で入手しづらいの状況なので わざわざ高値で買う必要もないかと。

稀に実店舗で色違いのタイプが販売していることがあるので、お気に入りの色があったら買ってみるのありかもしれません。

ガムテープ

ミニ四駆キャッチャーでサンバイザー本体を作った際にできる隙間を埋めるために使用します。

色・材質などは特に指定はなく手持ちの物で構いませんが、先ほど紹介したミニ四駆キャッチャーとの同色にしたいということであれば以下のガムテープがおすすめです。

これならガムテープが目立たず 手作り感も減るので、見た目が気になる方はこちらを使ってみてください。

尚、本記事で紹介するサンバイザーもこのニチバン 布テープ(緑)を使用していきます。

マジックテープ

サンバイザーとスマホホルダーを固定するために使用します。

マジックテープのサイズは特に指定はありませんが本記事では幅2.5cmのものを使用していきます。

2.5cm幅で個人的にお勧めなのはKuraray(クラレ)のマジックテープです。

マジックテープとしての粘着力はもとより、最初から付いている両面テープの粘着力もかなり強く この製品だけでがっちり固定してくれます。

次におすすめなのがTRUSCO(トラスコ)のマジックテープです。

こちらもマジックテープとしての粘着力は抜群で、1cmあたりのコストで考えるとKurarayのマジックテープよりも安くなります。

ただし、TRUSCOのものは縫製タイプということで両面テープが付いていません。

このため、別途両面テープや瞬間接着剤が必要になるので それらを用意したりする手間が必要となります。

サンバイザーを量産したり、他の用途でもマジックテープを使用する予定があるのであればTRUSCOのマジックテープがおすすめです。

ちなみに幅2.5cmのマジックテープは100円ショップで購入することが可能です。

ただ、100円ショップものはマジックテープとしての粘着があまり良くなく サンバイザーがブレやすくなるという欠点があります。

とりあえずサンバイザーをお試しで使うという場合には良いかもしれませんが、本格的にサンバイザーを使うということであれば マジックテープの粘着力があるタイプのものをおすすめします。

両面テープ

こちらは必須ではなくTRUSCOマジックテープのような両面テープが付いていないマジックテープを各所に固定するために使用します。

Kurarayマジックテープなどの最初から両面テープが付いているものを使用するのであれば両面テープは不要です。

両面テープを使用する際は特に製品の指定はありませんが、上記のニトムズ ハンディカット多用途強力両面テープが個人的におすすめです。

テープ幅が1cmと様々な箇所で使い勝手がよく、接着力も強力なのでサンバイザー作成以外の用途にも活躍するかと。

また、両面テープの代わりに次に紹介する瞬間接着剤でも代用可能です。

瞬間接着剤

こちらも必須ではなくTRUSCOマジックテープのような両面テープが付いていないマジックテープを各所に固定するために使用します。

個人的におすすめなのがLOCTITE(ロックタイト) 強力瞬間接着剤です。

強力な接着力は言わずもがな、接着剤がゼリー状となっており以下の画像のように1粒ずつ付着できるためピンポイントで狙った箇所に塗ることができます。

今回のサンバイザー作成以外にも使用用途がある製品なので 持っておいて損はないかと。

ホッチキス

サンバイザーの各所を固定するために使用します。

使うホッチキスはどこの家庭にもある一般的なサイズの物で十分です。

ハサミ

サンバイザーのベースとなるミニ四駆キャッチャーを切断するために使用します。

どこの家庭にもある一般的なハサミで構いません。

カッター・デザインナイフ

サンバイザー本体となるミニ四駆キャッチャーを切断するために使用します。

基本的にミニ四駆キャッチャーの切断はハサミで充分ですが、スマホホルダーによっては一部くり抜く必要があり それらの加工にはカッター類が必須となってきます。

こちらもハサミと同様で どのタイプのものでも構いませんが、上記のようなデザインナイフを持っておくと何かと便利なので手元にカッターがなければこちらを購入してみるのもありかと。

サンバイザーの作成方法

ここではスマホホルダー用のサンバイザーの作成方法を解説していきます。

今回は以下の2機種に対応した作成方法を紹介していきます。

これ以外のスマホホルダーにも基本的に取り付けることができるので、上記以外のスマホホルダーを使用している方も以下の作成方法を参考にサンバイザーを作って頂ければと思います。

サンバイザー作成方法については以下のフェーズに分けて解説していきます。

サンバイザー作成手順

作業前の準備

サンバイザーの作成にあたり以下の内容の準備が必要となります。

準備作業
  • スマホホルダーの用意
  • ミニ四駆キャッチャーの用意

スマホホルダーの用意

サンバイザーを取り付けるスマホホルダーを手元に用意しておきます。

そして、スマホホルダーに取り付けてあるネジ蓋は外した状態にしておきます。

ミニ四駆キャッチャーの用意

ミニ四駆キャッチャーを開封して本体を取り出します。

※今回のサンバイザー作成においてはミニ四駆キャッチャー本来の組み立て方はしないので説明書は捨ててしまって構いません。

あとは以下の画像のようにミニ四駆キャッチャーを広げた状態にしておきます。

尚、このミニ四駆キャッチャーはサンバイザーの本体となるため、これは以降は『サンバイザー本体』という呼び方で解説を進めていきます。

本体のカット

ここではサンバイザー本体をカットしてサンバイザーの形を作っていきます。

カット作業方法については以下のフェーズに分けて説明していきます。

不要箇所のカット

不要箇所のカットは基本的にはどのスマホホルダーでも共通の作業内容となり、以下の箇所をカットしていきます。

カットにはハサミ・カッターを使用し、カットする順番はお好みで構いませんが、上記の番号順にカットするとやり易いかと思われます。

尚、カッターを使う際はカッティングマット(ダンボールでも可)を下に敷いて、定規などを当てて作業することを推奨します。

カット後は以下のようになります。

ここではカットラインに合わせて綺麗にカットしましたが、きっちりカットラインに合わせる必要もなくざっくりカットしても構いません。

またカットした端材も後に使用することがあるので、捨てずに保管しておきましょう。

ソケット部分のカット

ここではスマホホルダーのソケット部分に合わせてサンバイザー本体をカットしていきます。

サンバイザー本体のカットは以下の2パターンのどちらかを選択します。

それぞれの加工パターンの特徴は以下となります。

  • パターン サンバイザーがスマホホルダーから外れた場合でも自転車・バイクから落下することはないが、サンバイザー着脱の際は一旦スマホホルダーを外す必要がある
  • パターンスマホホルダーを固定したままの状態でサンバイザーの着脱が可能だが、サンバイザーがスマホホルダーから外れてしまうと そのまま地面に落ちてしまう

どちらの加工パターンも一長一短ではありますが、今回紹介する加工方法であればサンバイザーがスマホホルダーから外れるということはまずあり得ないので、今回は着脱がしやすいカットパターン②の加工方法を紹介していきます。

そして、カットパターン②の場合の加工箇所は以下となります。

カットラインは必ずしも上記通りにする必要はありませんが、今回紹介するスマホホルダーに関して言えば 上記のカットラインが最適かと。

尚、他のスマホホルダーを使用している場合でソケットの直径が大きいのであれば横の部分のカットも必要になります。

スマホホルダーの拡張を考慮してカット位置を決める

基本的にスマホホルダーはスマホ本体を着脱させる際にスマホホルダーを拡張させる必要があります。

このことから、スマホホルダーの拡張を考慮してソケット部分の穴の位置を決める必要があります。

今回紹介しているLamicallkaedearのスマホホルダーであれば本記事の内容通り作成してもらえれば問題ありませんが、他のスマホホルダーの場合はソケット位置によってはサンバイザーが干渉することがあるのでご注意ください。

ホルダー接着箇所のカット

ここではサンバイザー本体を使用するスマホホルダーの形状に合わせてカットしていきます。

カットするコツはスマホホルダーとサンバイザー本体の接触面積をできるだけ広くすることです。

その接触面積をできるだけ広くするためのカット例が以下となります。

上画像の横幅1.3cmの箇所は1.3cmピッタリにカットする必要はなく多少誤差があっても問題ありません。

そして、カット後は以下のようになります。

上記の形はLamicallスマホホルダー用にカットしたものとなりますが、同じスマホホルダーであっても必ずしも同じ形にする必要もなく、ざっくりカットする形でも構いません。

Keadearスマホホルダーの場合は追加でカットが必要

kaedearスマホホルダーを使用する場合は、上記の加工だと左右のレバーが干渉してしまうので サンバイザー本体を追加でカットする必要があります。

ただ、Lamicallスマホホルダーであってもスマホを操作する際にサンバイザーの左右の部分が邪魔ということであればカットしてしまって構いません。

サンバイザー本体の追加カットはサンバイザーが完成してからでもできるので、どこまでカットしてよいか分からなければ一旦保留で構いません。

その他 干渉箇所のカット

ここまでの作業でサンバイザー本体としての形はできましたが、スマホホルダーの形状によっては追加で加工が必要となります。

追加で加工が必要となるのは主に背面に突起物が付いているもので、Lamicallスマホホルダーもその対象となります。

Lamicallスマホホルダーに関しては背面のロックレバーを考慮して、これに干渉しないようサンバイザーをカットする必要があります。

今回はLamicallスマホホルダーを例に、突起箇所を考慮したカット方法を紹介していきます。

突起箇所のカット手順
手順
適当な紙を5,6枚用意する

色・素材を問わず適当な紙を5,6枚用意します。

紙のサイズは適当で構いませんが、各紙どこか一辺だけは綺麗な直線であることが望ましいです。

手順
ロックレバーを立てた状態にする

スマホホルダーのロックレバーを垂直に立てた状態にします。

手順
ロックレバーの周りを紙で囲う

用意した紙でロックレバーの周りを囲ってテープ等で紙を固定していきます。

最終的に以下の画像のようにロックレバーを囲い、ソケット部分付近まで紙を貼りつけていきます。

手順
紙の中心に線を引く

スマホホルダーのソケット部分を目印にして、紙の中央部分にペンで線を引きます。

紙に線を引いたら、紙をスマホホルダーから外します。

手順
サンバイザー本体に紙を貼り付け、カットラインを引く

紙に引いたセンター線を目安に、サンバイザー本体の裏側に紙を貼り付けます。

ここで注意して欲しいのは紙を貼りつけるのはサンバイザーの裏側(4×4のロゴがある方)です。

貼り付ける面を間違えてしまうとカットする位置が異なってしまうので注意してください。

紙を貼ったらロックレバーの部分をペンでなぞり、カットラインを引いたら紙をはがします。

手順
サンバイザーをカット

カットラインに合わせてカッターで切り抜きます。

これで突起箇所のカットが完了となります。

接着の準備

ここではスマホホルダーとサンバイザーを接着するための準備作業を行います。

接着にはマジックテープを使用していきます。

スマホホルダーとサンバイザーの接着において意識すべきことは上部は接着面積を広くし下部は接着面積が狭くて良い です。

サンバイザー本体は上部接着側の重量が重くなることから上部の接着面積が狭いとサンバイザー本体がブレやすくなってしまいます。

このことから、できるだけ上部の接着面積は広くする必要があります。

それに対してサンバイザー本体の下部接着側の重量は無いに等しく、下部は ほんの少しの接着面積があれば問題ありません。
(マジックテープの量に余裕があれば下部の接着面積を広くしても構いません)

上記のポイントを踏まえた上で、スマホホルダー側とサンバイザー側に分けて加工作業内容を紹介していきます。

マジックテープの取扱いについて

接着準備の作業方法を紹介する前にマジックテープの取扱い方法を説明していきます。

今回は幅2.5cmのマジックテープを使用し以下の画像の向きを縦向きということで解説していきます。

(上の画像のマジックテープはKuraray(クラレ)マジックテープとなります)

また、接着箇所によっては幅2.5cmでは少々サイズが大きいことがあり、そうした箇所に貼る場合は以下の画像のように両サイドをカットして使用していきます。

接着は両面テープ瞬間接着剤

Kurarayマジックテープのような裏面に最初から両面テープが付属しているタイプはそのまま貼り付けて問題ありません。

それに対してTRUSCOマジックテープのような裏面に貼るテープが付属していないタイプは両面テープ瞬間接着剤を使用する必要があります。

個人的には瞬間接着剤での固定がおすすめで、最初から両面テープが付属しているタイプのものでも瞬間接着剤を追加すれば より強固に接着することが可能です。

もし、両面テープの粘度が弱いものや両面テープを剝がすことを繰り返して粘度が落ちて場合は瞬間接着剤を付けることでそれらの問題は解消されるので、粘度に困っている方は瞬間接着剤での固定を試してみてください。

また、サンバイザー側については より強固にマジックテープを接着する方法があり、その方法については『サンバイザー側の作業』のところで紹介していきます。

スマホホルダー側の作業

接着の準備作業はスマホホルダー側からおこなっていきます。

先程紹介した『マジックテープの取扱いについて』を踏まえて、各スマホホルダーには以下のようにマジックテープを貼っていきます。

※上記のマジックテープ貼り付け箇所はあくまで一例であり 必ずしも同じ箇所に貼る必要はありません。

Kaedearスマホホルダーについては本体背面が平らであり、マジックテープを貼り付けるのが容易なので詳細説明は省略します。

ここでは背面の構造が少し特殊なLamicallスマホホルダーへのマジックテープの貼り方を詳しく解説していきます。

Lamicallスマホホルダーの下部へのマジックテープ貼り付けは、以下の画像の斜めになっている箇所となります。

それに対して上部へのマジックテープ貼り付ける箇所は平らな箇所となりますが、スペースが少々狭いため以下のようにマジックテープを少し加工して貼り付けていきます。

ソケット付近のマジックテープ貼り付けは避ける

Lamicallホルダーにマジックテープを貼る際に注意して欲しいのはソケット付近への貼り付けを避けることです。

Lamicallスマホホルダーはソケットにネジ蓋を取り付けた際、ネジ蓋と本体の隙間が狭くなります。

この構造のため ソケット付近にマジックテープを貼った場合、ネジ蓋が付いた状態だとサンバイザー着脱がしにくくなります。

サンバイザーをスマホホルダーにずっと付けっぱなしで良ければソケット付近にマジックテープを貼り付けても問題ありませんが、自転車・バイクにスマホホルダーを固定したままサンバイザーを着脱したい場合はソケット付近へのマジックテープ貼り付けは避けるようにしてください。

サンバイザー側の作業

スマホホルダーへのマジックテープ貼り付けが完了したら、サンバイザー側にもマジックテープを貼り付けていきます。

スマホホルダー側のマジックテープと重なるように貼り、Lamicallスマホホルダーに合わせた場合は以下のような配置となります。

マジックテープを貼り終えたらスマホホルダーと重ねて、マジックテープ貼り付け位置に問題ないか 確認しましょう。

問題なければサンバイザー側のマジックテープ貼り付けは完了となります。

ホッチキスでより強力に固定

基本的にマジックテープの固定は両面テープ瞬間接着剤で問題ありません。

ただ、両面テープや瞬間接着剤での接着だけではサンバイザーの着脱を繰り返す際ふとした時にサンバイザーからマジックテープが剥がれてしまうことがあります。

そこでより強力に固定するためにホッチキスを使用します。

使い方は至ってシンプルで通常のホッチキス止めと同じ要領で使っていきます。

ホッチキスで留める箇所は各マジックテープの両端(2カ所)で構いません

マジックテープの接着箇所によっては両端綺麗に留めづらい箇所もあるので その場合は斜めにするなど留める位置を調整しましょう。

ホッチキス止めした状態のものが以下となります。

サンバイザーの着脱を繰り返すうちにサンバイザーからマジックテープが剥がれてしまうことがあります。

ソケット付近のホッチキス止めは避ける

これはLamicallスマホホルダーの新しいタイプのものLamicall BP07)を使う場合のみ注意すべき点となります。

以下の画像はソケット付近にホッチキス止めをした場合のサンバイザー裏面の画像となりますが、スマホホルダーのネジ蓋を回転させるとホッチキスの針が干渉して回せなくなってしまいます。

こうなってしまわないためにも、上記のような構造をしているスマホホルダーを使用する場合はソケット付近へのホッチキス止めは避けるようにしてください。

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ひさし部分の調整

サンバイザー本体へのマジックテープの貼り付けが完了したら、ひさし部分を調整していきます。

ひさしは以下の画像のようにサンバイザー本体を重ね 好みの角度に調整していきます。

上記のようにサンバイザー本体を重ねた状態で後はホッチキスを使えば簡単に固定することができます。

ただ、この状態だとひさしが少し深めとなり、人によっては適切な角度でないことがあります。

そうしたひさしをもっと浅くしたいという場合は最初にカットで出た端材を使用していきます。

上の端材を以下のようにカットします。

このカットした端材を先ほど重ねた部分の間に入れ、ホッチキス止めしていきます。

尚、端材のカットはホッチキス止めした後からでもできるので、端材をどうカットして良いか分からない場合は未加工のままホッチキス止めしても構いません。

そして、ホッチキス止めが完了した状態が以下となります。

これでひさし部分の調整が完了となります。

ひさしの適切な角度が分からない場合は一旦ホッチキス止めしてみる

ひさしの適切な角度はスマホホルダーの取り付け位置・角度などの利用者の視線位置によって変わってくるので上で紹介した加工方法が必ずしも皆さんのスマホホルダーの適切な位置とは限りません。

ひさしの角度については個々の視線に適するよう調整してもらいたいのですが、実際にスマホホルダーを自転車・バイクにセットしてみないことには判断しづらかったりします。

そこで、ひさしの適切な角度が分からない方は 一旦適当な角度でホッチキス止めをして確認してみてください。

仮に適切な角度でなかったとしてもホッチキスの針は簡単に取り外すことができるので、いくらでもひさし角度の調整はできます。

ここまでの加工段階でもサンバイザーとして使用することはできるので、ひさしの調整に迷ったら一旦ホッチキス止めしてみて試しに自転車・バイクにセットしてみることをおすすめします。

隙間埋め

ひさし部分が完成しサンバイザーとしての形は完成しましたが、このままでは隙間から光が入ってしまいます。

そこで隙間部分をガムテープで埋めていきますが、テープはガムテープである必要がなく隙間を埋めれるものであれば何でも構いません。

尚、今回はサンバイザー本体と色が近いガムテープを使用し、貼り終えた状態が以下となります。

上の画像は各所にガムテープを1枚貼った状態となりますが、1枚だとまだ光が通ってしまうので 2重に貼ることをおすすめします。

私は以下の画像のように内側からもう1枚貼りました。

それとガムテープを使ったついでに以下のミニ四駆のロゴが気になる人はこちらもガムテープを貼っておきましょう。

1枚貼った状態だと少しロゴが透けていますが間近で見ないと分からないレベルなので良しとしましょう(笑)

少しでも見えるのが嫌という方はもう1枚がガムテープを貼っておきましょう。

それとお気づきの方もいるかもしれませんが一部ガムテープで隙間を埋めていない箇所があります。

そのままにしている意味は特になく、隙間があってもなくても日よけ効果は変わらなかったので そのままにしています。

気になる方はこの隙間も埋めてもらって構いません。

取り付け・使い方

ここでは完成したサンバイザーの取り付け方法・使い方を紹介してきます。

取り付け方法

サンバイザー本体が完成したら、スマホホルダーに取り付けていきます。

※ここではLamicallスマホホルダーへの取り付け方法を解説していきます。

まずスマホホルダー背面のロックレバーを立てた状態にしておきます。

スマホホルダーを上の状態にしたまま、サンバイザー本体の穴から通していきます。

ロックレバーを穴に通したら、ロックレバーをニュートラル(オフ)状態に戻します。

スマホホルダー・サンバイザー本体 双方のマジックテープを正しい位置で貼り合わせて、サンバイザー取り付けが完了となります。

あとはスマホホルダーを自転車・バイクに装着して実際に使用し、サンバイザーの位置・向きなどを確認していきます。

もし、使用してみてひさしの角度が合わないということであれば、ホッチキスの針を外して再度『ひさし部分の調整』作業をおこないましょう。

ひさし部分の拡張

基本的に日光の遮断具合はひさし(つば)の長さに依存してくるわけで、より日光からスマホを守りたいという場合はひさし部分を伸ばす必要があります。

そのひさしを伸ばしたい場合、余った以下の端材を利用します。

まず、上記端材の矢印の箇所をガムテープで塞ぎます。

ガムテープは2枚貼ることを推奨します。
表面に2枚か、表・裏それぞれに1枚ずつ

あとは以下の画像のようにサンバイザー本体取り付けることでひさし部分を拡張することができます。

端材を固定させるには、サンバイザー組み立て時と同様に数か所ホッチキス止めすればOKです。

また、上の画像では端材をサンバイザー本体の内側に設置していますが、以下の画像のように外側に設置する形でも問題ありません。

雨よけカバーの作成方法

ここでは今回紹介したサンバイザーに取り付け可能な雨対策用カバーの作り方を紹介していきます。

完成した状態が以下のようになります。

雨よけカバーの角度も自在に調整できます。

雨稼働時にスマホが濡れる問題で悩んでいる方は こちらも一緒に作って頂ければと思います。

必要なもの

雨よけカバーの材料として透明のプラバン(プラ板)が必要となります。

プラバンには様々なサイズ・厚さがあり、個人的に推奨するのはA4サイズ(210mm x 297mm)以上厚さは0.3mmのものです。

100円ショップであれば0.3mm厚のB4サイズ、0.4mm厚のA4サイズのプラバンを購入することが可能です。
今回は厚さ0.3mmのB4サイズ(257mm x 364mm)のものを使用していきます

100円ショップで買えないという方はAmazonにて0.3mm厚のB4サイズの透明プラバンを購入することができます。

ただ、現在Amazonだと上記のプラバンは最小購入数が3個と設定されているため まとめ買いする必要があります。

もし、安く購入する手段がなければ プラバンも全国のおもちゃ売り場(プラモデル売り場)にて取り扱っている商品なので、ミニ四駆キャッチャーを買うついでに購入しておくと良いかもしれません。

それ以外の必要材料・工具についてはサンバイザー作成に必要な物で紹介しているものと共通しているので、ここでは省略させてもらいます。

作成方法

雨よけ用の拡張パーツの作り方を「プラバンの加工」と「サンバイザーの加工」に分けて解説していきます。

プラバンの加工

プラバンの加工については以下のフェーズに分けて解説していきます。

プラバン加工手順
  • プラバンのカット
  • 折り目の加工
  • 接着の準備

尚、今回はB4サイズ(257mm x 364mm)のタイプを以下のようにカットした状態のプラバンで加工方法を解説していきます。

プラバンのカット

まずカッター・デザインナイフなどで以下の形にプラバンをカットしていきます。

各所の寸法詳細は以下となります。

折り目』の箇所については少し弱めにカッターでなぞって溝を作っていきます。

また、各所の寸法必ずしも この通りカットする必要はありませんが、中央部分の11cmだけは必須かと。

それと以外の箇所についてはスマホホルダーのサイズに合わせてカットしてもらえればOKですが、以下の注意点があります。

まず、両端の3.5cmの箇所については元のプラバンのサイズの影響もあり 最大でも3.5cm幅となります。

両端のサイズをもっと大きくしたいのであればB4プラバンを分割せず1枚まるまる使用すれば幅を広げることが可能です。

逆に両端の幅が長すぎてスマホの操作がしづらいということであれば短くしても構いませんが、サンバイザーとの固定を考えた時に3cm幅は確保しておくことを推奨します。

次に縦の17cmの箇所については表示した寸法はあくまで目安であり、使用するスマホ・スマホホルダーのサイズによっても適切な長さは変わってきます。

この縦幅が長いほど雨よけ効果が高まるわけですが、長すぎるとスマホが操作しづらくなるデメリットもあるので必ずしも長いければ良いというわけではありません。

一度カットしてしまうと取り返しがつかないこともあるので、とりあえずは長めにしておいて実際に使用して長いと思ったらカットするのがベストかと。

そして、これらの加工が終わったら更に以下の箇所を斜めにカットしていきます。

この箇所は特に寸法の指定はなく、最上部を少し狭くできればよいのでハサミ等でざっくりカットしていきます。

そして、最終的に私がカットしたサイズが以下となります。

両端は3.5cmだと少々長く感じたんので3cmに変更しています。

上記の寸法はあくまで1例なので 上記通りにする必要はなく自分のスマホに合ったサイズに調整してみてください。

折り目の加工

プラバンのカットが完了したら、折り目に沿ってプラバンを曲げていきます。

プラバンを曲げにくい場合は折り目の箇所にカッターを軽く1・2回入れます。

プラバンを曲げ終えたら次に折り目の箇所にテープを貼って補強していきます。

テープは表・裏それぞれに貼り、使用するテープは耐水性さえあればどんなテープを使用しても構いません。

それと、何故テープで補強するのかと言うと、カバーの着脱を繰り返すと折り目の箇所は必ず割れてしまうからです。

カバー着脱をせずともプラバンを折り曲げた段階で割れることもありますが、割れてからでもテープで補強すれば大丈夫です。

そして、テープを貼り終えた状態が以下となります。

私はセロハンテープを使用しましたが、折り目の箇所は透明である必要もないので色付きのテープを使用しても構いません。

それと これは必須ではありませんが、以下の丸で囲った箇所もテープを貼っておくことを推奨します。

この箇所はスマホを操作する際に手があたる可能性がある箇所でプラバンをカットしたままの状態だと尖っていてケガする恐れがあるので、テープ等で補強することをおすすめします。

※上の画像は見やすくするため 敢えてマスキングテープを貼っていますが、ここもセロハンテープで構いません。

テープが面倒くさければ、ハサミ曲線状に切るなどして突起を無くすだけOKなので、くれぐれもケガだけには注意してください。

接着の準備

サンバイザー本体と結合させるために接着の準備を行います。

接着にはマジックテープを使用し、以下の箇所にマジックテープを貼ります。

マジックテープを貼る位置はカットしたプラバンの寸法によって適切な位置は変わりますが、両サイドは以下の貼り付け位置がおすすめです。

できる限り両端に寄せた方が、サンバイザー本体に取り付ける際に角度調整がやり易くなります。

反対側も同様に両端に寄せて貼ります。

そして、すべて貼り終えたものが以下となります。

ちなみに上の画像の貼り付けたマジックテープはいずれの箇所も2.5cmでカットしたものを使用しています。

サンバイザーの加工

サンバイザー側は雨よけカバーを取り付けるためにマジックテープを貼り付けていきます。

マジックテープの貼り付けは先に作成した雨よけカバーのマジックテープ位置に合わせて、自分が設置したい角度に合わせて貼っていきます。

貼り終えた状態のものが以下となります。

ここでいくつか貼るうえで抑えるべきポイントを紹介していきます。

まず、中央のマジックテープについては、以下の画像のように先端部分ではなく 少し中に入った位置がおすすめです。

上過ぎてもダメ、下過ぎてもダメな部分ではありますが、結構ざっくり位置を決めてもさほど問題ありません。

次に両サイドのマジックテープについて、こちらはできるだけ上側に寄せることを推奨します。

下の方に付けてしまうと雨よけカバーの角度調整に制限がかかってしまうので、上記の画像のようにできる限り上側に寄せた方が角度調整しやすくなります。

反対側も同様に上側に寄せていきます。

以上がサンバイザー側のマジックテープ貼り付け位置の紹介となります。

どの辺にマジックテープを付けてよいか分からない場合は、雨よけカバーを仮設置し どの部分が接触するかを確認してから貼り付け位置を決めていきましょう。

Kurarayマジックテープを使用する場合は両面テープの粘度が強力なこともあり貼り直すのが結構大変になるので、マジックテープを貼る位置は慎重に決めていきましょう。

雨よけカバーの取り付け

ここでは作成した雨よけカバーをサンバイザーに取り付ける方法を解説していきます。

基本的には双方のマジックテープが重なるよう直感的に取り付ければOKなんですが、以下の手順でやるとスムーズに取り付けられます。

雨よけカバー取付 手順
手順
中央部分を最初に付ける

雨よけカバーの両サイドを開いた状態にして、中央のマジックテープを接着させます。

この段階で中央部分がしっかりと接着するよう位置を調整していきます。

手順
両サイドを内側に寄せる

雨よけカバーの両サイドを指でつまみ 両サイドを内側に寄せていきます。

手順
雨よけカバーをおろす

両サイドを内側に寄せたままの状態で雨よけカバーを下におろしていきます。

雨よけカバーをおろす際はサンバイザー側のマジックテープに当たらないよう しっかりと指でカバーをつまみます。

手順
両サイドのマジックテープを接着

設置したい角度のところで両サイドのマジックテープを設置して取り付けが完了となります。

尚、雨よけカバーを取り外す際は逆の手順で、「両サイドのマジックテープを外す」→「カバーを上にあげる」→「中央のマジックテープを外す」となります。

あとは天候に応じスマホホルダーへ雨よけカバーを着脱していきます。

雨よけカバー自体かさばるものではないので、天候が怪しい時は雨よけカバーをバッグの中の入れておけば いつ雨が降っても安心です。

最後に

今回はスマホホルダー用のサンバイザーの作り方・使い方を紹介してきました。

昨今ではスマホホルダー用サンバイザーの種類も豊富となり身近に購入できる製品となってきました。

私自身 実際に購入して使ってみたものの、使い勝手がいまいちな上に値段も高くコスパの悪さに痛感しました。

そうした中でもっと利便性があるものはないかと考えた結果、サンバイザーを自作するという結論に至り 本製品が完成した次第です。

本記事で紹介したサンバイザーが一人でも多くのスマホホルダー利用者に快適さを提供できればこれ幸いです。

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