DoorDashがWoltを買収

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日本時間の2021年11月10日に「DoorDashがWoltを買収する」というフードデリバリー業界に激震が走るニュースが報道されました。

今回はそのニュースについての詳細及び今後のフードデリバリー業界の展望について話していきたいと思います。

目次

買収報道の詳細

まずは買収に関する情報や今回の報道に関連する会社情報を紹介していきます。

報道内容

改めて今回の報道内容は以下となっています。

報道内容

アメリカのフードデリバリー企業DoorDash(ドアダッシュ)は2021年11月9日、フィンランドのフードデリバリー企業ウォルト・エンタープライゼズを約70億ユーロ(約9200億円)相当を全額で株式交換で買収すると発表した。

ここ最近のニュースで出前館が800億円の資金調達を受けたというのを聞いて「すごい額だなー」と思っていましたが、今回の企業買収では それの10倍以上の額だという…
資金調達と企業買収では意味が異なるので、当然 動くお金の規模も違ってくるのですが、1兆円近いお金が動くと聞くと驚かざる得ません。

そして報道発表と同時にDoorDashからダッシャー(DoorDash配達員)宛に以下の内容の買収発表メールが届いたのでこちらも発表しておきます。

DoorDashからのメール内容

ダッシャーの皆様

平素より大変お世話になっております。

本日は、大変嬉しいニュースがございます。この度、DoorDashは、主に欧州・アジアを中心に急成長を続けているデリバリープラットフォームであるWolt社と、世界規模でのWolt社の買収に関する基本合意を締結させて頂きました。

デリバリーの物流網を構築し、ダッシャーの皆様により魅力的な収入の機会を提供したい、という部分で2社は共通しています。その2社が協働することで、より魅力的な収入の機会と体験を提供していきたいと思います。

実際の買収成立までは時間を要しますので、しばらくの間はDoorDashとしてもWolt社としても、何も変わらず別々の会社として運営いたします。皆様の日々のご活躍には本当に感謝しております。

本件に関する追加情報が整い次第、また改めてご連絡させていただきます。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

上記のDoorDashから告知された内容について大事な箇所は太字にしましたが、この箇所については後ほど詳しく説明していきます。

DoorDashとは


今回の買収報道の主役とも言えるDoorDash(ドアダッシュ)はどんな会社かを解説していきます。

ドアダッシュとはサンフランシスコに本社をおくアメリカ発のフードデリバリーサービスで、アメリカではUberEatsを上回り業界No.1シェアを獲得しています。

利用者からはアプリのインターフェイスが使いやすいと好評で、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの4000を超える都市でサービスを展開しており、アメリカのみならず世界中で大きなシェアを獲得しており、2021年からは日本でも展開を開始し、現在は宮城県・岡山県・埼玉県でサービス展開しており、直近では東京・神奈川でのサービス開始も予定しており、今後徐々にサービス展開地域を増えていく予定で今後大注目のフードデリバリーサービスです。

ちなみにドアダッシュという社名の由来は「ドア」+「疾走(ダッシュ)」=お客様の扉まで速くサービスを提供する意味を込めてドアダッシュと名付けられています。

フードデリバリー配達員の方なら一度は名前を聞いたことがあるかもしれませんが、現時点で日本で最後発のフードデリバリー会社であり現在の展開エリアが少ない事もあって世間的にはまだまだ知名度が低いフードデリバリーです。

今度エリア展開が拡充してくれば街中以下バッグで溢れかえるかもしれません(笑)

Woltとは


買収の対象となったWolt(ウォルト)はどんな会社なのかを解説していきます。

Woltとは北欧のフィンランド発祥のフードデリバリーサービスで現在世界23ヶ国以上に展開する世界的に有名なデリバリーサービスとなっています。

日本では2020年3月より広島を皮切りに札幌・仙台・東京・岡山・福岡・大阪など全国的に順次エリアを拡大しています。

知名度はUberEatsや出前館には及ばないものの、Woltが展開しているエリアの方なら街中で以下のバッグは一度は見たことがあるのではないでしょうか。

また最近ではテレビCMも放映されるようになり日本での知名度も上昇中のフードデリバリーです。

今後の展望

では今回の買収報道でDoorDashとWoltの今後、そしてフードデリバリー業界の今後について解説していきます。

現在のWoltはどうなる?

買収の対象となったWoltですが、買収報道と同時にWolt公式からも発表があり、その発表の一部抜粋内容が以下になります。

Woltからの公式発表内容 一部抜粋

Walt(ウォルト)のブランド及びシステム(名前、色、製品、技術、チーム、中心的な機能、市場)はすべてそのまま継続します。

このことからWoltは今後も引き続き現状と変わらぬままサービス展開をしていくということで、現在 稼働中の配達員は使用する配達グッズやシステム等など変更なく今までと同じように働ける模様です。

ただ、個人的には今回のWolt公式からの発表内容は建前であって、このまま継続する可能性は低いと思っており、それについては後述した「今後のDoorDashについて」のところで詳しく解説していきます。

同様の事例はあったのか?

フードデリバリー業界の買収は今回が初めてではなく、最近では2021年2月にアメリカのUberがアルコール飲料の宅配アプリを手掛けるアメリカのDrizlyを買収するという報道もあり、規模は今回ほどではないものの絶えず買収の話はでてきています。

ただ日本のフードデリバリーにはほぼ影響がない買収の案件については、特に日本で目立って報道されることもないので配達員でもフードデリバリー界の買収に詳しく方はそうそういないと思われます。

そういった意味では今回のDoorDashがWoltを買収した報道は日本のフードデリバリー業界にも影響が大きく、日本では過去最大級のフードデリバリー業界の買収報道だったのかもしれません。

そして買収ではないんですが少し前に、実は日本国内で展開しているフードデリバリーサービスの合併がありました。

その合併とは、foodpanda(フードパンダ)を展開するDelivery HeroとFOODNEKO(フードネコ)を展開するWoowa Brothersが2021年3月にアジア太平洋地域での戦略的パートナーシップを締結し、foodpandとFOODNEKOのサービスが統合され、これによりfoodpandaが母体となりFOODNEKOが入る形となり、foodpandaとしてサービスが一本化されました。

そしてFODONEKOは2021年4月27日にサービス終了し、翌日4月28日からfoodpandaに統合されサービス展開することになりました。

そうした上記の事例も踏まえて次の「今後のDoorDashについて」解説していきたいと思います。

今後のDoorDashについて

DoorDash自体の現在の日本での展開は冒頭に話したように現時点では宮城県・岡山県・埼玉県でサービス展開しており、今後2022年4月に東京、2022年12月に神奈川でのサービス展開を予定しており、随時エリアの拡充をしていきますが決して早いペースとは言えない実状でもあります。

そんな中、woltを買収したということでこれによりDoorDashの日本でのサービス展開のスピードが一気に増したと思われます。

というのもフードデリバリー展開においてもっとも大変だと思われるのが新規加盟店の拡充で、どんなに優れた配達システムを構築しようが新規加盟店拡充はシステム云々でできるようなデジタルの類ではなく、一軒一軒地道に開拓していくしかないアナログ的な要素であり一朝一夕で成し得るものではありません。
(チェーン店であればまとめて対応でき ある程度手間をかけずに開拓はできると思いますが)

特にDoorDashはすでにアメリカを中心にサービス展開している実績があるので、システム面については初めて参入する国であろうがシステム面で遅れを取るということはないと思われ、ネックなのは加盟店を増やすことだと思われます。

そんなネックであると思われる加盟店増やしですが、今回のwolt買収によりwoltの既存加盟店を一斉にDoorDash加盟店に変えることも可能となり、一気に加盟店増やしが楽になったようにも思えます。
(厳密には店舗端末変更などの物理的作業も伴い、すぐに切り替えるのは難しいところもあるとは思いますが…)

それともう一つDoorDashの今後の展開のヒントになる情報があり、それがDoorDash公式から届いた以下の文面です。

実際の買収成立までは時間を要しますので、しばらくの間はDoorDashとしてもWolt社としても、何も変わらず別々の会社として運営いたします。

上記の内容を言い換えると「しばらくの間は既存のままでサービス提供しますが、準備ができ次第、DoorDashに統一していきます」とも聞こえなくもないです。

Wolt公式からは「Waltのブランド及びシステムはすべてそのまま継続します」という発表がありましたが、DoorDashからの発表の方が信憑性があり、数年後にはwoltのサービスはすべてDoorDashに切り替わるのではないかと予想しています。

ただDoorDashへの切替はFOODNEKOのようにある日から一斉にサービス切替ではなく、DoorDashが新規展開するエリアから徐々にWoltを無くしていくのではないかと。

予想する具体的なサービス展開としては、東京(2022年4月予定)、神奈川(2022年12月予定)でサービス開始とともに該当エリアのWoltの加盟店を一斉にDoorDash加盟店に変え、それ以降も新規展開するエリアから徐々にWoltをなくしていくのではないかと。
(ただ東京エリアのサービス開始時期が直近であり、その時期にはまだ買収が成立してなく間に合わなそうな気もしますが)

今後のフードデリバリー業界について

現在、日本のフードデリバリー業界はUberEats・出前館の2社のシェアが大多数で、他にもmenu・DiDi・Chompyなど多数のフードデリバリー会社がありますがUberEats・出前館の2強なのは否めない状況でもあります。

そうした状況下の中、今回のDoorDash買収の報道はフードデリバリー業界にとって明るいニュースであり、今後のDoorDashの勢力が拡大し2強から3強の状態になり、3社+αのフードデリバリー数社が競い合い、それに伴って各社が配達員を確保するために配達員への待遇も切磋琢磨してくれると いち配達員としては喜ばしい限りです。

そして各社が切磋琢磨し、利用者によりよいサービスを提供し、フードデリバリーの利用者が増え、より一層フードデリバリー業界が活気づくことが何よりも大事なことですので、今回の買収を機に今以上にフードデリバリー業界が盛り上がってくれればこれ幸いです。

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