今回はUberEatsの配達調整金廃止の話題について解説していきます。
本当に調整金が廃止されたのか?今後UberEatsで発生しうる改悪とは?現状最適な稼働方法とは?など今回の事象から今後の展望に至る様々な内容をお届けします。
調整金廃止の事の発端とは
ここでは、今回UberEats配達員界隈で「調整金が廃止された」と言われることになった起源について解説していきます。
まず、事の発端となったのが、2023年11月21日から適用された配達報酬詳細画面の仕様変更になります。
この配達詳細画面の仕様変更とは、基本金額と配達調整金額が合算された形で表示されるようになることで、仕様変更前後の比較が以下となります。
この仕様変更をおこなった理由はUberEats曰く「システム運用費を削減し、システムの持続的で効果的な運用を可能とする目的で実施されるものであり、全体的な配送料(配達報酬)に影響を与えるものではありません」とのことでした。
そして、上記の通知内容と同時にUberEatsからは「基本金額と配達調整金額が合算された形で」と通知があり、配達調整金額が無くなるとは一言も言っていませんでした。
このことから2023年11月21日から適用された配達報酬詳細画面の仕様変更における配達報酬への影響は一切ないと捉えることができます。
しかしながら、これまでのUberEatsの様々な仕様変更後の状況を見る限り、今回も本当に配送料(配達報酬)に影響がないというのは信用できないというのが配達員の見解であり、悔しくも今回も悪い予想が的中してしまいました。
では、具体的にどう配達報酬に影響が出たのか、それについては次の項目で解説していきます。
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調整金 廃止の真相とは
ここでは配達員界隈で騒がれているUberEatsの調整金廃止の真相について解説していきます。
尚、UberEatsではトリプル案件(3件同時配達)がありますが、これは基本的にダブル案件(2件同時配達)と概要が同じであることとトリプル案件自体受ける頻度が少ないことから、本記事ではトリプル案件については特に触れないこととします。
調整金は本当に廃止されたのか?
結論から言うと調整金は廃止されていなく、これまで通り調整金は発生します。
以下の画像は私自身が仕様変更日である2023年11月21日に配達した際に報酬となりますが、しっかりと配達調整金がついてます。
ちなみに上記の案件は1件配達の報酬で、届け先の入館方法が複雑なこともあり エントランスから注文者宅の玄関まで10分~15分程時間を要したために調整金が発生したと思われます。
では、配達員界隈で何故「調整金が無くなった」と言われるようになったのか、それについては次の項目で紹介する内容が関係しているとも言えます。
以前よりも調整金が付きにくくなった…
これまで通り調整金は発生するものの、配達員界隈では以前よりも配達調整金が付きにくくなったという報告が多数上がっています。
仕様変更前は、ダブル・トリプルの複数同時配達案件については特に配達時間が遅延していなくても以下の画像のように配達調整金が付き 最終的な報酬がアップすることがありました。
毎回必ず調整金が付くというわけではありませんが、上記のようなケースは珍しいことでもなく、特にバイク・軽貨物配達においては調整金が付いて当たり前ぐらいの風潮がありました。
しかし、配達詳細画面の仕様が変わってからは、結構な遅延に遭遇しない限りは調整金が付かない模様で、私自身ダブル配達で調整金が付かなくなりました。
そして、各配達員からの調整金に関する情報を総括すると、以前よりも調整金が付きにくくなり比較的長めの遅延(15分以上?)が発生しないと調整金が付かない模様です。
これが今回の「配達調整金が無くなった」と言われる所以であり、調整金が付きにくくなったことが誇張され「調整金が廃止された」と言われています。
このことから調整金廃止ではなく、調整金減退という言葉の方が適切なのかと。
解体にはご注意!
まず解体とは、2件同時配達を受けた後に1件を受けキャン(キャンセル)してシングル配達にすることです。
そして、この解体をすることで シングル配達の報酬単価が300円未満になってしまったという報告が上がっています。
基本的にUberEatsでの1件配達における最低報酬単価は300円とされており、今回の仕様変更前までは解体しても必ず300円以上貰えるはずでした。
しかし、今回の仕様変更後にダブル(2件同時配達)を解体すると、最低報酬額である300円を下回ってしまったという報告が上がってきています。
※報酬単価の最低金額については後述する『配達報酬が更に下がる』の項目にて解説していきます。
特に追いダブルで 最初に受諾したリクエストキャンセルした際にこの事象が発生しやすいと言われています。
シングル案件を受諾した後に、追加で新規の案件が来ること
具体例としてシングル案件を300円で受諾し、その後 追いダブルが150円で来て それも受諾したとします。
その後 何らかの事情で最初に受けた案件をキャンセルして追いダブルとして来た案件だけをこなした場合に配達報酬が150円となってしまうという事象です。
この事象については追いダブルを解体したからといって必ず起きるわけでもなく、逆に最初からダブルを受諾して1件解体した場合でも300円未満の報酬になることがあり特に規則性はありません。
これについては仕様変更に伴うバグなのでは?とも言われており、今後 こうした仕様が定着するかは現状不明となっています。
ちなみにですが、私自身も上記内容に該当するパターンとそうでないパターンの両方を経験したので掲載しておきます。
上画像の左側が報酬300円を切るパターンで、右側は300円を超えた報酬となっています。
左側の見積報酬が200円すら切っていること自体が不明ではありますが、調整金が付いて300円に近づいた報酬にはなっています。
しかし、300円に近いというは最低報酬単価?の300円になっていません…
次に、右側については解体したことで300円以上の報酬となっており、実のところ報酬減よりも報酬増するケースの方が多いとも言われています。
※解体によって報酬増加に繋がるケースついては後述する『ダブルを解体する』で詳しく解説していきます。
ちなみにですが、左側のケースについてサポートに問い合わせたところ、異議申告が認められ報酬が141円分追加されました。
こうした報酬が300円未満だった際の問い合わせについては、サポートから「金額に間違いはない」と言われて修正されないという話もあり、必ずしも増額されるわけではなさそうなのでご注意ください。
問い合わせする際のアドバイスとして、最低報酬額が300円ということをアピールするために『2021年12月に通知された内容の最低報酬単価300円を下回っているため報酬の修正をお願いします』という文面を入れることで対応してもらいやすくなるのかと。
尚、サポートへの具体的な問い合わせ方法については以下の記事内の『報酬に関するサポート問い合わせ手順』の項目にて解説しているので、報酬の修正依頼をする場合はこちらをご参照ください。
新たなるバグが発生?
先程紹介した「ダブルを解体すると報酬が300円をきる」現象もバグの可能性があるのですが、これ以外にもう一つバグと思わしき現象が発生するようになりました。
それはシングル案件のピックアップ完了後に追いダブルが来る現象です。
以前までは、シングル案件を受諾してからピックアップ完了するまでの間は追いダブルが来たものの、ピックアップ完了処理をしたと同時に追いダブルは来なくなる仕様でした。
それが今回の仕様変更後からピックアップ完了してドロップ先に向かう途中でも 追いダブルが割り込むようになり、その追いダブルを受諾すると新たなピックアップ先へルートを変更する必要が出てきます。
この仕様は顧客満足度低下に繋がる問題点ではないかと思っており、その理由は最初に配達する予定だった注文者に迷惑がかかることです。
何故、迷惑がかかるかについては、以下の具体例で紹介していきます。
まず、配達員が先ほど紹介したパターンである割り込んできた追いダブルを受諾したとします。
追いダブルを受諾した配達員は注文者宅へ向かっている最中に、追いダブルの店舗へルート変更する必要が出てきます。
この行為は注文者から見ると、ピックアップが完了して自宅へ向かっている配達員が突然 遠回りを始めたことになります。
そうなれば注文者側からすると 到着予定時間も変更されるわ、料理の鮮度も落ちるわで迷惑極まりない対応となってしまいます。
この上記の事象が注文者にとって迷惑な行為であり、この仕様が定着してしまうと更なるサービス低下が加速し、配達員としても由々しき事態かと。
この事象については配達員側でピックアップ後の追いダブルを受諾しなければ 回避できるわけで、配達員次第なところもあります。
ただ、注文者に迷惑がかかると分かっていながらも追いダブルの条件が良ければ受諾せざる得ない実情もあるわけで、配達員側からすると「UberEatsがこういう仕様だから受諾した」と言えばそれまでです。
とにかく、この事象がバグであるのであれば顧客満足度低下を防ぐためにも一日でも早く改善して欲しいものです。
良くなった点もある
調整金が付きにくくなった反面、最初に提示される見積報酬額が以前よりも少し高めになりました。
1km前後の短距離は相変わらず300円が多いのですが、1kmちょっと超えたぐらいから300円を超える見積金額も多々見られます。
とは言え非常に微々たる金額であり、調整金がほぼほぼ付かなくなったデメリットを考えると手放しで喜べるわけではないかと。
ただ、元々調整金が付きにくかった自転車勢にとっては今回の仕様変更は朗報なのかもしれません。
まとめ
結論として、2023年11月21日からの配達報酬詳細画面の仕様変更により、調整金が以前よりも付きにくくなりました。
ただし、調整金が付きにくくなった代わりに見積報酬額が微増したというメリットも同時に発生しました。
結果的に仕様変更後の報酬はプラスマイナスゼロと言いたいところですが、どちらかいうと調整金が付きにくくなったことの影響の方が多いので報酬は微減といったところでしょうか。
そして、これは私自身の憶測なので信憑性はありませんが、今まで頻繁に調整金が付いていたことが実はシステム上のバグで、今回の仕様改定で本来に姿に戻ったのではないでしょうか。
個人的には今起きている調整金が付きにくい現象がバグで、バグが解消したら以前のようにダブル見積り400円が600円に化けるというのが当たり前に戻って欲しいと思っているわけですが…
とにかく、今回紹介してきた事象はまだ仕様変更してから数日間の内容をまとめただけであり、今後は改善する可能性もあるので、すぐさま「UberEatsはオワコン」と決めるのは時期早々なのかと。
今後のUberEatsの改悪事項とは
こうした改悪とも言える仕様変更がある度に配達員が思い浮かべるのが今後の更なる改悪があるのではないかという不安であり、ここでは今後予想される配達員にとってのUberEatsの改悪事項について解説していきます。
ただ、この内容についてはあくまで私の個人的に予想であり、必ずしもこうなるとは限らないことをご了承願います。
そして、今後起きるであろうUberEatsの改悪事項は以下となります。
次から上記項目を個別に解説していきます。
配達報酬が更に下がる
今後、直近でおこなわれる可能性が高いと考えられる改悪であり、すでに今回の調整金周りの仕様変更で報酬減が更に進行したとも言えます。
UberEatsの配達報酬はブラックボックス化されていることもあり、UberEatsのさじ加減ひとつで報酬は変わることもあり、UberEatsの経費削減の手段として配達員の報酬を減らすことは必然とも言えます。
ただ、悪い話ばかりではなく UberEatsの報酬は時期や日ごとに変動する傾向もあり 常時減少しているということでもなく、なんなら同じ日でも報酬の増減があったりもします。
この辺の報酬が高くなったり安くなったりするアルゴリズムは解明されていないので何とも言えませんが、稼働している配達員の数でも変わる傾向があり、配達員が少ない程 配達報酬が高めになるかと。
そうなると、今回の調整金騒動がきっかけで配達員の離脱が発生すれば 再び報酬増ということもあり得るかもしれません。
最低報酬単価が下がる
これは最低報酬単価が現状の300円から更に下がるという予想であるわけですが、その話の前に今の最低報酬単価が300円である根拠から説明していきます。
2021年5月10日からUber Eatsは新報酬体系となり、その際に配達報酬額に300円という下限が設けられました。
それからしばらく経った2021年12月20日には更なる報酬改定の発表があり、UberEatsから以下の通知がありました。
今後、全体として、300円を超える配送料が支払われる配達が発生する頻度を増やす一方で、300円の配送料が支払われる配達が発生する頻度が少なくなるよう、配送料の算定方式における計算要素を調整します。
上記の通知は、言い換えれば最低報酬単価が300円であるということを示しています。
そして、これ以降UberEatsから最低報酬額に関する発表がないことから、現在の最低報酬単価は300円ということなります。
(ダブルの最低報酬額は400円のため、ダブルを受諾した場合は1件あたり200円になる)
前置きが長くなりましたが、ここでの本題である最低報酬単価が現状の300円から更に下がるという予想についてですが、結論を言うと他社の動向次第で今後の報酬単価が決まっていくのではないでしょうか。
他社というのは別のフードデリバリー(出前館・Wolt・menu)を示すわけですが、これらの配達報酬を加味した上で最低報酬単価を下げるかどうかが決まるのかと。
逆を言うと、他社側もUberEatsの動向を気にしている状況で、今後他社の報酬改定はUberEatsの動向次第とも言えます。
そう考えるとしばらくは各社の最低報酬単価については拮抗状態が続くと思われ、UberEatsが本格的に下げてくるのはどこか1社が撤退し 配達員の稼働先の選択肢が減ったタイミングなのではないでしょうか。
では、仮の最低報酬単価が下がるとしたらいくらになるのでしょうか?
妥当なところで250円、もしくは現状ダブルが ある意味単価200円でもあるので 200円という線もあります…
単価200円でも配達する人は大勢いる!と言われてもいますが、流石にここまで下がってしまうと専業勢は軒並み撤退して 経費が少ない自転車配達員且つ副業勢が大多数になるような気もします。
クエストがなくなる
まずここで言うクエストとは、月曜~日曜の期間に跨り(またがり)規定の配達回数を達成すると追加報酬が貰える日跨ぎクエストのことを示します。
尚、この日跨ぎクエストの話題については、現状でクエストがあるエリアに限った話とさせて頂きます。
そして、これについては当面の間クエストが無くなることはないと思っています。
理由は、クエストがあることで 安い報酬でも配達員を繋ぎとめることができるからです。
言い方は悪いのですが、クエストは配達員を確保するための餌であり、クエストを達成するためにダブル案件などの低単価報酬でも仕方なく配達している人も少なくないと思われます。
逆を言うと、クエストが無ければ配達員としては配達件数よりも配達単価報酬を重視するようになり、報酬が安い傾向にあるダブル案件は避け、1件ずつ地道に配達することを選ぶ配達員が増えることも予想されます。
そうなればUberEats側からすると より多くの注文がさばけなくなり、結果的に売り上げが落ちることとなってしまいます。
特に現在 日跨ぎクエストがあるエリアは それなりに注文数が多い所であり、より多くの注文をさばくためにも数多くの配達員を確保しておく必要があります。
このことから、クエスト廃止はUberEatsにとって経費削減になる反面、配達員を失うというリスクもあるため そう簡単にクエストを無くせないとも言えます。
ただ、UberEatsからすると クエストが無い状態でも注文がさばける状況であることが理想であり、配達員が過剰にいる閑散期には試験的にクエストを無くすことも実施するかもしれません。
仮にクエスト無でも十分な配達員確保ができるとわかれば、閑散期はクエストを無くして 繁忙期にだけクエストを出すということはあるかもしれません。
そして、本当にクエストを廃止する時はUberEatsが日本から撤退すると決めたタイミングになるのではないでしょうか…
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今後の配達員はどう対応すべきか
ここでは今回の仕様変更に伴い、今後より稼ぐためにも配達員としてどう対応すべきかについて解説していきます。
まず、今後の配達員が稼ぐための対応方法は以下となります。
次から上記項目を個別に解説していきます。
他社との併用
かつてはUberEats一本で稼げる時代とも言われてしましたが、昨今のUberEatsの配達報酬の改悪ぶりを見る限りUberEatsのみの稼働では効率が悪いとも言えます。
そうした状況の中、同じフードデリバリーである「出前館」「Wolt」「menu」と併用しながら稼働することで より効率よく稼げるようになります。
現状、UberEats以外の所も報酬減傾向にあるので、どこかがずば抜けて稼ぎやすいということはありませんが、1社に絞るよりは複数社で稼働できるようにした方が効率良い配達が出来る可能性はアップします。
他社併用の稼働スタイルの参考例として、UberEatsの日跨ぎクエストがあることを前提で話すと、早い段階でクエストを達成させ それ以降は他社稼働に切り替えるというのがUberEatsのメリットを最大限に活かした稼働方法かと。
もしくは、土日はUberEatsの報酬単価が上昇傾向にあることと配達案件も増加傾向にあることから、平日はUberEats配達の頻度を下げ他社を多めにして、土日をUberEatsメインにするのもありかと思います。
その時その時 どこの会社で稼働するのが最適かは時間帯・エリアによっても変わってくるので、自分でいろいろと模索しながらベストな組み合わせを探して頂ければと思います。
そして、まずは 自分の稼働エリアで配達できる会社すべてで登録しておくことをおすすめします。
もしかすると、UberEats以上に自分に適した会社が見つかるかもしれませんし、そっちをメインにした方が稼げるということにもなるかもしれませんので、面倒かもしれませんが 稼働してみてください。
ただし、他社との併用で稼ぎやすくなるからと言って、2社以上の配達を同時におこなうことだけはしないようにしてください。
複数社の案件を同時に受けることはアカウント停止に繋がり兼ねない行為であり、何よりも注文者に迷惑がかかることなので絶対にやらないようにしてください。
ダブルを解体する
これは前述した『解体にはご注意!』と矛盾する内容となってしまいますが、今回の仕様改定により解体すること有用性も見えてきました。
まず「解体」を改めて説明させてもらうと、2件同時配達を受けた後に1件を受けキャン(キャンセル)してシングル配達にすることで、シングル案件を受諾した後に追加の案件を受諾してダブルにした状態からの受けキャンも「解体」に該当します。
そして、現状 ダブルを解体することで比較的高めの報酬を得ることができるとも言われています。
私が経験した具体例を挙げると、ダブル486円を受諾し、1件(2件目を)解体し1件だけ配達した際の報酬が417円となりました。
実際にこれ以外でも600円未満のダブルを解体して1件だけ配達した場合は400円前後の報酬単価になることが多々ありました。
そうなると単価300円を割っているダブル案件を素直に配達するよりも、ダブルを解体して少し高めの単価で配達件数をこなす方が儲かりやすいとも言えます。
ただし、やみくもにダブルを解体するのは得策とも言えず、この解体による報酬はあくまでおまけ的な考えとして、基本的にピックアップ先・ドロップ先に何も問題がなければ 素直に2件ともこなしていくべきかと。
ピックアップ先で長時間の調理待ちが確定した場合や2件のピックアップ先が極端に遠い場合などの、報酬に対して見合わないと感じた時だけの解体が基本とも言えます。
そもそもクエスト達成が目的なのであればダブル・トリプルは非常に有用であり、多少単価が低めでも あれこれ小細工せずにこなした方が効率が良いということもあります。
本当にダブルを解体して単価が良くなるかはエリア・時間帯によっても変わる可能性があるので、ご自身で試して実際にどうなのかを確認してみてください。
そして、このダブル解体には注意すべきことが2つあって、1つ目は解体(受けキャン)しすぎるとUberEatsからペナルティを受ける可能性があることです。
実際、過去には受けキャンをしすぎてアカウント停止になったという報告が上がっており、手当たり次第 受けキャンすることはおすすめしません。
どのくらいの回数・割合で受けキャンしたらペナルティを受けるかは定かではありませんが、受けキャンの累計回数は基本的に1週間でリセットされるので、受けキャンしすぎと思ったら翌週は受けキャンを控えめにすると良いかもしれません。
2つ目のダブル解体における注意点は、この方法がいつまでも有効であるという保証がないことです。
現時点ではダブルを解体した方が高めの報酬単価を取得しやすいものの、すべてがすべてうまくいくわけでもなく中には解体した結果 報酬が300円を切ったという報告もあります。
実際に私もダブル解体後に300円未満になるケースもあり、サポートに問い合わせて報酬は300円越えしたものの 解体する度に問い合わせするとなると手間もかかってしまいます。
それに、ある時から急に「解体したら単価がものすごく下がった…」なんてこともあるかもしれません。
もし、これまでと何か変わったと感じたら、SNSなどで現状を再確認して稼働スタイルを見直すタイミングなのかもしれません。
チップを狙う
これは今回の件に限らず昔から言われていることですが、チップを取得することができれば実質 報酬単価を上げることができます。
ただ、チップは運要素もかなり強く、チップが付きやすいエリア等もありますが、そこで稼働したからといって必ず貰える保証もなく そう簡単に思い通りにできない要因でもあります。
それでも、行動を少し変えるだけでチップ取得率を上げることも可能なので、少しでも報酬を上げられる可能性があるなら試さない手はないかと。
尚、チップ取得のコツについては以下の記事にて詳しく解説していますので、気になる方はこちらをご参照ください。
時間がかかる案件を避ける
今回の仕様変更で配達調整金が付きにくくなったことにより、無駄に時間がかかる案件を避けるのが得策とも言える状況となりました。
ここで言う無駄に時間がかかる案件とは商業施設内にある店舗やタワーマンションなどの地図上の距離と実際の移動時間が乖離する場所を含む案件を示します。
調整金が付きにくい今、こうした案件を極力避けていくことが効率良い稼働スタイルとも言えます。
尚、タワマンを効率良く避ける方法については以下の記事にて紹介しているので、普段からタワマン配達で苦汁をなめてきている方は参考にして頂ければと思います。
黙って配達する
今回の仕様変更しかり度々訪れる報酬減に対して ぐちぐち不満を言っても何も始まらないわけで、UberEats配達で稼ぐためには結局のところ 黙って配達するしかありません。
もちろん何も考えずに無心で配達するということではなく、常に最適解な稼働スタイルを模索することが大事であり、先ほど紹介した『他社との併用』『ダブル解体』など自分に適した方法を見つけていく必要があります。
また、それ以外の稼働する上で稼ぐためのコツを以下の記事にて詳しく解説しているので、こちらも参考にしてより効率良い配達を実践して頂ければと思います。
それと、UberEatsもバカではないので(おそらく…)、やみくもに配達員の報酬や待遇を悪化させ続けることもないと思っています(というか そうであることを願っています…)
配達員の報酬や待遇を悪化させることはすなわち配達員の数が減ることであり、配達員減少が加速すれば何かしたの改善策を講じる可能性もあります。
本当にUberEatsが配達員に対して改善してくれるかは、自分で言っておきながらも半信半疑でもありますが、不平不満を言ったところで何も進展はありません。
もし、本当にUberEats及びフードデリバリー業界に不満しかないのであれば、別の稼ぎ方を探した方が精神的にも良いと言えます。
とにかく、前向きな気持ちで稼働して配達を楽しんだもの勝ちかと。
最後に
今回はUberEatsの配達調整金について話題を紹介してきました。
実際のところ、今回の仕様変更は地味に影響が大きく、苦しんでいる配達員も少なくないと思われます。
そして、今回の調整金減退で より一層「UberEats配達はオワコン」と言われるかもしれませんが、オワコンかどうかを決めるのはあなた自身でもあります。
この件で見切りをつけてUber配達を辞めるのも良し、逆に この件で配達員が減ることを好機とみてUber配達を続けるのも良しで、自分にとって最善の選択をして頂ければ何よりです。
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