Uber Direct(ウーバーダイレクト)開始 【Uber Eats 新サービス】

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今回は2022年10月から開始されるUber Eatsの新配達サービスのUber Direct(ウーバーダイレクト)についてサービス内容紹介をはじめ、配達における注意点などを解説していきます。

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目次

Uber Directのサービス内容

ここではUber Directのサービス内容について解説していきます。

Uber Directとは

Uber Direct(ウーバーダイレクト)は2022年10月3日(月)からの開始予定のUber Eatsの新サービスとなります。

過去に一部地域で試験的に運用していたパッケージ案件が この度正式に開始することが決定し、Uber EatsからUber Directについて以下の内容が発表されました。

Uber Eatsからの通達内容 原文

Uber Directは、マーチャントパートナーが自社のウェブサイトで販売する商品の配達をUberに依頼し、Uberが契約する独立した事業者である配達パートナーにその商品の配達業務を委託するという新たな配達サービスです。

要するにECサイト(ネット通販サイト)で購入した商品の配送をUber Eats配達パートナーが行うというものです。

これまではUber Eats加盟店のみの配達に限られていましたが UberDirectではUber Eatsの加盟店ではない店舗の商品も配達の対象となります。

そして、UberDirectではUber Eatsアプリを使わずに各ECサイトの販売ページからの注文することができ、利用者(注文者)は従来通りの方法でケースに応じてUber Eats配達パートナーが配達を担当することとなります。

また、店舗側としてどのようなサービスになるか気になる方は以下の公式ページをご確認ください。

配達員にとってはどんなサービスなのか

UberDirectは配達員にとってはどんなサービス・対応方法となるかについて解説していきますが、まずはUber Eatsから発表された内容を見ていきたいと思います。

Uber Eatsからの通達内容 原文

配達パートナー様は Uberドライバーアプリを通じてUber Directの配達依頼を受けていただくことができます。

その際の配送料の算定方法は、Uber Eatsにおける配達サービスの配送料の算定方法と同じです。

なお、Uber Directの配達依頼を受けずに、従来通り Uber Eats の配達依頼のみを受けていただくことも可能です。

Uber Directの開始によっても、配達パートナー様のサービス提供の自由度に変更はありません。

とりわけ、Uber Directの配達依頼を受け付けることは義務ではありません。

上記の内容からパッケージ案件(UberDirect案件)を受注した場合に受諾するか拒否するかは配達員で選べる形となり、オーダー受注に関しては従来通りの対応方法とは何ら変わりないものとなります。

ただし、パッケージ案件を受託した後の対応方法は従来の注文方法とは若干異なる点があり それらについては後述する「Uber Direct配達の特徴・注意点」にて詳細を解説していきます。

また、パッケージ案件か否かはオーダー通知画面でスライドする箇所が以下のように「パッケージ」と表示されるようになります。

UberDirectではどのような物を運ぶのか

まず現時点でUberDirect対象店として明言されているのが「食料品店、薬局、小売店」となっておりこれらの対象店から以下の荷物が配達の対象となります。

UberDirectの配達物
  • 大型スーツケースくらいのサイズまでの荷物
  • 1 個あたりの重量が50ポンド(約23kg)までの荷物
  • 書類、備品、小型自動車部品、日用品

意外にも配達対象の最大商品サイズは大きく・商品重量も約23kgまでと結構な重さであり、商品によっては自転車・バイクの配車だと配達が困難である可能性もあります。

実際にこれらの規定ギリギリのサイズ・重量になることは稀かと思いますが、対象内でもあるということだけは覚えておいた方が良いかもしれません。

配達する商品の注文日はどうなるのか

「当日注文の商品を配達するのか?もしくは当日以前(前日等)に注文した商品を配達するのか?」はUber Eats配達員にとって最も気になる点でもあるかと思いますのが、これについては現状 具体的な情報は入ってきていないのでどうなるのかは不明でもありますが、UberDirect公式ページには以下の記載があります。

食料品店、薬局、小売店で Uber Directを利用して当日配達のオプションを追加できるようになりました。

このことから当日注文分の商品のみの配達となる可能性が高いので、配達時に懸念される注文者の不在に遭遇する可能性もかなり低くなると予想されます。

Uber Direct配達の特徴・注意点

ここではUberDirect配達の特徴及び それらの配達で注意すべき点を解説していきます。

Uber Direct案件か否かの判別は可能

通知されたオーダーがUber Direct案件(以下 パッケージ案件)かどうかはリクエスト画面のスワイプするアイコンに「パッケージ」と表示されます(通常時は「配達」と表示)

これによりリクエスト通知の段階で通常の配達案件か パッケージ案件かの判別が可能となります。

商品が配達できない場合は返却が必要

現在のUber Eats配達であれば注文者が不在等の理由で連絡が取れずに商品を渡せない場合は一部の商品(医薬品など)を除き10分待機の後に商品は廃棄扱いとなり その場で配達完了となります。

しかし、 パッケージ案件で注文者に商品を渡せなかった場合はピックアップした店舗に商品を返却する必要があります。

もしパッケージ案件が届け時間を少し先の時間に設定できる仕様で朝注文して夕方・夜配達ということになったりすると、注文者が不在である可能性も高くなり返却する機会が増えることが懸念されます。
(現状、配達時間の仕様については不明なので何とも言えませんが…)

仮に上記のように配達時間の仕様で不在率が上がってしまうと、商品返却するという手間が発生し配達員にとってはデメリットが大きい配達となってしまいます。

しかし、次に紹介する「Uber Direct配達報酬の仕組み」を考慮すると、この返却しなくてはいけない仕様もデメリットどころかメリットに変わる可能性が高くなります。

Uber Direct 配達報酬の仕組み

基本的に配達報酬の算定方法は従来のUber Eatsの配達サービスの配達報酬の算出方法と同じということのなので、 パッケージ案件もピックアップする店舗がこれまでと異なるぐらいで配達報酬は何ら変わらないということが予想されます。

重要なのは次のUber Eatsからの通知内容です。

返却配送についても配送料(配達報酬)が支払われます。返却配送時の配送料は通常の配送時と同じ方法で算定されます。

上記の内容から、注文者に商品を届けられなかった場合はピックアップした店舗に戻って商品を返却する必要はあるものの、ドロップ先からピックアップ先に戻る際も配達報酬が発生することなり、単純計算で配達報酬が2倍になるということになります。

「返却時に配達件数がカウントされるのか?」「返却するか否かの判断は10分タイマーになるのか?」については現状不明ではありますが、返却になったとしても配達員側にはそれほどデメリットにはならない報酬体系ではないでしょうか。

返送配送をしなかった場合のペナルティ

注文者に商品を届けることができなかった場合は返却処理となりますが、この返却についてUber Eats公式から以下の注意書きがあります。

配達パートナー様が返却配送を行わなかった場合、返却対象の商品代金を(配送料から差し引くことにより)マーチャントに弁済するよう求められる場合があります。

つまり、返却配送になった時に何らかの理由でピックアップ先に戻ることができないと商品代金を弁償する必要があります。

具体的な返却期限が何分・何時間以内もしくはその日までなのかは不明ですが、返却中に何かしらのトラブルがあって商品を返却することができなければ配達報酬2倍どころか それがマイナスになるほどの請求がくるかもしれないので十分な注意が必要となります。

こうしたペナルティについては配達員が パッケージ案件を受諾した時点で、上記の返却配送の仕様も了承したという扱いになるので悪天候時や車両の調子が悪い時などは安易に パッケージ案件を受諾しない方がいいかもしれません。

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サービス開始後の配達員への影響は?

Uber Directが開始することによって トータルのUber Eatsへの注文件数が増える可能性が高くなります。

パッケージ案件を受諾するかどうかは各配達員の判断によりますが、トータルの注文件数が増えることで現状よりも注文オーダーが来やすくなる可能性があり 今よりもオーダー通知の来る頻度が増えることが予想されます。

ただ、試験的に運用していた時期に該当地域の配達員からパッケージ案件を受けたという話が全く聞かれないことから当面の間はパッケージ案件はそうそうお目にかかれるものではない気もします。

あとパッケージ案件を受諾する上で「運ぶ商品のサイズ・重量の上限値が高いこと」と「返却できなかった場合の弁償対応」があることだけは忘れないようにしましょう。

事前にこれらのリスクがあることを承知しておけば万が一の時にも迅速に対応できるでしょうし、「運ぶ商品のサイズ・重量の上限値が高いこと」に関しては最悪受けキャンをすれば対処可能で、万が一車両のトラブルで返却先への移動手段を失ったという場合はタクシーを使うなどの対応方法も頭の片隅に入れておくだけでも焦らずに行動できると思います。

これらのリスクを不安に思う方は、しばらくの間はパッケージ案件の受諾を避けて、他の配達員から実際に配達した感想を待ち、ご自身でも問題なく対応できると判断してから受諾する形でも良いかと思います。

最後に

今回はUber Eats 新サービスのUberDirectに関する情報をお届けしました。

まだサービス開始前で細かい仕様までは判明していないので 本当のところはサービス開始日の2022年10月3日になってみないと何とも言えませんが、UberDirectのサービス開始は発表は配達員にとっては嬉しいニュースになるのかと。

もしかするとこのパッケージ案件(Uber Direct案件)が閑散期の救世主となってくれるかもしれないので、10月3日からの特需に期待したいところです。

もし、私自身にパッケージ案件の通知があればリスク承知で受諾し どんなものかを体験し よりリアルな声も皆さんにお伝えできればと思っています。

それでは良い配達ライフを。

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