UberEats 運転時間 仕様変更【オンライン時間 12時間制限へ】

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今回は2026年5月11日から適用されるUberEats(ウーバーイーツ)の運転時間 仕様変更について紹介していきます。

運転時間 仕様変更の詳細内容から、仕様変更によるメリット・デメリットなどについて解説していきます。

目次

UberEatsの運転時間とは

ここではUberEatsの既存(仕様変更前)の運転時間の仕様について解説していきます。

UberEatsでは2019年10月頃から配達員の長時間労働を防ぐために、連続労働時間を制限するための運転時間という仕様を設けるようになりました。

この運転時間とはデリバリー稼働中(案件を受諾してから商品を届け終わるまで)の時間を示します。

言い換えるとピックアップ中(店舗に商品を回収しに行く時間)&ドロップ中(店舗から届け先へ商品を届ける時間)が運転時間に該当します。

そして、この運転時間は12時間以内に制限されており、運転時間を使い切るとオンラインにすることができず実質稼働することが不可となります。

この運転時間を戻すためには6時間のオフラインが必要となり、この条件を満たせば運転時間はデフォルトの12時間にリセットされます。

※運転時間リセットに必要な「残りオフライン時間」については、以下の画像のようにUberドライバーアプリ上で確認することができます。

もし、最大限稼働したいのであれば12時間運転時間使い切り→6時間オフライン→12時間運転時間使い切り という流れを繰り返す必要があります。

UberEats配達員であれば運転時間という概念があることを知っている人は多いと思うのですが、実際に運転時間を意識して稼働する人は極一部と言えます。

というのも大半の配達員は運転時間を使い切る程の長時間稼働はせず、稼働と稼働の間の時間もゆうに6時間は超えるため 何も意識せずとも自然と運転時間もリセットされているからです。

これらのことから極一部の配達員からは重要な仕様であるものの、大半の配達員にとってはどうでもいい仕様とも言えるのではないでしょうか。

運転時間 仕様変更内容

2026年5月11日(月)よりUberEatsの運転時間の仕様が変更されます。

まず、運転時間はこれまで通り12時間であることは変わりありません。

仕様が変わるのは運転時間に該当する行為で、これまでの稼働中(案件を受諾してから商品を届け終わるまで)の時間に加えてオンライン中の時間も運転時間としてみなされるようになります。

要するに案件を受諾していない状態でも、Uberドライバーアプリを起動してオンライン状態にしているだけで運転時間は減っていくことになります。

ただし、オンライン状態でも自身がその場に停止していれば運転時間の対象外となり、オンライン状態で移動している場合のみ運転時間の対象となります。

このため、運転時間を消耗したくないのであれば、オンライン中は移動せずに その場に立ち止まって 次の配達依頼を受信するのが得策となります。

尚、運転時間をリセットするために必要な休憩時間は、従来通りオフライン6時間以上と変更ありません。

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運転時間 仕様変更の理由とは

今回、UberEatsが運転時間の仕様を変えた具体的な理由については明記されていないため、これまでのUberEatsを取り巻く環境及び私の憶測を踏まえて紹介させてもらいます。

まず、元々の運転時間という仕様はアメリカのUberEatsが起源と言われています。

アメリカではUberEats配達員の長時間稼働による過労事故が発生し、それによる訴訟が多発したとのことです。

訴訟が起こるたびにUber側は和解金を支払って示談で終わらせてきましたが、このままだと金を払い続ける&国から厳しい法規制を受けビジネス上のリスクが向上すると判断しました。

そこで、訴訟の大元なっている過労事故を防止すべく、アメリカでは2018年頃から稼働時間を制限するために運転時間という仕様を導入し配達員を強制的に休ませるようにしました。

その後、日本にもアメリカと同様に運転時間の制限が設けられるようになりました。

そして、ここからが本題となりますが、今回 運転時間の仕様を厳格化した最大の理由はビジネス上のリスクを抑えるためではないでしょうか。

現状、日本ではフードデリバリー配達員による事故は多数報道されていますが、それらの事故の原因が「長時間稼働による過労」という報告は無く Uber側が特別非難されたケースはないと記憶しています。

今後も日本においてフードデリバリー配達員の過労事故が起きる確率は非常に低いとは思われますが、昨今 何かと忙しい稼働を要求するUberEatsに関しては 過労事故が発生しうることも考えられます。

UberEats配達員による過労事故が起きようものなら、マスコミに大々的に報道され 最悪 国からの法規制が入る可能性もあります。

そうした、ビジネス上でのリスクを事前回避するために、運転時間をより厳格化したのではないでしょうか。

万が一、過労事故が起きたとしても今回の運転時間の厳格化で「Uberは長時間労働の問題にも真摯に取り組んでいます」ということをアピールできるので ある程度の責任回避にはなります。

当然、配達員側の安全を考慮している部分もありますが、実のところUberの保身のための運転時間 仕様変更だったのではないでしょうか。

運転時間 仕様変更によるメリット・デメリット

ここではUberEatsの運転時間の仕様変更による、配達員へのメリットデメリットについて解説していきます。

本来であればメリットから紹介していきますが、今回に関しては運転時間の仕様変更による影響をより分かりやすく解説する意味でも、デメリットから先に紹介していきます。

デメリット

運転時間の仕様変更によるデメリットは以下となります。

クエスト達成難易度アップ

運転時間の仕様が変わることで、単純に従来よりも連続で稼働できるトータルの時間が減り、結果的に総配達件数も減ることになります。

そうなった場合に影響を受けるのが日跨ぎクエストの達成率で、特に高回数(130回)を目標としている配達員にとっては従来よりもクエスト達成難易度が上がる可能性があります。

現在の日跨ぎクエストの最高回数130回は全日フルでの稼働を求める程の回数ではありませんが、短期集中で達成を目指すとなれば話は変わってきます。

運転時間を12時間連続使い切りで これまでこなせていた配達件数が「仕様が変わってからできなくなった…」なんてケースが多くなり、一部の人にとっては配達件数に伸び悩むことは明白です。

こうしたことから、運転時間を使い切る前提で日跨ぎクエスト達成を狙っている人にとっては今回の運転時間 仕様変更は改悪と言えます。

配達依頼選択の自由度低下

運転時間の仕様が変わると、オンライン中も運転時間とみなされるわけですが、移動時のみ対象ということで オンライン中でも止まっていれば運転時間としてカウントされません。

このため、運転時間をフルに使いたいのであれば 案件未受諾時はその場で次の配達依頼が来るのを待つのがセオリーとなってきます。

配達依頼が多く来るであろう都心部であれば、その場にとどまって次の案件を待てば良いわけで、無駄に運転時間を消費することもありません。

問題は僻地へドロップした場合です。

僻地ドロップだと、その場所にとどまってしまうと配達依頼が来にくいため必然的に都心部に戻る必要があります。

従来であれば僻地から都心部の戻る際はオンライン状態にして 常時配達依頼を受信できるようにするべきですが、仕様変更後は移動中のオンラインも運転時間にカウントされるので気安くオンラインにはできません。

運転時間を気にして「都心部に着くまではオフライン」となれば無駄な時間が発生し配達効率が下がってしまいます。

こうした非効率な動きを避けるためには「僻地行きの案件を受諾しない」というのが最適解となります。

ただ、そうなってしまうと必然的に受諾できる配達依頼の選択肢が減るわけで、配達依頼選択の自由度が低下するということになります。

今でも僻地行きの案件は不人気ですが、運転時間の仕様が変われば今以上に不人気になってしまう可能性大です。

高報酬アピールの機会損失

運転時間の仕様が変わることで、今よりも総稼働時間が減り、純粋に時間ギリギリで稼げる報酬金額が減ることになります。

そうなると、従来よりも高報酬アピールがやりにくくなります。

一昔前だと100万円チャンレンジと称した、1カ月で報酬総額100万を目指す自主企画をおこなう配達員が多く見受けられました。

100万円チャレンジを達成することで注目を集め、そこから情報商材購入に繋げるなど 戦略的な手法であり、そうした人達は基本的に運転時間を使い切る稼働をしていました。

皆が皆 高報酬アピールで儲けようとしているわけではなく 中には自身の承認欲求のため・モチベーションを高めるためだけの純粋な気持ちで頑張る人もいます。

運転時間の仕様が変わることで、こうした高報酬アピールがやりにくくなるわけですが、そうした人達は極々一部に限られてくるので 大半の配達員には何ら影響はありません。

昔程 高報酬アピールの影響度もなく、むしろ高報酬アピールすると「リザルトを捏造しているのでは?」と疑われることが多いので、アピールする配達員も減ったと言えます。

そもそも、昨今のUberEatsの報酬体系では日跨ぎクエスト・ピーククエストの状況次第で報酬が左右される部分もあり、高報酬を達成できるかどうは運次第なところもあります。

そうした現状を考慮すると、高報酬アピールというのは時代遅れなのかと。

UberEatsからすれば、高報酬をアピールしたいがために無茶な稼働をして重大事故を起こされたらたまらないわけで、運転時間の仕様変更は必然だったのかもしれません。

メリット

運転時間の仕様変更によるメリットは以下となります。

配達依頼の増加

デメリット』の所で話したように、運転時間の仕様変更により、配達員全体の総稼働時間が減り 結果的に総配達件数も減るということになります。

こなせる配達件数が減りつつも、注文数は従来と変わらないとなれば結果的に各配達員へ配達依頼がきやすくなることになります。

また、オンライン時間も運転時間に含まれるようになることから、冷やかしでオンラインにする人も減るわけで、本気で稼働する気がある人に より早く配達依頼が来やすくなるかもしれません。

運転時間をフルに使っていた人にとっては実質稼働時間が減るので配達依頼増加の恩恵はあまりないかもしれません。

逆に、普段から運転時間を十分に残して稼働していた人にとっては配達依頼増加の恩恵を受けるチャンスであり、運転時間仕様変更により稼ぎやすくなるかもしれません。

報酬単価アップ?

運転時間 仕様変更で配達員全体の配達件数が減ることになれば 前述した『配達依頼の増加』に加え、配達報酬単価が増える可能性もあります。

というのも、現状UberEatsの報酬単価を決めるアルゴリズムは一般的に「需要と供給で報酬が変動する」と言われています。

ここで言う 需要とは注文数であり、供給とは配達員数ということになり、注文数に対して配達員が多ければ報酬単価は下がり、逆に配達員が少なければ報酬単価は上がる傾向です。

注文数が従来と変わらず稼働できる配達員数が減るとなれば、需要と供給のバランスで報酬単価は上がることになります。

特に運転時間を使い切って稼働する配達員が多いエリアでは、需要供給バランスの影響度は大きく 報酬単価増を実感するかもしれません。

また、運転時間リセットに必要な休憩時間にあてがわれるであろうオフピークの時間帯は報酬単価増の狙い目かもしれません。

そうそう目に見えて報酬単価増とはいかなそうですが、それでも昨今 報酬が減額傾向にあるUberEatsの中では久々に好材料となる話題なのではないでしょうか。

メリット・デメリットのまとめ

前述した『デメリット』『メリット』をまとめると、運転時間をフルに使っていた人にとってはデメリットが多く、運転時間を十分に残していた人にとってはメリットが多いことになります。

私個人の見解では普段から運転時間を使い切る人は稀であり、運転時間の仕様変更により恩恵を受ける配達員の方が圧倒的に多いかと。

このことから、今回の運転時間の仕様変更は良改善と言えます。

運転時間 仕様変更のまとめ

今回は2026年5月11日から適用されるUberEats(ウーバーイーツ)の運転時間 仕様変更について紹介してきました。

SNSやYoutubeのコメント等を見ると、運転時間 仕様変更について批判的な意見も多く見受けられ 、この部分だけ見ると運転時間を使い切っている配達員が多いようにも見えます。

ただ、これらの批判的な意見を発するのは俗に言う「声の大きい人(少数意見でありながら強気且つ頻繁に意見を発信する人)」であって実数として非常に少ないのではないでしょうか。

全配達員の稼働時間分布は不明なので断言はできませんが、普通に考えれば 普段から頻繁に運転時間をフルに使い切る配達員の数は圧倒的に少ないと見れます。

もし、普段から運転時間を使い切っていて今回の仕様変更に不満・文句があるという人は これを機に転職した方が良いかもしれません。

普段から運転時間を使い切るバイタリティがあるなら、他の所でも十分働けそうですし、未経験でも雇用してもらえる会社なんていくらでもあります。

昨今のフードデリバリー業界は価格競争が激化しており、配達員側はいつオワコンになってもおかしくない状況であるとも言えます。

このことから、身を粉にして稼働する専業配達員は今こそフードデリバリーから脱却する時かもしれません。

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