今回は7月28日にUberEatsから通知があった配達キャンセル方法の仕様変更について紹介していきます。
UberEatsからの通知
2023年7月28日にUberEatsから一部の配達員へ以下の通知内容が送られました。
このたび、UberEatsは配達パートナーが配達途中に適切にサポートを受けられるよう、配達中のキャンセルに関する仕様変更を行います。
上記通知に関してポイントとなるのが、通知が来たのが全配達員ではなく特定の配達員のみということです。
どういう条件に該当する配達員に送られたのかは不明ですが、まだ通知が来ていないという配達員も後々来ることになるかもしれません。
配達キャンセルの仕様変更について
ここでは今回の配達キャンセルの仕様変更について紹介していきます。
仕様変更の詳細内容
まずはUberEatsからの配達キャンセルの仕様変更についての通知内容を見ていきたいと思います。
今回の変更により、商品の受け取り後 届け先に向かう途中でトラブルが発生した場合に、アプリ上のキャンセルボタンから直接キャンセルするのではなく、サポートに連絡して、助言を求めたり、配達をキャンセルしたりすることとなります。
サポートへの連絡は、従来と同様「サポートにチャットで問い合わせる」ボタンを使って行うことができます。
要するにこれまではUberドライバーアプリ上から簡単に配達キャンセルできていたのが、仕様変更によりサポートに問い合わせないとキャンセルできなくなる模様です。
サポートへの問い合わせ方法については上記通知文にも記載があるように、チャットでの問い合わせとなります。
ここで重要なのが、今回の配達キャンセルの仕様変更の対象は、店舗から商品を受け取ってドロップ先へ向かう場合であり、ピックアップ後の配達キャンセルということです。
よって、リクエストを受諾してから店舗に向かう途中・もしくは店舗に到着してからの配達キャンセル(受けキャン)は従来通りの仕様のままなのでアプリ上から簡単にキャンセルすることができます。
10分タイマーへの影響は?
今回の配達キャンセルの仕様変更対象はピックアップ後ということになるわけですが、気になるのは「10分タイマー」の仕様がどうなるかです。
10分タイマーとは、届け先 到着後に注文者から応答がなかった場合に作動するタイマーとなり、アプリ上の操作で自動的に起動し10分経過すると ボタン操作だけで配達完了にすることができます。
その「10分タイマー」も今回の仕様変更対象になるようにも思われますが、10分タイマーはあくまで配達完了の操作であるため、これは従来通りの仕様のままで行くのではないかと思われます。
適用日はいつ?
現状、具体的な適用日は公表されておりません。
ただ、発表当日の段階でUberドライバーアプリが更新できる状態になっていたので、アプリ更新後から配達キャンセル仕様が変わることも考えられます。
アプリ更新後、発表の翌日である7月29日に稼働してみましたが、ピックアップ後のキャンセルも以下の画像のようにこれまでと変化なく まだボタン操作で簡単にキャンセルできる模様です。
仕様変更まで それほど時間はかからないとは思いますが、全配達員へ通知した時が変えるタイミングといったところでしょうか。
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仕様変更の理由は?
今回の配達キャンセルの仕様変更の詳細理由はUberEatsから発表されていないため、仕様変更の真意は分かりません。
ただ、UberEatsのピックアップ後の配達キャンセルはアプリ上のボタン操作だけでできるので、これらを悪用して商品を持ち逃げする不正行為対策ではないでしょうか。
当然、不正を働いた配達員はUberEatsからアカウント停止等の処分を受けているんでしょうけど、いかんせん簡単にキャンセルできてしまうので1・2回のキャンセルぐらいでは何も処分を下していなかったのかと。
そうした見過ごしてきた配達キャンセルが多く、サービス品質低下を危惧して今回の仕様変更に至ったのではないでしょうか。
配達員への影響は?
結論から言うと、今回の配達キャンセル仕様変更は 配達員への影響はほぼほぼありません。
むしろ、誤タップで配達キャンセルになってしまうことがなくなったので、配達員としてはありがたい仕様変更でもあります。
そもそも、ピックアップ後にアプリ上のボタン操作だけでキャンセルできてしまっていた仕様の方がおかしくもあり、これで正常な仕様に戻ったのではないでしょうか。
中には注文者から常識を逸したメッセージや要求などもごく稀にあり、そういった場合には配達キャンセル機能が重宝していましたが、サポートに連絡してキャンセルしてもらった方がアカウントにも傷が付きにくくなるのかと。
私自身 彼是6,000回以上配達していますが、注文者と連絡が取れず10分タイマーで廃棄になったことは数回あるものの、商品を受け取ってから注文者へ連絡を取る前に配達キャンセルをしたことは一度もありません。
それぐらいピックアップ後の配達キャンセル操作をすることはないので、手順を複雑化させることは妥当かと。
また、今回の仕様変更により配達員の身勝手な行動による理不尽なキャンセルが減ることにもなるので、注文者にとっては嬉しい仕様変更なのではないでしょうか。
最後に
今回はUberEatsの配達キャンセルの仕様変更について紹介してきました。
今回の仕様変更は大半の配達員にとって影響はないかと思いますが、いざ配達キャンセルが必要な場面に遭遇した場合に今回の件を頭に入れておけば焦らずに対応できると思うので、仕様変更があったことだけは忘れずにしてください。
それでは良い配達ライフを。
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