前に同じQ&A方式でフードデリバリー配達の素朴な疑問 -未経験者編- を書きましたが、今回はこれからフードデリバリー配達を始める初心者の方向けに、配達会社をUber Eats(ウーバーイーツ)にスポットを当て、配達したての頃に持つであろう疑問についてQ&A方式で解説していきます。
UberEats配達の素朴な疑問の概要
今回のQ&Aは、UberEats配達業務の中で各状況(配達前・ピックアップ・ドロップ)毎に項目を分けました。
「配達前」の項目では、配達に出かける前から待機中の内容を
「ピックアップ」の項目ではリクエスト(配達依頼)承諾から店に商品を受け取りに行くまでの内容を
「ドロップ」の項目では注文者へ商品を届けにいくまでの内容を解説しています。
特にこれから配達を始めようと思っている方は一旦すべてのQ&Aに目を通して頂き、極力不安要素を無くした上で実際の配達業務をスムーズに進めてもらえればと思います。
配達開始前の疑問
- 始めて配達するのはいつがいい?
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時間帯は午前9時~11時ぐらいで、曜日は土日祝がお勧めです。
上記の時間の理由として、午前9時~11時頃は外出している人が比較的少なく移動もしやすく、店もそれほど混んでいないので店の中にも入りやすく長時間調理に待つことも余りなく、商品受け取り後の移動も道は比較的空いているためストレスなく配達ができので、配達慣れしていない方は上記の時間帯で練習も兼ねて配達すると良いと思います。
空いてるということであればもっと早い時間帯がいいのでは?とお思いかもしれませんが、時間が早すぎると営業している店が少なく、配達依頼自体が来ないということもあります。
ただ配達依頼さえあれば早朝の方が断然ストレスもなく配達できるので、配達依頼が来るのを我慢強く待てる方は早朝がお勧めです。
(早朝に実施する場合はエリア・時間によっては通勤ラッシュで人通りが多くなる所もあるので注意しましょう)
また曜日については時間帯の理由と重複しますが午前中の土日祝は平日と比べて街中の人の数が少ないのでよりストレスなく配達ができ、平日と比べて午前中の注文も比較的多いので早朝にやるという方は土日祝の方がいいかもしれません。
- オンラインにしてから一定時間経過しないとリクエスト(配達依頼)が来ない?
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配達依頼があればオンラインにした瞬間にリクエスト通知がきます。
一部の人からは「オンラインにしてから数分はリクエストが来ないので、オフラインにしたら少し待つ必要があるから無駄にオンライン→オフライン→オンラインをしない方がいい」と言われてますが、そんなことはなく、オンラインにした瞬間にリクエスト通知が来ることもあります。
要は自分の周囲で配達依頼があればリクエストが鳴りますし、配達依頼がなければリクエストが鳴らない ただそれだけのことです。
- リクエスト(配達依頼)が来ない時は待機がいいのか?移動した方がいいのか?
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その場に待機しても、移動しても配達依頼の入りやすさは変わらないのでどちらでも良いです。
待機すべきか移動すべきかはフードデリバリー配達の永遠のテーマだと思っており(私だけかもしれませんが…)、アプリのシステムがどういうアルゴリズムで動いているか分からないのでどっちが本当にいいのかは確証できないのですが、基本はどちらでも変わりありません。
ただ配達依頼の入りやすさは別として、暑い時期だと涼しい場所で待機した方が無駄に体力を消耗することもないですし、寒い時期だと移動して体を動かした方が暖かくなるので、季節でスタイルを変えるといいかもしれません。
- 店の近くにいた方がリクエスト(配達依頼)が来やすい?
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店の目の前にいても、多少離れた所にいても注文の入りやすさは変わりません。
これも上記と同じくフードデリバリー配達の永遠のテーマだと思っており(これも私だけかもしれませんが…)アプリのシステムがどういうアルゴリズムで動いているか分からないので、店からどのくらいの距離で待つのが適切なのかは不明です。
ただ実例で店の前に待機している人ではなく、離れた場所にいた人に注文が入るということも多々あり、必ずしも近くにいるから注文が入りやすいということはないみたいです。
私の実体験でも店から500m、1km離れた場所でも注文が入ることが多々あり、それ以上離れた店からも注文が入ることもあります。
時間帯・場所的にも他の配達員も点在しているであろうはずなのに遠くの私に注文が入るということで必ずしも店の近くがいいということではないと思われます(まー近くの配達員がみなキャンセルして自分にまわってきた可能性も否めませんが(笑))
また注文の入りやすが増すかどうかは別として、以前までのUberEatsのシステムだとよく注文が入る店(マクドナルドなど)の前で待機している方が、すぐに商品が受け取れて無駄な移動を減らせるというメリットがありましたが、UberEatsの新報酬体系に変わってからは現在地から店に行くまでの距離も報酬に換算されるので、店の近くですぐ到着して調理を待たされるなら少し遠くにいてその間に調理してくれてた方がお得でもあります。
そのことを踏まえると、できるだけ多くの店をカバーできる場所で待機もしくはその周辺をウロウロすることがベストかと思われます。
私の場合は半径500m以内に店が密集している場所を狙って待機・移動しています。
ピックアップ(店で商品を受け取る際)の疑問
- 店が混雑して行列ができている時はお客さんと一緒に並ばなくてはいけない?
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並ぶ必要はありません。いち早く店員に声掛けしましょう。
仮に店が大混雑している状況であっても、すでに料理が完成している可能性があるので、行列がある場合はお客さん達に「失礼します」と一言断って店内に入り、店員を見つけて「UberEatsです」などと自分の配達会社名を伝えましょう。
店によっては受け取り方式が独特なところもあり、例えばマクドナルドでは下の画像のような電子ボードが用意されています。
このボードで現在調理待ちなのか完成しているかが一目で分かるようになっており、UberEatsの場合だと自分が受けたリクエストの注文番号が表示されるので「お呼出中の番号」に注文番号が表示されたら受取窓口で商品を受け取りましょう。
またマクドナルドの注文で注意して欲しいのは、私が実際に体験したことですが、マックのボードに自分の注文番号がどちらにも表示されないことがあり、店員に直接聞いたらすでに商品が出来上がっていたということがあったので、表示されていない場合は店員に直接話し自分の注文番号の商品がどうなっているのかを確認しましょう。
- 大量の商品で一度では運びきれない場合は断れるのか?
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受キャン(リクエストのキャンセル)を実施することによりリクエスト(配達依頼)承諾自体を無効にすることができます。
基本的に商品が大量にある場合は配達員複数名で配達するようになりますが、ケースによっては配達員1人で対応するようになっている案件もあります。
UberEats公式のバッグであれば、基本的に一人で対応する案件であれば、量が多くてもバッグに収まりきります。
(私も1000件以上配達して配達量が多くて断ったことはなく、かなり大量の厳しい案件も数件ありましたが何とかUberEatsバッグに収まりきりました)
どうしても一度で運びきれないと判断したら、店員さんに運べないことを一言で告げて、アプリ上で受キャン(リクエストのキャンセル)を実施しましょう。
受けキャンの方法については以下の記事をご参照ください。
尚、受けキャン後は店及び注文者から評価できないため、Bad評価をもらうことはありませんので評価については心配する必要はありませんが、多用すると最悪アカウント停止になることもあるのでむやみやたらに受けキャンすることは控えましょう。
ドロップ(注文者に商品を届ける際)の疑問
- 現金払いも対応しなくてはいけないのか?
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UberEats配達始めたての頃は現金支払いの案件はこないので、お釣りの用意も不要です。
UberEatsの支払い方法は現金払いにも対応しており、注文者が現金払いを選択した場合は配達員が現金を受け取り、場合によってはお釣りの用意も必要になります。
ただし、UberEats配達始めたての頃は現金支払い案件の受注ではできないので、お釣りを用意する必要はありません。
ではどうしたら現金支払い案件を受けられるようになるかといいますと、ある程度の配達(30回ぐらい)が完了すると現金払い案件を受ける・受けないの選択が可能になります。
現金払い案件の受注が可能になるとデフォルトでは「現金払いを受け付ける」がオンになっているので、釣銭を用意するのが面倒くさい等 現金払いを受けたくなければ設定で現金払い受付をオフにすることを推奨します。
尚、現金払いの場合は注文者の支払い分は自分の報酬から引かれるので、注文者から回収したお金は自分の報酬分として受け取ったままで問題ありません。
- 置き配の時にインターホンを鳴らすべき?
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置き配の場合は基本インターホンを鳴らす必要はありません。
私が配達したての頃は置き配の時に料理が冷めたり溶けたりする前に食べてもらうために配達完了したことをいち早く知らせた方がいいのでは!?と思ってインターホンを鳴らすべきかすごく迷ってましたが、今では置き配時は基本インターホンを押して知らせることはしていません。
そもそも配達が完了したかどうかは、アプリ上で写真を撮ってコメントを送信すれば注文者に配達完了の連絡がいくようになっているので、インターホンなどで配達したことを伝えずにその場を離れて大丈夫です。
ただ注文者の中には置き配後にインターホンで知らせて欲しい方もおり、そういった方は「お客様の注意事項」に下画像のようなメモを記載しているので、その際は商品を置き終えたらインターホンを押してその場を立ち去りましょう。
それと注文者がインターホンで知らせることを希望していないケースでも場合によってはインターホンを鳴らした方が良いということがあります。
そのインターホンを鳴らした方がいいケースというのはいち早く商品を回収して欲しい場合で、例として「強風が当たり料理が冷めてしまう」「雨が当たり料理が濡れてしまう」といった置き配だと都合が悪いケースです。
実際に私が遭遇したのは、強風の日で置き配する場所も風の影響をもろに受けていて、商品の重さが軽いために、商品を置くと風で徐々に移動してしまい流石にこれは知らせないとまずいと思い、商品を置いた後にインターホンを押しました。(すぐに出てくるか心配だったので物陰に待機して回収前に商品が変なところに移動しないかを見守ってました(笑))
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回はこれから配達を始める方が持つであろう疑問をピックアップし、実際に私自身が配達をする際に疑問に思ったことも取り上げてみました。
これから配達をしようとする方で今回取り上げた内容以外で「これってどうなの?」という疑問があればお答えしていこうと思いますので、気になる疑問点があればコメントを頂ければと思います。
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