フードデリバリー 雨の日・雨稼働 対策【UberEats・出前館・Wolt・menu】

本記事にはプロモーションが含まれています。

本記事では雨天時の自転車・バイクでのフードデリバリー業務における雨対策方法を紹介していきます。

実際に雨稼働した体験を元に、雨稼働を快適にするために最適なアイテム・グッズ・雨稼働の心得を余すことなく解説していきます。

雨稼働を避けている人・雨稼働が苦手な人・まだ雨稼働をしたことがない人には必見の内容となります。

尚、本記事の内容はUberEatsをはじめ出前館・Wolt・menuのフードデリバリー各社への対応はもとより、雨の日に自転車・バイクでスマホを使用する方にも役立つ内容となっています。

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目次

雨稼働のメリット・デメリット

ここではフードデリバリーの雨稼働におけるメリットデメリットを紹介していきます。

まだ雨稼働したことがない人・「雨稼働って実際どうなの?」と気になっている人は必見です。

※すぐに雨対策グッズを知りたい方は 次の『雨対策グッズ -ウェア・バッグ関連-』へお進みください。

メリット

雨稼働における最大のメリットは稼ぎやすくなることです。

雨の日は基本的に稼働する配達員の人数が普段よりも減るため注文が入りやすくなり、配達報酬単価も普段よりも上昇傾向にあるので 必然的に稼ぎやすくなります。

そして、普段以上に配達件数をこなしやすくなるため UberEatsのようなクエストがあれば その達成の近道になり結果的に稼ぎやすくなります。

悪天候の中での配達行為自体は誰も好きではないと思いますが、稼ぎやすいというメリットのおかげで「もっと雨が降って欲しい」と思う配達員も少なくありません。

そして、稼げている人は皆 雨稼働を積極的にやっているといっても過言ではありません。

逆を言えば、稼ぎやすくないのであれば わざわざ悪天候の中 配達する意味がありません。

デメリット

雨稼働のデメリットは様々あり、以下の代表的なデメリットを紹介していきます。

次から上記デメリットの詳細内容を解説していきます。

作業効率が落ちる

雨稼働は普段の時と比べて作業効率が落ちてしまいます。

移動時・ピックアップ時・ドロップ時のありとあらゆるシーンで作業効率が落ちます。

こうしたことから雨稼働は非効率的と思われがちですが、作業効率低下を考慮しても「稼ぎやすくなるというメリット」の方が勝ります。

逆を言えば 雨稼働でも普段と変わらぬ作業効率で配達ができれば 更に稼ぎやすくなるので、出来る限り作業効率を下げないようにするため対策が重要となってきます。

尚、雨稼働時の作業効率を上げるためのグッズについては後述する『雨対策グッズ -ウェア・バッグ関連-』以降で紹介していきます。

危険が伴う

雨の日は視界が悪くなり・路面が滑りやすくなるため移動時(運転時)の危険度が大幅に増えます。

これは移動速度が速くなればなるほど危険度が増加するので、普段から移動速度が速い人は注意が必要です。

いくら稼ぎやすいからと言っても事故・怪我をしてしまっては元も子もないので、雨稼働の経験が少ない方は移動には細心の注意を払うようしてください。

移動時の注意点については後述する『移動は慎重に』にて紹介していきますので、雨稼働経験が浅い方は必ず目を通すようにしてください。

Bad評価を貰いやすくなる

雨の日は配達員が減少傾向になることから、配達員のマッチングがしづらくなり 注文者からすると注文してから商品到着までの時間が長くなる傾向にあります。

そして、注文者からすれば配達員が少ないといった事情など知るわけもなく、単純に配達が遅れたのは配達員のせいだと思われBad評価を付けられることがあります。

また、雨の日は商品の受け渡しについてもBad評価を貰いやすくなります。

商品の受け渡し時のBad評価の具体例として、置き配を指定された時の商品を置ける場所がどこも雨ざらしで絶対に濡れてしまうという状況です。

このケースは特に戸建てで多いのですが、商品を置けそうな場所はすべて水浸しで 置いた瞬間に商品が濡れてしまうことがあります。

また、商品の直接受け渡しでも 配達員がしっかりと防雨していようが濡れていることに変わりがなく、その状態を不快に思う人もいたりします。

雨の日はこうした、配達員自身には非がなかろうが理不尽にBad評価を付けられる確率が普段の時と比べて高い傾向にあります。

ただ、フードデリバリー全般での配達員評価制度を考えると Bad評価を付けられたからといって今後の配達に影響がでるわけではないので評価面については割り切って考える方が良いかと。

普段から評価を気にする人は雨稼働は控えた方が良いかもしれませんが、評価を理由で雨稼働を避けるのであれば 逆に評価を気にしないようにした方が長い目でみれば得かと思われます。

雨対策グッズ -ウェア・バッグ関連-

ここでは雨稼働を快適にさせるための雨対策ウェア・シューズ・バッグなどの自身が身に着けるアイテム・グッズ周りを紹介していきます。

ウェア

ここでは雨稼働をより快適にするたの雨対策ウェアを紹介していきます。

雨対策のウェアといえば俗にいうレインウェア・レインスーツ・レインコートが定番となりますが、これらの製品は年々新しいものが発売されることから具体的な製品をおすすめしづらいのが現状でもあります。

そこで、本記事では雨対策ウェアを選ぶ際におさえるべきポイントを紹介するので、これらを参考に自分にあったウェアを探して頂ければと思います。

レインウェアの形状

レインウェアの形状は動きやすいものがおすすめで、いわゆるカッパ・ポンチョと呼ばれる形状のものはおすすめではありません。

カッパ・ポンチョ自体の雨対策の性能は素晴らしいのですが、フードデリバリー業務は車両を降りてからも動くシーンが多々あるため 動きやすい形状のものが適切となります。

また、個人的に必要と思うのがウェアにポケットがあることです。

ポケットは必須とまでは言いませんが、普段の配達でもウェア上下いずれかのポケットを使用しているという人はレインウェアにポケットがないと不便に感じることがあるかもしれません。

特にズボンはポケットがないタイプも多々見受けられるので、普段からズボンのポケットを使っている人は購入前にポケットがあるかを確認しましょう。

仮にズボンにポケットがなくても上着にポケットがあり それで補えるということであればズボンのポケットはなしでも良いかもしれません。

耐水性

耐水性とは、衣服の表面についた水の通過・浸透を防ぐ度合いで、数値が高いほど 水を防ぐ性能が高くなる

耐水性は『8,000mm H2O』という形で表記されており、一般的にはH2Oの表記は省略され『8,000mm』という形で表記されることが多いです。

また、性能値を表記する際に耐水性という単語ではなく防水性・撥水性と表記されていることもあります。

厳密には「耐水」「防水」「撥水」の意味は異なりますが、レインコートで「〇〇性」とあり数値が記載されている場合は同じ意味合いという認識でOKです。

そして、フードデリバリー業務の目安としては耐水性10,000mm以上が理想です。

10,000mmあれば大雨・強い雨に対応できる性能なので、大抵の雨であれば10,000mmあれば快適に稼働できます。

嵐などの より劣悪な天候においても快適に稼働したい ということであれば 20,000mm以上あると尚良しです。

当然、耐水性の値が高いことに越したことはありませんが、性能が良くなれば値段も上がってきてしまうので、自分の稼働スタイルにあった耐水性を備えたウェアを選ぶようにしましょう。

透湿度

透湿度とは、衣服内の蒸気を透過させる(外に出す)度合いで、どれだけ蒸れにくいかを示し、数値が高いほど蒸れにくくなる。

透湿度は『8,000g/m²/24h』という形で表記されており、製品によっては『8,000g/m²』や『8,000g』と省略された形で表記されることもあります。

透湿度の表記について更に細かく説明すると、生地1あたり24時間(24h)で何g(グラム)の水分を外に透過できるかを示しています。

では、どれくらいの透湿度を目安に製品を選べば良いかですが、その前に一般的に人がどのくらいの汗をかくかを見ていきましょう。

一般的な発汗量
  • 安静時…1時間あたり約50g(24時間で約1,200g
  • 軽い運動…1時間あたり約500g(24時間で約12,000g
  • 激しい運動…1時間あたり約1,000g(24時間で約24,000g

上記の発汗量を見る限り、フードデリバリー業務において『12,000g/m²/24h』ほどの性能は欲しいところではあります。

しかし、実際の製品を調べてもらうと分かりますが12,000g以上のものはそれほど多くはありません。

透湿度だけならまだしも、高い耐水性も兼ね備えた製品となると そこそこ高い価格になってしまいます。

また、季節によっても発汗量は異なってくるため夏場と冬場では必要となる透湿度も変わってくるので、季節も考慮して透湿度を考慮することも大事です。

理想を言えば「春・秋用」「夏用」「冬用」に適した透湿度のレインコートを所持しておきたいところですが、季節ごとにレインウェアを購入するとなると更に出費がかさみます。

まずは現在の季節に適した透湿度の製品を見つけ、それを実際に使ってみてから自分にはどのくらいの透湿度が必要なのかを判断してみましょう。

シューズ・靴

雨稼働においてウェアと同じぐらい重要なのがシューズ・靴であり、これも雨対策するかしないかで稼働効率が大きく変わってきます。

最も手軽なシューズの雨対策方法は撥水スプレーを使用した方法で、これであれば普段仕様しているシューズを雨の日でもそのまま使えるメリットがあります。

しかし、撥水スプレーの効果にも限界があり、少量の雨で且つ短時間の稼働であれば問題ありませんが、雨脚が強くなったり長時間稼働すると 結局はびしょ濡れになってしまいます。

そうした、雨天時の悩みを解決してくるのが以下の「コックシューズ」です。

いわゆる飲食店の厨房で使用される靴となり、水場に適したシューズとなります。

靴の表面は撥水仕様となっており水を弾いてくれ、足と靴の隙間部分さえしっかりガードしておけば靴の中が濡れることも防げます。

また、シューズの裏面は滑りずらい構造になっており、マンホールの上などの雨天時にすべりやすい路面でも滑ることがありません。

今回のそのコックシューズの中で私が実際に使用しているアキレスの製品を紹介します。

アキレスのコックシューズにもいくつか種類があり、実際に私は以下の2製品(製品型番「CUI0030」と「CUI1000」)を使用しています。

上記2製品は同じコックシューズでありながら少し性質が異なるので、これらの違いを説明しておきます。

まず、外観が異なります。

双方で足を覆う部分の面積が異なり、CUI1000の方が面積が広い分 雨を防ぐ意味ではCUI1000の方が優れているとも言えます。

靴の表面の素材については少し違う感じですが、雨をはじく点に関しては双方同性能と言えます。

尚、靴を履いた時に感じるサイズ感については双方特別違いはありません。

そして、シューズの裏面は以下となります。

それぞれ裏面の模様は異なりますが、使用しているゴムは同じであり、実際に使ってみて滑りにくさの違いは特に感じませんでした。

また、靴の重量(片方)についてはCUI0030の24.5cmが219gで、CUI1000の25.0cmが271gとなっており、CUI0030がワンサイズ小さいことを考慮してもCUI1000の方がやや重たくなります。

最後に価格については、CUI0030の方が若干安めの傾向にありますが ほぼ差はないので 同額とも言えます。

以上のことから、極力 靴の中を濡らしたくない人はCUI1000がおすすめで、極力 靴は軽くしたい人はCUI0030がおすすめです。

個人的には、より水を防げるCUI1000がおすすめで、CUI0030に比べて重くはありますが 稼働していて特に気になることはないかと。

サイズは普段よりも小さめが推奨

アキレスのコックシューズで注意すべきはシューズのサイズです。

私が実際に履いた印象としては 他の靴と比べて靴の寸法が大きめに感じ、普段履いている靴と同じサイズのものにするとぶかぶかに感じる可能性が高いかと。

具体的に寸法が大きいと感じたのはつま先の部分で、普段の靴よりもサイズダウンしてもつま先と靴の空間は結構できてしまいます。

普段 25.5~26.0cmのシューズを履いている私の実例を紹介しておくと、25.0cmだとつま先と靴のスペースがやや余り少々ぶかぶかに感じたので24.5cmに交換し、それを長期間使用しました。

しかし、24.5cmだと逆につま先が窮屈になり、長時間稼働すると足が痛くなるという問題が発生しました。

その後、新たにコックシューズを購入する際は25.0cmのサイズに変更しました。

25.0cmのコックシューズだと前述したようにつま先部分が少々ぶかぶかになるという欠点があるわけですが、これについては以下のような防水靴下を履くことで克服しました。

防水靴下は通常の靴下に比べ厚めとなっており、雨の日対対策を考慮すると靴のサイズをカバーする最適な対処法でもあります。

このように、24.5cmと25.0cm 両方の靴を履いた私からのアドバイスとして、つま先のスペースが多少広いと感じたらサイズダウンはせずに防水靴下などの厚めの靴下でカバーすることをおすすめします。

尚、ネットショップは試着できないという欠点もありますが、Amazonであればサイズによっては試着してから購入判断ができるので適切なサイズを見つけることも可能です。

使用中のシューズが雨稼働には適していないと感じている方は、これを機にコックシューズを使ってみてはいかがでしょうか。

バッグ

雨対策でウェア・シューズ以上に大事なのが商品を収納するバッグで、レインウェア等で万全な雨対策をしていようが肝心の商品が濡れてしまっては本末転倒です。

そして、雨対策におすすめな配達バッグとはズバリ バッグ表面の素材が防水加工されたものです。

具体的におすすめなバッグについては以下の記事で詳しく解説しています。

上の記事では防水機能も含めた各種性能・サイズなどの詳細情報も掲載しているので、雨対策以外でもバッグ選びに困っている方は参考にしてください。

また、防水バッグを用意せずとも以下のようなレインカバーを使用する手段もあります。

ただ、レインカバーは商品を出し入れする際に取り外す手間が発生するので、効率良く配達したいという人には不向きです。

普段から愛用している配達バッグが防水加工されていないのであればレインカバーだけを購入するのもありです。

しかし、レインカバーの購入費用・レインカバー使用時の手間を考えると防水機能を持つ配達バッグを新規で購入した方がコスパが良いとも言えます。

雨対策グッズ -スマホ関連-

ここでは、雨稼働におけるスマホ関連の雨対策グッズ・雨対策方法を紹介していきます。

フードデリバリー業務においてスマホ周りの雨対策が最も難しい要因とも言え、多くの方が雨稼働におけるスマホの取扱いに苦戦しているのではないでしょうか。

巷では「防水スマホケース」「ワイヤレス充電器」が代表的な雨対策グッズとして紹介されていますが、正直なところこれらはおすすめしません。

では何故「防水スマホケース」「ワイヤレス充電器」をおすすめしないのか、そして本当におすすめできるアイテムを次から紹介していきます。

防水スマホケースをおすすめしない理由

スマホの雨対策として代表的なのが防水スマホケースであり、雨天時のフードデリバリー稼働にはマストアイテムとも言われたりもしています。

ただ、実際に使ってみると分かりますが、防水スマホケースを使用することでスマホ周りの操作性が著しく低下します。

「画面操作がしづらくなる」「充電する際に手間がかかる」「スマホホルダーに取り付けできない」「写真撮影がぼやける」などの問題が生じます。

防水スマホケースの種類も豊富で、上記の問題点を一部解消している製品もありますが、それでもスマホ周りの操作性が低下するという根本的な問題は解消しきれません。

特にスマホはフードデリバリー稼働における生命線でもあり、これが使いづらくなれば業務全般に影響がでます。

私自身、雨稼働に困っている時に防水スマホケースを使ったことがありますが、結論として「これなら最初から無い方がまし」ということになりました。

こうした理由からフードデリバリー稼働において防水スマホケースはおすすめできません。

※防水スマホケースの代わりとなるスマホの雨対策アイテムは『真のおすすめアイテム』の項目で紹介します。

また、ジップロップを防水ケース代わりにする方法が紹介されたりしていますが、あれは一番やってはダメと言えるぐらい悪い例の代表で、あれを紹介している人は本当に雨の日稼働したことがあるのか疑わざるを得ません。

ワイヤレス充電器をおすすめしない理由

まず、ワイヤレス充電とはスマホにケーブルを接続せずに充電することで、スマホホルダーにスマホを載せるだけで充電することができます。

当然、充電するスマホ側がワイヤレス充電に対応している必要はありますが、昨今はワイヤレス充電に対応している機種も多く、フードデリバリーの稼働においても広まりつつあります。

このケーブルが不要な充電方式こそが雨対策に有効で、スマホの充電端子が水に濡れようが充電できるというメリットがあります。

雨の日に稼働したことがある人なら、スマホに以下のような警告メッセージが表示された経験はないでしょうか。

こうなってしまうとケーブル経由での充電は不可となってしまいます。

ワイヤレス充電であれば上記メッセージが出ようが充電可能なので、ワイヤレス充電は雨対策には最強アイテムとも思われます。

しかし、このワイヤレス充電には1つ致命的な欠点があります。

その致命的な欠点とは充電速度が遅いことです。

基本的にワイヤレス充電で充電できる量よりも稼働中に使用する配達アプリによるバッテリー消費量の方が上回るため、ワイヤレス充電をしていても徐々にバッテリー残量は減っていきます。

もちろん、何もしないよりかはワイヤレス充電した方がバッテリーは長持ちしますが、ワイヤレス充電の充電速度を考慮すると長時間稼働となると途中でバッテリーが尽きてしまいます…

こうした理由からフードデリバリー稼働においてワイヤレス充電器はおすすめできません。

真のおすすめアイテム

雨稼働におけるスマホ周りの問題を一発で解消してくれるアイテムが以下の雨よけカバーです。

これがあれば移動中にスマホを濡らすことはないのでスマホカバーは不要となり、充電端子も濡れることがないのでケーブル経由での充電も可能で、雨の日稼働の悩みを一気に解消できます。

この雨よけカバーの構造については、スマホ用サンバイザー(日よけ)に取り付ける形状となっており、雨よけカバーだけの着脱が可能です。

また、スマホ用サンバイザー自体も着脱が可能なので、普段はサンバイザーも不要ということであればサンバイザーごと取り外すことも可能です。

尚、上記の雨よけカバー及びスマホ用サンバイザーの具体的な構造・作り方については以下の記事にて詳しく解説しています。

私自身もこの雨よけカバーを使用していますが、これを使ってから雨稼働の快適性が格段に向上しました。

今の雨稼働時におけるスマホ雨対策環境が少しでも使いづらいと感じたのであれば上記の雨よけカバーを試すのは大いにありかと思います。

まとめ

以上がスマホ関連の雨対策グッズの紹介となります。

上記内容で誤解して欲しくないのは、画像を交えて紹介した「防水スマホケース」「ワイヤレス充電器」の製品自体は良い物でありあくまでフードデリバリー業務には不向きということです。

それと「防水スマホケース」「ワイヤレス充電器」はフードデリバリー稼働ではおすすめしないと言ったものの、必ずしもすべての配達員に不向きということではありません。

稼働スタイルによっては防水スマホケースを使用しても操作性が低下しないこともありますし、ワイヤレス充電でバッテリーの減りを遅らせるだけでも十分稼働できるという人もいます。

何が必要で何が不要かは、改めて自分の稼働スタイルを確認した上で、本記事の内容を参考に判断して頂ければと思います。

配達効率を上げるための必須アイテム

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緩衝ウレタン

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使い方はこちらで詳しく解説

雨対策グッズ -その他-

ここでは、これまで紹介してきたグッズ以外でのおすすめな雨対策グッズ・アイテムを紹介していきます。

タオル

ここまで紹介してきた雨対策グッズ・アイテムを駆使しても完全に雨をシャットアウトできるというわけではなく、僅かではあります商品・スマホも濡れることがあり、そうした時に活躍するのがタオルです。

特にスマホにおいては僅かな水滴でも放置してしまうと誤作動に繋がりかねないので、定期的にタオルで水滴を拭き取ることをおすすめします。

また、商品については 梱包されているビニールに多少の水滴がついたとしても商品自体に影響はありません。

しかし、注文者によっては それらを不快に思う方もいるので 目立って濡れている部分はタオルで拭き取っておきたいところです。

このように雨稼働においてタオルが活躍するシーンは多々あり、できればタオルを複数所持しておくことがおすすめです。

尚、タオルの購入については、安さを求めるのであれば100円ショップでOKですが、個人的におすすめなのが25cm四方のミニタオル(ハンドタオル)です。

サイズもコンパクトで複数携帯していてもかさばりづらく、晴天時の稼働でも汗拭きタオルとして使用することができます。

同じタイプの商品はコンビニでも販売しています。

まずは1枚 試しで使ってみて、使い心地が良ければ複数枚所持しておくことをおすすめします。

Amazonでは以下のように3点セット販売もしており、こちらの方が若干お得となっています。

ミニタオル3点セットは上記以外の色のバリエーションもあるので、好みの組み合わせを探してみてはいかがでしょうか。

ティッシュ

ティッシュは主にスマホの充電端子についた水滴を除去するために使用します。

真のおすすめアイテム」のところで紹介した雨よけカバーを使用すれば充電端子が濡れることはほぼありませんが、スマホホルダーから着脱する際などに水滴が付着する可能性があります。

さらに雨天時の湿度が高い状態だと僅かな水滴が付着しただけでも充電端子が水滴を認識してしまうこともあります。

こうした不測の事態の時に、以下の画像のようにティッシュを丸めて先端を細くして充電端子の部分に当てて水滴を除去します。

尚、用意するティッシュは以下のようなポケットティッシュを1個用意すれば十分です。

ポケットティッシュを選ぶ上での注意点として、「水に流せる」タイプのティッシュは破けやすいので できれば避けた方が無難です。

それと使用前からティッシュが濡れてしまわないよう、ティッシュは絶対に濡れない場所で保管するようにしておきましょう。

ビニール袋

ビニール袋はもしもの時に使うものであって必須ではありません。

使用するシーンは バッグに収納できなかった物を雨から保護したい時、商品の梱包が紙袋で置き配だった時などです。

置き配時でのビニール袋の使用はレアケースとはなりますが、紙袋で渡された際、置き配指定で置き場所がびしょ濡れだった場合に雨から保護するために使用します。

こういうのは普通に考えて店側が天候を考慮してビニール袋を用意すべきなんですが、店によっては そうした機転が利かない所もあります。

そして、置き配用のビニール袋は1枚・2枚程度用意しておけばOKです。

紙袋で且つ置き場所が濡れていたということが何度も続くということであれば「運が悪かった…」と割り切るしかないかと。

私物で濡らしたくない物があればビニール袋に入れて稼働し、万が一上記のような事態に遭遇したら置き配で使用するというのもありかと思います。

雨稼働の心得

ここでは雨稼働の際の心得として、雨の日に注意すべきこと・意識すべきことなど紹介していきます。

まだ雨稼働したことがない人・雨稼働の経験が浅い人は必見の内容となります。

移動は慎重に

雨で路面が濡れることにより 通常時に比べ滑りやすくなります。

そうした滑りやすくなった路面で注意すべきことは「急な角度で曲がらない」「急ブレーキをかけない」が鉄則です。

特にマンホールなどの滑りやすい路面は要注意で、できるだけマンホールの上を通過するのは避けた方が良いのですが、避けるために急カーブをしてしまうと それはそれで危険なので 無理に避ける必要はありません。

どうしてもマンホールの上を通らざる得ない場合は、できる限りマンホールの上では曲がらないようにすることを意識しましょう。

また、自転車だと商店街などの舗装された路面で滑りやすいところがあり、それが長距離に渡って続いていることもあったりします。

そうした道では極力曲がらないようにして、直進が困難と感じたら自転車から降りて進んだ方が無難です。

とにかく、雨の日の路面への注意は最重要事項でもあり、くれぐれも晴天時の時と同じ感覚で移動してしまわないようご注意ください。

バッテリー残量は常に意識する

スマホのバッテリーはフードデリバリー業務において生命線でもあり、雨の日は普段以上にバッテリー残量を意識する必要があります。

出発前にスマホのバッテリーは満充電の状態にしておくことは当たり前で、移動中も いつ充電できなくなってもいいように できる限り満充電に近い状態を保っておくことをおすすめします。

私自身 スマホの充電端子を濡らしたまま充電ギリギリまで稼働していたところ 注文者の家に向かう途中で突如バッテリーが切れてしまったことがあります…

充電端子の水滴を取り除けば充電で端末を復帰できたのですが、端末の水滴認識を消すのに数分かかってしまい、結果的に注文者に迷惑をかけてしまいました…

こうした私のようなことにならないよう、スマホのバッテリー残量は できる限り気にするようにしてください。

雨対策グッズは消耗品

今回紹介してきた雨対策グッズは基本的にはいずれも消耗品であり、同じものを永続的に使い続けることはできません。

特に忘れてはいけないのは「レインウェア」も消耗品であるということです。

どんなに良い性能の製品であろうがレインウェアは使用していくうちに 耐水性・透湿度が低下し雨対策機能は劣化していきます。

劣化度合いは製品によりけりですが、安い製品ほど劣化が早い傾向にあるかと思われます。

このことから、いつ劣化しても良いように 予備でもう1着所持しておくことをおすすめします。

まずは1着だけ購入し 実際にそれで雨稼働をして、納得がいく性能を分かってから もう1着購入するのが理想です。

また、製品によっては 性能をできるだけ長く維持させるための取扱い方法(『使用後に撥水機能を復活させるためにドライヤーをあてる』など)が記載されていることもあります。

正しい使い方をしていれば製品寿命も延びコスパ的にも良くなるので、製品購入後に使用上の注意事項などはしっかりと確認するにようにしましょう。

最後に

今回はフードデリバリー業務における雨の日・雨稼働の対策方法を紹介してきました。

私自身、フードデリバリー稼働を始めた当初に雨稼働をして散々な目に遭い、それがトラウマになってしばらく雨稼働は避けていました。

しかし、雨稼働は稼げるという話を聞いて 再び雨稼働をするようになりました。

そして、度重なる雨稼働の経験を経て自分なりの最適解の雨対策方法を見つけ、それらをまとめた内容を今回公開しました。

本記事は配達員向けの内容とはなりますが、雨稼働する配達員が増えるということは注文者にとっても喜ばしいことであり、そうしたフードデリバリー業界の発展の期待も込めて本記事を書いた次第であります。

本記事によって一人でも多くの配達員が雨稼働を快適にこなしてくれたらこれ幸いです。

それでは良い配達ライフを。

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