menu 配達距離測定・検証【フードデリバリー・メニュー】

本記事にはプロモーションが含まれています。

今回はmenuの配達依頼時に表示される配達距離(総配達距離)が、実際の配達距離と比べてどうなのかを検証していきます。

本当に表示通りの距離で配達できるのか?menu配達の移動距離が長く感じるのは何故なのか?今後menuに望むことなどの話題を紹介していきます。

目次

測定方法・検証条件

ここではmenuの表示配達距離を調べる上での測定方法・検証条件について紹介していきます。

各情報の把握

「表示された総配達距離」「現在地」「配達依頼に表示された情報(店舗先・届け先)」のスクショ(スクリーンショット)を撮り、各情報の詳細を把握していきます。

尚、現在地(配達依頼を受信した場所)は出来る限り正確な場所を把握するために地図を拡大させ より明確な現在位置情報の画面を保存しています。

そして、これらの情報を元に実際の総移動距離を測定し、表示された総配達距離との違いを比較していきます。

GoogleMapで測定

距離測定にはGoogleMapを使用し、スクショで保存した現在地・店舗先・届け先の情報を入力していきます。

距離の比較は基本 徒歩ルート

menuの表示配達距離は徒歩ルートとなっているので、距離の比較対象とするルートはGoogleMapの徒歩ルートとします。

また、その他の参考データとして自転車ルート車ルートの距離も測定していきます。

尚、自転車ルートは基本的に車道走行を前提としたルートのため 実際に自転車で移動する場合は表示されたルート・距離よりも短くなるので自転車というよりもバイクに近いルートとなります。

また、稀に自転車ルートの距離が車ルートの距離よりも長くなることがあり、この場合は車ルートの距離に変更していいます。

余談ではありますが、以前からGoogleMapの自転車ルートは「?」なところがあり、本当に最適なルートが表示されるのはまだまだ先の話になるのかと。

距離表示は500m単位

menuの配達距離は500m(0.5km)単位で表示されます。

つまり、menuで表示される配達距離は500m単位で四捨五入されることとなります。
(どう四捨五入されるかは『測定結果を踏まえた結論』にて説明していきます。

ちなみに、配達完了後に確認できる配達詳細の総配達距離は10m単位まで 細かく表示されます。

余談ですが、UberEats・出前館・Woltの配達依頼時に表示される距離は100m(0.1km)単位となっており、500m単位で表示されるのはmenuのみとなります。

実距離測定結果

ここではmenuからの配達依頼の各種情報を元に 実際の移動で要する移動距離(徒歩・自転車・車)を測定し、配達依頼に表示された距離(総配達距離)と比較していきます。

尚、測定するデータは「ショート」「ミドル」「ロング」「マルチ」の区分に分けて見ていきます。

ショート案件

ここではmenuの配達依頼画面に表示される総配達距離が2.5kmまでの案件の実距離を測定していきます。

※ここで表記する結果については、後述する『測定結果まとめ』にて一覧表で表示していきます。

ショート1

・表示距離……………2.0km
・実距離(徒歩)……2.5km
・実距離(自転車)…3.1km
・実距離(車)………3.8km

ショート2

・表示距離……………2.5km
・実距離(徒歩)……2.8km
・実距離(自転車)…3.2km
・実距離(車)………3.8km

以上がショート案件の測定結果となりますが、ショート案件についてはスクショを撮る前に自分自身が即受諾することが多いため、あまりサンプルが取得できませんでした。

受諾してからでも測定に必要な情報はスクショできるんですが、いつもの受諾後すぐにピックアップ先に向かう癖が抜けきれずスクショを撮り忘れることが多いわけで…

今後、ショート案件の他のサンプルが取れれば追加していこうと思います。

ミドル案件

ここではmenuの配達依頼画面に表示される総配達距離が3km~5.5kmまでの案件の実距離を測定していきます。

※ここで表記する結果については、後述する『測定結果まとめ』にて一覧表で表示していきます。

ミドル1

・表示距離……………3.0km
・実距離(徒歩)……3.5km
・実距離(自転車)…3.9km
・実距離(車)………4.3km

ミドル2

・表示距離……………3.5km
・実距離(徒歩)……3.6km
・実距離(自転車)…5.5km
・実距離(車)………5.5km

ミドル3

・表示距離……………4.5km
・実距離(徒歩)……4.9km
・実距離(自転車)…5.3km
・実距離(車)………5.4km

ミドル4

・表示距離……………5.0km
・実距離(徒歩)……5.3km
・実距離(自転車)…5.5km
・実距離(車)………5.5km

ミドル5

・表示距離……………5.5km
・実距離(徒歩)……5.8km
・実距離(自転車)…6.5km
・実距離(車)………6.6km

最後の「ミドル5」については全体経路のスクショを撮り逃してしまったために現在地(配達依頼を受諾した場所)画像をあげています。

当然ですが、店舗場所・届け先の情報はスクショで残っているので、これらの情報から「ミドル5」の距離情報を測定しています。

ロング案件

ここではmenuの配達依頼画面に表示される総配達距離が6km以上の案件の実距離を測定していきます。

※ここで表記する結果については、後述する『測定結果まとめ』にて一覧表で表示していきます。

ロング1

・表示距離……………6.0km
・実距離(徒歩)……6.1km
・実距離(自転車)…6.8km
・実距離(車)………7.2km

ロング2

・表示距離……………7.0km
・実距離(徒歩)……7.2km
・実距離(自転車)…7.5km
・実距離(車)………9.3km

ロング3

・表示距離……………7.5km
・実距離(徒歩)……7.8km
・実距離(自転車)…8.4km
・実距離(車)………9.4km

ロング4

・表示距離……………8.5km
・実距離(徒歩)……8.9km
・実距離(自転車)…9.2km
・実距離(車)………9.2km

ロング5

・表示距離……………9.5km
・実距離(徒歩)……9.9km
・実距離(自転車)…10.5km
・実距離(車)………13.2km

マルチ(ダブル)案件

ここでは2023年8月頃から導入されたマルチ(他店舗ダブル)案件の実距離を測定していきます。

マルチ1

・表示距離……………5.0km
・実距離(徒歩)……5.1km
・実距離(自転車)…5.4km
・実距離(車)………6.5km

マルチ2

・表示距離……………6.0km
・実距離(徒歩)……6.0km
・実距離(自転車)…6.7km
・実距離(車)………6.7km

マルチ3

・表示距離……………8.0km
・実距離(徒歩)……8.4km
・実距離(自転車)…8.6km
・実距離(車)………9.4km

測定結果まとめ

ここまでで紹介してきた各ケースの距離情報を以下の表にまとめていきます。

ケース名表示距離実距離
(徒歩)
実距離
(自転車)
実距離
(車)
ショート12.0km2.5km3.1km3.8km
ショート22.5km2.8km3.2km3.8km
ミドル13.0km3.5km3.9km4.3km
ミドル23.5km3.6km5.5km5.5km
ミドル34.5km4.9km5.3km5.4km
ミドル45.0km5.3km5.5km5.5km
ミドル55.5km5.8km6.5km6.6km
ロング16.0km6.1km6.8km7.2km
ロング27.0km7.2km7.5km9.3km
ロング37.5km7.8km8.4km9.4km
ロング48.5km8.9km9.2km9.2km
ロング59.5km9.9km10.5km13.2km
マルチ15.0km5.1km5.4km6.5km
マルチ26.0km6.0km6.7km6.7km
マルチ38.0km8.4km8.6km9.4km

上表を見てお分かりですが、表示距離と実距離(徒歩)が同一であることは稀にありますが、基本は実距離の方が長くなります。

当然、実距離が表示距離よりも短くなるケースは皆無です。

測定結果を踏まえた結論

測定結果を見てお分かりの通り、menuは実距離(徒歩)を500m単位で四捨五入した後の値を表示距離(総配達距離)としています。

厳密に言うと切り捨てだけ行い、切り上げは行わない というmenu側にとって都合が良い距離表示となっています。

具体例として、実距離が5.38kmなら表示距離は5.0km実距離が5.73kmなら表示距離は5.5km という形になります。

尚、実距離が2.5kmで表示距離が2.0kmという500mまるまる違うケースがありますが、これは実距離が2.49kmとかでGoogleMap側が100m単位で四捨五入している影響かと思われます。

つまり、実距離は2.49kmのところGoogleMapでは2.5kmという測定結果になり、menuは2.49kmを500m単位で四捨五入(切り捨て)することから0.5kmの誤差が生じたのではないかと。

こうしたことからmenuの配達依頼に表示される距離は最大499mカットされているということになります。

更に、この測定されている距離は徒歩ルートとなるため、実際の移動に要する距離は表示距離よりも長いわけで、500m程で済めばまだしも1km・2km長くなるということもざらなのではないでしょうか…

ただ、menuを庇うわけではないんですが、表示距離が500m単位という仕様を考慮すれば 距離詐欺をしているということではなく単に距離を切り捨てているだけなので、一応は正確な距離表示をしていると捉えることができます。

配達効率を上げるための必須アイテム

ネックストラップ

\ スマホ操作が格段に向上!/

\ 着脱可能で使いやすい♪/

緩衝ウレタン

\ バッグ内 商品固定の決定版!/

\ 抜群の固定力で安全に配達!/

詳しい使い方は以下の記事にて紹介

何故、距離を長く感じるのか

menu配達したことがある人なら誰もが経験するであろう「表示距離に対して実際の移動距離が長く感じる」という事象について、その理由を解説していきます。

徒歩ルートだから

menuの表示距離は徒歩ルートであり、徒歩ルートは基本的に移動手段の中で最も短い距離となります。

自転車なら経路次第ではほぼほぼ徒歩ルートと同じ距離で移動することも可能ではありますが、バイク・軽貨物の場合はそうもいきません。

以下の画像のルートはmenuアプリで表示されたルートとなりますが、徒歩ルートであることから公園の中をガッツリ跨ぐ移動経路となっています。

上記ルートは公園を跨いでも、公園の外周を通っても移動距離はほぼ変わらないので 気にする必要はないんですが、駅付近の線路を跨いだり川を跨ぐ経路となると実距離がかなり変わってきます。

これらのことを考慮すると、駅・川・繁華街などを経由するルートの配達は表示距離よりもかなり長い距離になることを覚悟した上で配達依頼を受諾した方が良いかと。

ドロップ先が遠いから

これは心理的・精神的な要因かと思われるのですが、menuは遠いドロップ先の配達依頼が多いことも 距離を長く感じる原因になっているのではないでしょうか。

これは個人的な感覚となるんですが、ピックアップ(店舗で商品を回収)までは配達の事前準備みたいなもので、ピックアップしてからが本当の配達開始にも思えます。

ましてや、ピックアップ先が遠い案件を受諾して、店舗情報が「調理完了」になっているのを見ると「早く受け取らないと料理が冷めてしまう…」という具合に焦ってしまい 精神的に疲れてしまいます。

更には、顧客から「配達が遅れた」という低評価を付けられるかもしれないという心配が焦りを助長し、移動距離が より一層 表示距離よりも長く感じてしまうのではないでしょうか。

UberEatsと比較してしまうから

menu配達をしている人の大半はUberEats配達の経験もあると思います。

そのUberEatsの配達依頼に表示される距離は車での移動経路を元に算出されるので、UberEatsの表示距離は『測定結果まとめ』の「実距離(車)」に該当します。

具体例として『測定結果まとめ』のミドル2の案件はUberEatsであれば5.5km表示menuでは3.5km表示と同じ移動距離なのに表示される距離は2kmも違ってしまいます。

こうしたことからUberEats配達での表示距離に馴染んだ状態でmenu配達すると表示距離よりも遥かに長い距離移動しているという錯覚に陥ります。

厳密には実距離は表示距離よりも長いので錯覚ではなく事実なわけですが…

menuの表示距離に思うこと

ここでは、今回取り上げてきたmenuの表示距離について、測定した結果を踏まえた私の所感、そして今後のmenuに要望することを述べていきます。

まず、配達依頼の表示距離が500m(0.5km)単位の時点で距離表示がフェアではないと感じている配達員も少なくないと思われます。

そして、多くの配達員が予想・体感していたように実距離は表示距離よりも長いということが改めて判明しました。

アプリ上では10m単位で距離が表示されているにも関わらず この仕様にしているのは、おそらく 表示配達距離を500m単位にして配達距離を短く見せることで配達依頼の受諾率を上げるためのmenu側の施策ではないかと思われます。

あくまで これは私の仮説なので本当に上記の意図で500m単位表示にしているかの真偽は不明ですが、もし配達依頼の受諾率を上げる意図で 現行の表示配達距離の方式にしているのであれば直ちに修正すべきかと。

menu配達をし始めた人であれば 距離を短くみせて配達依頼の受諾を誘発する方法は通じるかもしれませんが、表示距離と実距離が違うことは少し配達すれば気づくことであり、受諾率アップの効果は皆無とも言えます。

仮にmenu側で配達員を欺く意図が全くないとしても、現状の距離仕様は配達員側からすれば不誠実な対応であり、長い目でみれば配達員の反感を買い menuにとってマイナス効果な気もします。

これらのことを踏まえて、今後のmenuに望むこととして 表示距離を100m(0.1km)単位に変更すべきではないでしょうか。

従来通りの端数距離の切り捨て(3.89kmを3.8kmと表記)は構わないので、せめて100m単位の表示に切り替えて欲しいものです。

そもそも、徒歩ルートと同じ移動距離で済むことなんて自転車でもほぼ無理なので最初から10m単位の表示(例:3.83km)でいい気もするんですが…

このようにアンフェアな対応が改善されないままだと、配達員が愛想をつかしてmenu配達を辞める人が増えるわけで、こうした問題にしっかり向き合ってフェアな対応をしてくれた方が配達員離れを防ぐことができるのではないでしょうか。

注文数がいくら増えようが それらを配達してくれる配達員を確保できなければ利益も上がらないわけで、もう少し配達員目線の対応をすべきかと。

昔のmenuはよく「フェア」という単語を連呼し、今では その単語もmenu運営側から聞かれなくなったのですが、今こそ真の「フェア」な対応が必要な時なのではないでしょうか。

最後に

今回はmenuの配達距離の検証に関する話題を紹介していきました。

測定・検証する前からmenuの表示距離がおかしいことは明白だったわけで、今回は それらの結果を元に表示距離の仕様を変えてもらうきっかけを作りたいと思った次第です。

ただ、ここでmenuへの要望を言ったところで menu側には何も伝わらないわけで、改善してもらうためにもmenuへの具体的なアプローチが必要となります。

そのアプローチの手段がmenuが定期的に実施している「<menu>クルー満足度調査」であり、当然 私は今回述べた表示距離の仕様変更依頼(表示距離を100m単位に変更)を送ります。

もし、『menuの表示距離に思うこと』で述べたmenuへの要望(表示距離を100m単位に変更)に共感した方は 私と同様に「<menu>クルー満足度調査」にて回答して頂けると助かります。

満足度調査での回答の効果がどのくらいかは不明ですが、より多くの配達員からの回答・要望があれば表示距離の改善に一歩近づくのではないでしょうか。

配達員の不満を減らす→menuに配達員が戻ってくる→より多くの注文がさばけてmenuの利益アップになる、といったwin-winの関係を築いてもらえれば何よりです。

それでは良い配達ライフを。

あわせて読みたい
効率良く稼ぐコツ7選 -稼げる配達方法-【Uber Eats・出前館・Wolt・menu】 本記事ではフードデリバリー配達において効率良く稼ぐために必要な配達ノウハウをすべて公開していきます。 専業・副業問わず すべての配達員にとって役立つテクニック...
Wolt 新規登録キャンペーン実施中

今だけのビッグチャンス!
1回配達で1万円ゲット!!!

『紹介者コード/キャンペーンコード』欄に以下のコードを入力してキャンペーン参加!

新規登録キャンペーンコード

WOLT2024

Wolt 配達パートナー募集

\ 登録はこちらから/

すべてオンラインで登録可能!

コメント

コメントする

目次