本記事ではフードデリバリー配達員向けに、より効率よく配達するためのマクドナルド攻略に関する情報を解説していきます。
本記事の内容を知ることでマクドナルド配達のみならず配達全般の効率アップに繋がるので、フードデリバリー配達員には必見の内容となっています。
- マクドナルド配達の注文の仕組み
- マクドナルド配達の最適な対応方法
- マクドナルド配達で知っておくべき情報
- マクドナルドを活用した配達全体の効率アップ方法
マクドナルド配達の対策は必須
マクドナルド(マック・マクド)を取り扱っているフードデリバリー会社で配達したことがある人なら、マクドナルド案件の配達を誰もが経験しているとも言っても過言ではありません。
それぐらいマクドナルドでのデリバリー注文は多く、配達員側としても無視できない存在でもあります。
そんなマクドナルド配達を有効に活用するためにも、マクドナルド配達の仕組みや対応方法を知っておくべきであり、それらを把握することで配達自体の効率アップにも繋がります。
そして、本記事ではマクドナルド配達に対応しているUber Eats・出前館・Woltの各社ごとの注文の仕組み・対応方法を詳しく解説していきます。
尚、menuは現状マクドナルド配達には対応していないので、menuに関してのマクドナルド情報はありません。
マクドナルド配達の注文の仕組み
ここではフードデリバリー会社ごとにマクドナルド配達の注文の仕組みを解説していきます。
各社の仕様説明の前に、まずは全社共通のマクドナルド配達の注文の仕組みを説明していきます。
マクドナルド配達の注文の流れは以下となります。
まず、注文者が各社デリバリーサービスにてマクドナルドを注文し、その後 配達員にマクドナルドの配達依頼が入り、配達員は それを受諾します。
配達依頼を受諾し、ある一定の条件を満たすことで店舗に注文オーダーが入り、同時に店内モニターに注文番号が表示されます。
ある一定の条件については各社ごとに異なり、詳細は各社ごとの仕様説明で詳しく解説していきます
そして、オーダーが入ったのち 自分が受諾した注文の調理が順番が来たら 調理開始となり、あとは調理完了まで待つ形となります。
尚、調理開始のタイミングは、他のオーダーが入っていなければ オーダーが入ると同時に開始され、他のオーダーが多数入っている場合は それらの調理が完了してから順番が回ってきます。
注文オーダーが入ると同時に店内に設置されているモニターに注文番号が表示されるわけですが、ケースによってはモニターに表示されないことがあり それらの例を紹介していきます。
すでに調理が完了している場合
調理完了になるとモニター右側の『お呼出中の番号』に表示されるわけですが、商品を受け取っていないにも関わらず店員が表示を消してしまうことがあります。
これは店員がモニター表示の操作を誤って消してしまうケースもあれば、調理完了商品が多くなり 意図的に表示を消すといったケースもあります。
注文が殺到している場合
店内モニターに表示されるオーダー数には上限があり、注文が殺到し 調理開始の順番が遅い場合はモニターに注文番号が表示されません。
このケースについては店舗の混雑状況で察知することができるんですが、稀に調理が完了していることもあります。
調理が完了すればモニター右側に注文番号が表示されますが、意図的に店員が番号を消してしまっていると、いくら待っても番号が表示されず永遠に待ち続けることになってしまいます……
もし、店内カウンターの商品受け渡しスペースに調理完了商品が置かれている場合は 念のため その商品の注文番号を確認しておいた方が良いかと。
意図的に表示を消しているケース
これはレアケースとなりますが、何か事情があって意図的に店員がモニター表示を消してしまうことがあります。
店内モニターの番号が埋まっていないにも関わらず自分の注文番号がないという場合は、一度店員に聞いてみることをおすすめします。
ちなみにWoltでは店舗到着後にモニターに表示されていないケースがよく見受けられますが、これはWoltの注文仕様であり 店員が意図的に消しているわけではありません。
※Woltの注文仕様の詳細については『Woltの注文仕様』で解説します。
Uber Eatsの注文仕様
Uber Eatsは、配達依頼を受諾してから配達員が店舗の近くに行ったタイミングで店舗にオーダーが入ります。
オーダーが入るタイミングの具体的な距離は明らかになっていませんが 店舗から300m以内ぐらいの模様で、店舗の近くで配達依頼を受諾した場合は受諾した瞬間にオーダーが入る形となります。
ただし、Uber Eatsの場合 店舗から遠い場所にいてもオーダーが入るケースが2つあります。
遠方にてオーダーが入るケースの1つ目は、他の配達員がキャンセルした案件が回ってくるパターンです。
案件がキャンセルされた場合でもオーダーは入ったままの状態が継続されるので、運が良ければ店舗到着後 すぐに自分の順番が来ることもあります。
他の配達員がキャンセルした案件が回ってくることは稀ではありますが、Uber Eatsはピックアップ前の注文キャンセルが簡単に行えるため無きにしも非ずとも言えます。
遠方にてオーダーが入るケースの2つ目は アプリ上でとある操作をして強制的にオーダーを入れるパターンです。
この手段を用いることで店舗到着後の待ち時間を縮小することも可能なので、配達員であれば知っておくべきかと。
出前館の注文仕様
出前館は、配達依頼を受諾してから配達員が店舗の近くに行ったタイミングで店舗にオーダーが入ります。
オーダーが入るタイミングの具体的な距離は明らかになっていませんが 店舗から300m以内ぐらいの模様で、店舗の近くで配達依頼を受諾した場合は受諾した瞬間にオーダーが入る形となります。
ちなみに出前館で配達依頼を受諾すると『店舗到着予定時刻』が表示されますが、この時刻と店舗にオーダーが入る時刻には関連性がないので、店舗到着予定時刻を気にする必要ありません。
一点注意して欲しいのは、この店舗到着予定時刻と関連性がないのはあくまでマクドナルドのケースであり、他の店ではこの配達予定時間を参考に調理をするところもあるのでご注意ください。
Woltの注文仕様
Woltは他社とは異なり少し特殊な仕様で、配達依頼を受諾後 配達員と店舗の距離でオーダーが入る時間が決定します。
300m~500m以内の距離の場合は受諾後に即オーダーが入り、それ以上場合は距離に応じてオーダーが入る時間が決まります。
具体的な距離と時間の関係については判明してませんが、例として配達依頼を受諾した場所から店舗の距離が1kmなら3分後、1.5kmなら5分後、2kmなら7分後というように距離と時間が予め設定されている模様です。
私自身Wolt配達を始めたばかりの頃は他社と同様に店舗の近くに行ったタイミングでオーダーが入ると思っていましたが、実際にWoltのマック案件を多数こなして 他社と仕様が異なることに気づきました。
遠めのピックアップ案件にて店舗近くまで猛ダッシュで行き500m以内ぐらいから 徐行する方法を実行したところ、決まって店舗到着後しばらく経ってから ようやくモニターに表示される結果となりました。
こうしたことを何度も繰り返し検証してみた結果、上記で紹介した距離と時間が設定されている仕様ではないかという結論に至りました。
尚、WoltでもUber Eatsのように 他の配達員がキャンセルした案件が回ってきた場合は 店舗から遠い場所にいてもマクドナルドにオーダーが入ります。
ただ、Woltの場合は配達依頼をキャンセルするのに少々手間がかかるため、キャンセルした案件が回ってくることは 余程のことがない限りは あり得ないかと。
ちなみにWoltで配達依頼を受諾すると『配達予定時間』が表示されますが、この時刻と店舗にオーダーが入る時刻には関連性がないので、配達予定時間を気にする必要ありません。
一点注意して欲しいのは、この配達予定時間と関連性がないのはあくまでマクドナルドのケースであり、他の店ではこの配達予定時間を参考に調理をするところもあるのでご注意ください。
バイトが決まれば最大1万円が貰える!
マッハバイトなら、最適な仕事が見つかる!
\ まずはアプリをインストール! /
バイト・アルバイト求人のお得なバイト探しはマッハバイト
posted withアプリーチ
マクドナルド配達の対応方法
ここでは、より効率良く配達するためにマクドナルド配達に対して どう対応していくかをフードデリバリー各社ごとに解説していきます。
Uber Eatsの対応方法
配達依頼を受注した場合はできる限り早めに店舗の近く(300m以内ぐらい)に行くことを優先してください。
店舗に近づいたら あとは慌てずに安全運転で店舗に向かって構いません。
そして、マクドナルドの配達依頼を受諾するか否かについては、店舗が混む時は拒否して それ以外の時間帯は受諾しても良いかと。
店舗が混む条件については後述しますが、ピーク時間は調理完了まで待つ可能性が高いことを考えると わざわざマクドナルドの案件を受ける必要性は薄く、他の案件を受諾した方が配達効率が良いとも言えます。
ただし、ピーク時間は絶対に避けるべきかと言うとそうでもなく、他の配達員がキャンセルした案件が回ってきて 運が良ければ店舗到着後の待ち時間を最小限に抑えることもできたりします。
店舗の方角が自分の行きたい方角と一致するようであれば、キャンセル覚悟でとりあえず受諾するのもありかと思います。
また、Uber Eatsは店舗で長時間の調理待ちをした場合 調整金が付き報酬が上がることもあるので、それを期待して待つ方もいるかと思いますが それはあまりおすすめしません。
調整金を期待することをおすすめしない理由は『長時間待っても必ず調整金が付くという保証がないこと』と、『調整金が付いたところで非常に微々たる金額』だからです。
調整金を期待するぐらいなら、待ち時間がない案件を複数こなした方が遥かに効率が良いかと思われます。
報酬が高い案件は要注意
報酬単価が高いマクドナルドの配達依頼が来た場合は、高確率で店舗が大混雑しており 調理完了まで かなりの時間を有する可能性が非常に高いです。
また、高報酬でなくても 遠くの店舗から来る案件も同様に店舗が大混雑している可能性が高いです。
こうした配達依頼が頻繁に来る場合はマクドナルドが混雑しているサインでもあるので、その際はしばらくの間 マクドナルドの案件は避けるのが賢明とも言えます。
ただし、遠くの店舗からの配達依頼に関しては 即オーダーを飛ばす方法を使えば 調理待ち時間を大幅に減らすことも可能なので 受諾してみるのもありかもしれません。
出前館の対応方法
配達依頼を受注した場合はできる限り早めに店舗の近く(300m以内ぐらい)に行くことを優先してください。
店舗に近づいたら あとは慌てずに安全運転で店舗に向かって構いません。
そして、マクドナルドの配達依頼を受諾するか否かについては、大混雑が予想されるある一定の時期・時間以外は基本的に受諾して良いかと。
大混雑する一定の時期・時間については後述しますが、出前館は基本的に配達依頼の受諾は早押しとなるため、多少の待ち時間があるとしても できる限り受諾しておきたいところでもあります。
また、『マクドナルドは公平にオーダーを処理する』という点も受諾を推奨する理由の一つとなります。
『公平にオーダーを処理する』というのは、店舗で注文した人・モバイルオーダーで注文した人・他社で注文した人 関係なくオーダーが入った順番で調理をしてくれることを示します。
「それって当たり前なのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、出前館は店によっては調理の順番を後回しにされることが結構あり、調理完了まで数十分待たされるということもあります。
そうした事情を考慮すると、マクドナルドでは理不尽な扱いを受けることはなく、仮に混んでいたとしても 下手に待たされる店に行くよりも効率が良くなることがあります。
ただ、注意して欲しいのはタイミングを誤るとマクドナルドでも長時間が待つことがあり、出前館では調理完了まで時間がかかるという理由で依頼をキャンセルすることはできません。
店舗の調理器具が故障して商品が提供できないとかになれば話は別ですが、一度受諾した配達依頼はキャンセルできないということをお忘れなく。
Woltの対応方法
配達依頼を受注した場合は 無理に店舗に急ぐ必要はなく 慌てずに安全運転を心がけて向かうようにしましょう。
Woltのオーダーが入る仕様上 無理に急いでも店舗で待つだけなので、普段から移動速度が速いという人は焦らずにゆっくり移動した方が良いかもしれません。
そして、マクドナルドの配達依頼を受諾するか否かについては、店舗が混む時は極力拒否して それ以外の時間帯は積極的に受諾すべきかと。
店舗が混む条件については後述しますが、ピーク時間は調理完了まで待つ可能性が高いことを考えると それ以外の店の案件を受諾した方が配達効率が良くなるとも言えます。
とは言え、Woltにおけるマクドナルドの注文は主力であり、マクドナルドを除外してしまうと配達依頼自体が極端に少なくなるというデメリットもあります。
また、Uber EatsほどスムーズにはいきませんがWoltも注文キャンセルは可能なので、とりあえずマクドナルド案件を受諾して 店舗に到着してから引き続き待つかどうかを判断しても良いかと思います。
尚、Woltで注文キャンセルする場合はアプリのチャットを使用し、店舗での待ち時間が長いという理由を選択すれば サポート側で処理してくれます。
注文キャンセルの手順自体は非常に簡単ではありますが、時間帯によっては回答時間が遅くなることもあるのでご注意ください。
店舗が混雑するタイミング
マクドナルドの店舗の混雑は配達効率を著しく下げる要因でもあり、配達員としては できる限り避けたいものでもあります。
そんな混雑を回避するために、ここではマクドナルドの店舗が混雑するタイミング(時間帯・時期)を紹介していきます。
尚、ここで紹介する内容については 私自身のこれまでのマクドナルドの現地を見てきた経験を元に導き出した内容であり、店舗によっては混雑状況が若干異なる可能性があることをご了承ください。
混在する時間帯
これは一般的にピーク時間(ピークタイム)と呼ばれる時間帯で、平日だと11:30~13:30ぐらいで土・日・祝日の場合は 更にこの時間帯が前後に拡大する傾向となります。
夜の時間帯は昼間ほど集中して混雑することはなく特別ピーク時間があるわけではありませんが、空いているわけでもなく常時 店舗に人がいる状況とも言えます。
これらのことから昼のマクドナルドは調理完了までに待つ時間が長くなる傾向となります。
混雑する時期
マクドナルドの混雑が予想される時期は以下となります。
次から各項目の内容について詳しく解説していきます。
新作メニュー販売開始直後
新作メニュー(期間限定・復刻メニューなど)販売開始の週は店舗が混雑する可能性が非常に高く、この時期とピーク時間が重なると異常なまでに店舗が混み『崩壊マック』『オペ崩壊』と呼ばれるぐらい注文が殺到します。
具体的な例として、新作メニューが水曜日に発売されたとしたら平日の水木金及び週末の土日の計5日間のピーク時間はマックドナルド配達を避けるのをおすすめします。
ただし、これらの人気メニューは午前10時30分以降から販売開始であるため、午前10時30分の前であれば店も空いており、午前11時過ぎぐらいまでは 比較的空いているので、その時間の配達依頼なら受諾しても良いかもしれません。
こうしたことから人気メニューの発売日を把握しておくことは重要であり、普段からマクドナルド情報をチェックしておきたいところでもあります。
逐一情報をチェックするのが面倒であれば、店舗にピックアップに行った際の調理待ち時間に店内のポップをチェックするでもOKですので、マクドナルド配達が多い方は新作メニュー情報の確認をお忘れなく。
価格変更がある場合
一時的な値下げや価格上昇があるタイミングでも混雑します。
価格上昇がある場合は、価格上昇直前に駆け込み需要が発生するため 価格上昇日の前日・前々日は非常に混雑します。
価格変更が発生するのは非常に稀ではありますが、価格変更があると世間から注目度が増し 異常なまでに店舗が混む可能性がありピーク時間はもとより そうでない時間帯も避けた方が賢明かもしれません。
人気のハッピーセットが登場した場合
マクドナルドにはハッピーセットというおもちゃが付いたメニューがあります。
ハッピーセット自体は常時販売されており、一定の期間ごとにおもちゃの内容が変更していきます。
そのおもちゃの注目度が高くなると子供のみならず大人も購入するという状況になり店舗が混雑することがあります。
ハッピーセットは基本的に金曜日に新しいおもちゃに入れ替わるので、発売開始直後の金曜及び週末の土日は要警戒です。
ただ、人が殺到するほどのおもちゃが販売される頻度は低いため、その程 気にする要因でもなかったりもします。
絶大な人気のおもちゃが登場する場合はSNS上でも話題になるので、そうなった時は避けた方が良いかもしれません。
特定イベントのテレビ放送中継がある場合
オリンピック・サッカーワールドカップ・WBC(ワールドベースボールクラシック)など国民が注目するイベントのテレビ放映中継がある場合は、マクドナルドへの注文が殺到することがあります。
このケースの場合は デリバリー注文する人が多くなり、店舗自体は空いていながらも注文モニターには番号がぎっしりあったりもします。
注意すべきなのは試合中はもとより 試合終了後も継続して注文が殺到する可能性があることです。
具体例として2023年のWBCの準決勝・決勝が平日の午前8時から放映されていたわけですが、午前9時台の時点ですでに注文が殺到し それが試合終了後もしばらく収まらなかったということがありました。
こうした特定イベント時はフードデリバリー全体の注文が増加傾向にあるので、混雑が集中するマクドナルドを避けて 他の店の配達依頼を受諾して より多くの配達をこなすことを推奨します。
まとめ
ここまで紹介してきた内容を踏まえてマクドナルド配達の情報をまとめていきます。
メリット・デメリット
本記事で解説してきた内容を総括して、マクドナルド配達におけるメリット・デメリットを紹介していきます。
メリット | デメリット |
---|---|
ドロップ距離が近い 調理の順番が公平 | 調理待ちの可能性が高い 配達効率を著しく下げることがある |
マクドナルド配達の最大のメリットはドロップ距離が近いことであり、配達終了後に店舗に戻って配達を繰り返すことも可能です。
店舗によっては多少遠い距離にもなりますが、それでも他の店と比べると距離が近いことには変わりありません。
雨などの悪天候時は報酬が上昇傾向になり、その上 配達距離が近いという特性が加わることで マクドナルド案件が好条件になることもあります。
また、オーダーが入った順番に調理を開始してくれるため、「デリバリーの注文は後回し」という理不尽な対応受けることもありません。
逆にマクドナルド配達の基本的に調理待ちが発生しやすいデメリットがあり、配達するタイミングによっては長時間待つこともあり配達効率を著しく下げてしまうこともあります。
ただ、マクドナルドはある程度混雑の予想がしやすく、混雑していない時だけ狙っていけば調理待ちのデメリットはあまり気にする必要はありません。
これらのメリット・デメリットを考慮するとマクドナルド配達は安定して堅実に稼げるものの やみくもに受諾していると配達効率を下げる可能性もあります。
ただ、配達を始めて間もない初心者にとってマクドナルド案件は配達の基本を知れるので、様々な経験を積むための良い機会でもあります。
逆に、配達に慣れている方・より効率よく稼ぎたい方であれば、マクドナルドの特性を十分に理解した上で 受諾するか否かを見極めていきましょう。
マック地蔵はすべきか?
まず、マック地蔵とは マクドナルドの配達案件を狙うためにマクドナルドの近くで待機する行為・配達員のことを言います。
そのマック地蔵をすべきかどうかについて、結論から言うと マック地蔵はすべきではありません。
まず、店舗の近くにいたからといって必ずしも配達依頼が来る保証はなく、配達依頼が来たとしても 即商品を受け取ることは ほぼ不可能で待ち時間が発生します。
お小遣い稼ぎということであれば いいかもしれませんが、専業にしろ副業にしろ 効率よく稼ぎたいという人はマック地蔵はやるべきではありません。
ただし、以下のケースに該当する場合はマック地蔵もありかと思います。
次から上記の各内容を詳しく解説していきます。
店舗が空いていて 且つ 配達員がいない時
マクドナルドは配達依頼を受諾してから調理開始する仕様で基本的に待ち時間が発生するわけですが、店舗が空いていて他のオーダーも入っていなければ ほぼ待たずに商品を受け取ることが可能です。
更に待機している配達員が周りにいなければ、注文が入り次第 自分に配達依頼が来る可能性も高いため、誰も人がいない店舗であればマック地蔵するのもありかと思います。
私自身 マクドナルドは別の目的地に行く際の中継地点として通過することがありますが、店舗が空いていて配達員が誰も待機しない時は その場で少し止まったりすることもあります。
あくまで中継地点なので、1・2分待っても注文がなければ 目的地に即移動するわけですが、マクドナルド自体 注文数が多いので 周りに配達員がいないと そこそこの頻度で配達依頼が来ます。
短距離配達だけをしたい人
マクドナルド配達は基本的に短距離配達となるので『配達はすべて短距離で済ませたい!』という人には向いています。
マック地蔵をすれば店舗との距離はほぼ0で、ドロップ距離も基本的に短いため配達総距離が短くなります。
ただ、長距離の配達はしたくないという人は根本的にフードデリバリーは向いてないので、まったく別の楽な仕事を探すことをお勧めします。
もし、マクドナルドの商品を運びたいというのであれば マックデリバリーに応募した方が効率良く稼げるかもしれません。
短距離配達しかないから楽して稼げると思っている人もいるかもしれませんが、楽なだけでトータルで見たら全然稼げておらず単なる愚行であることを知るべきかと思います。
配達よりも待機時間を優先する人
待機時間に勉強などして、その合間に気分展開・軽い運動として配達をしたいという人にはマック地蔵は向いています。
待機時間をメインとしていれば、配達依頼がなかなか来なかったり 調理で長時間待たされても気にする必要はなく、店舗がすぐ近くのため 腰を据えて 勉強などすることができます。
真夏・真冬・雨などの悪天候に不向きであるデメリットもありますが、店内を利用することでより勉強しやすい環境にすることも可能です。
※店内を利用する場合は お客さんとして何か注文をした上で待機するようにしてください。
何も注文せず ただ待機スペースとして使うことは絶対に辞めてください。
待機スペースで何か自分のプラスとなることを勉強できるという方であれば、マック地蔵も大いにありかと思います。
マクドナルド配達をどうこなすべきか
フードデリバリー配達をこなす上で『マクドナルドの配達は意図的に狙わず、配達の繋ぎとして考える』のが良いかと思っています。
配達依頼を待っている時は 注文が入りそうなエリアに向かうことが配達の定石でもありますが、マクドナルドはあくまでサブの中継地点としての扱いで、目的地に近づく途中でマックの配達依頼が来たらラッキー程度の考えで良いかと。
ただ、配達依頼を待っている状態で どこへ行けば良いか迷った場合は、最寄りのマクドナルド店舗を目的地にするのもありかと思います。
マクドナルド自体が注文数が多いので 近くに行けばマクドナルド案件の配達依頼が来る可能性が高いことと、マクドナルド近隣にもデリバリー対応の飲食店が多い傾向にもあるので 近隣店舗からの配達依頼も見込めます。
そして、マクドナルドが混雑している時も実は配達効率を上げるチャンスであり、長時間 調理完成を待っている配達員がいるこということで自分に他の案件が回ってくる確率が高まります。
他の配達員がマクドナルド案件に時間を取られている間に自分は別の案件を2件・3件とこなせたりもするので、混雑しているマクドナルド近隣へ敢えて向かうのもありかと思います。
このようにマクドナルド配達の向き合い方次第で配達効率は大きく変わってきますので、今一度マクドナルド配達の仕組みや特性を理解した上で配達業務をこなしてみてはいかがでしょうか。
とにかく、マクドナルド店舗の単体で考えず 近隣にはどういった店舗があるかを把握した上で、自分にとってベストな配達ができる店舗を探してみてください。
最後に
今回はマクドナルド配達に関する情報を紹介してきました。
日々マクドナルドでの注文数は多くフードデリバリーには切っても切れない関係とも言え、向き合い方次第で配達全体の効率も変わってきます。
マクドナルドに頼りすぎるのは得策とは言えませんが、まったく頼らないというのも機会損失に繋がる可能性があります。
考え方次第でマクドナルド配達は効率アップにもなれば効率ダウンにもなるので、自分の配達スタイルに合わせて うまくマクドナルド配達を活用して頂ければと思います。
それでは良い配達ライフを。
コメント