出前館 受けキャン(オファー受諾後のキャンセル)テスト導入

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今回は出前館が受けキャン(オファー受諾後のキャンセル)をテスト導入する件について解説していきます。

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目次

テスト導入内容 詳細

ここでは今回出前館がテスト運用する内容について各項目ごとに解説していきます。

導入期間

テスト導入の期間は2023年8月24日(木)から2週間程度となっており、具体的なテスト終了日は公表されていません。

対象エリア

対象エリアは一部エリアのみと限定されており、具体的なエリアについては省略しますが 都市部以外のエリアが対象の模様です。

尚、今回のテスト導入に関する出前館からの通知は該当するエリアで配達している人へのみ送付されているため、通知が届かない人のエリアはテスト導入対象外となります。

テスト内容 詳細

今回テスト導入される『オファー受諾後のキャンセル』はオファー受諾から30秒以内にオファーのキャンセルできる機能となります。

オファーを受諾直後のマップ画面・店舗詳細画面・タスクリスト画面上に『キャンセル(残り○○秒)』と表示されるので、そのキャンセル表示を30秒以内にタップすることでオファーをキャンセルすることができます。

尚、オファー受諾後にキャンセルした場合には報酬は発生はせず、配達員に対しての違約金も発生しません。

ここで「30秒?…30分の間違いではなくて?」と思われた方もいると思いますが、あくまで30秒以内であり 1分もありません。

この30秒しかキャンセルの猶予がないことから、操作ミスでオファーを受諾してしまった場合の応急処置的な機能となります。

UberEatsの受けキャンのように「店舗到着後に調理時間がかかりそうだからキャンセル」という類の便利な機能ではありませんのでご注意ください。

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正式導入時期はいつになるのか?

全国での正式導入時期は現時点では不明であり、正式導入するかどうかも今回のテスト導入の結果次第とのことなので 必ずしも実装されるとは限りません。

個人的な予想としては 今回試験的に導入される機能は現在の出前館の配達仕様を大きく変えるものでもないことから、導入される可能性は非常に高いと思っています。

また、システム的な影響もほぼなさげに思えることから、テスト運用後から実装されるまでも早いと予想しており、2023年11月前後には導入されるのではないでしょうか。

【追記】※2023年10月5日より全国にて導入開始となりました。
導入後の詳細内容については以下の記事をご参照ください。

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導入後のメリット・デメリット

ここでは、今回テスト導入される『オファー受諾後のキャンセル』が正式導入された場合の配達員にとってのメリットデメリットを紹介していきます。

メリット

オファー受諾後のキャンセル機能導入後のメリットは「受諾操作ミスをカバーできる」「迷わず受諾できる」の2点とります。

まず「受諾操作ミスをカバーできる」については、本来のオファー受諾後のキャンセル機能の使用目的であり、意図せず受諾操作をしてしまった場合に役立ちます。

ただ、出前館のオファー受諾には[受諾ボタン]のスワイプが必要であり、「誤操作でオファーを受諾してしまった」というケースはほぼないかと。

どちらかと言うと、「報酬が良くて受諾したものの、よくよく考えたらピックアップ先まで遠かった・ピックアップ先が地雷店だった」という受諾直後に「しまった!」と思った時に役立つ機能ではないでしょうか。

次の「迷わず受諾できる」はオファー受諾後のキャンセル機能を逆手にとったテクニックにもなりますが、オファーが来たらとりあえず受諾して キャンセル猶予の30秒でオファーを厳選できることです。

出前館では「あなただけのオファー(自分だけに届くオファー)」の割合が増えてきていますが、それでも依然として複数人同時に送信されるオファーもあります。

そうした複数人同時に送信されるオファーは誰よりも早く受諾処理しなくてはいけなく、案件内容を吟味していては なかなかオファー受諾することができません。

そして、オファー受諾後のキャンセル機能が導入されれば、案件内容を確認せずに速攻で受諾処理をして、受諾後に案件内容を確認して本当に受けるかどうかを判断することができます。

ただ、非常にメリットがある使い方にも見えますが 同時にデメリットも伴う仕様でもあり、そのデメリットについては次の項目で解説していきます。

デメリット

オファー受諾後のキャンセル機能導入後のデメリットは「オファーが受諾しづらくなる」「多用するとペナルティが発生する?」の2点とります。

上記デメリットについてはメリットの所で紹介した「迷わず受諾できる」内容が大きく関わってくるので これを踏まえた上で上記デメリットを解説していきます。

まず「オファーが受諾しづらくなる」は、メリットの所で紹介した「迷わず受諾できる」の弊害の1つで、速攻で受諾できるのは自分以外の配達員も同じであるという点です。

皆が速攻で受諾するのであれば皆同条件かに見えますが、人の操作よりも遥かに早く受諾できる不正ツールを使用されてしまっては勝ち目がありません。

以前から出前館でのオファー受諾に不正ツールが用いられていることは周知の事実ではありましたが、不正ツールは速攻でオファーを受諾できる反面 オファー内容が吟味できないというデメリットがありました。

しかし、今回のオファー受諾後のキャンセル機能により、その不正ツールのデメリットがなくなるわけで、この機能導入を機に再び不正ツール利用者が増える可能性もあります。

そうしたことを考えるとメリットどころかデメリットの方が大きいようにも思えます。

ただ、不正ツール利用者が有利かと言うと必ずしもそうではなく、次のデメリットによって 不正ツールも そう容易く使えるものではないとも捉えることができます。

もう1つのデメリットである「多用するとペナルティが発生する?」については、やみくもにキャンセルをおこなうと何らかのペナルティが課せられる可能性があるということです。

正式導入後に本当に適用されるか確定していないので憶測の話となりますが、キャンセル機能を頻繁に使われることは出前館にとってはデメリットしかなく それらを防ぐための対策もしてくるかと思われます。

少し前に適用された「配達品質が低い配達員へのオファー抑制」と同様に受諾後のキャンセルが多い配達員へのオファー通知を減らすことも考えらますし、最悪アカウント停止ということにも繋がるかもしれません。

まとめ

今回発表された『オファー受諾後のキャンセル』の機能については、出前館の配達環境を大きく変えるものではないので導入されたとしても 劇的に出前館で配達しやすくなることはないかと思われます。

トータルで考えれば配達員にとってメリットがある機能とは思えますが、正直なところ 導入されなかったとしてもガッカリすることもないかと。

出前館からの通知文では「この機能は以前より、配達員の皆様から数多くのご要望をいただき、導入検討を進めてきたものです」とありましたが、配達員が望んでいたものとは随分乖離した機能で導入されるのは残念で仕方ありません。

配達員が本当に望んでいたのは店舗の調理待ちが長い時などの予期せぬ事態に遭遇した時にキャンセルできるようなUberEatsの受けキャンに類似した機能ではないでしょうか。

UberEatsの受けキャンに該当する機能も現在一部のエリアで試験していることなので、こちらの続報にも期待したいところではあります。

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