今回はフードデリバリー業務において、冬の寒い季節に より快適に配達をするためのおすすめ防寒グッズの紹介や寒さをしのぐためのテクニック等を解説していきます。
尚、タイトルにはUber Eats(ウーバーイーツ)とありますが、それ以外の出前館・Wolt・menuなどでも活用できます。
また、フードデリバリーのみならずバイク・自転車を使った業務及び冬の通勤・通学にも活用できる方法となるので、冬の寒さに困っている方は一読頂ければと思います。
防寒の基本
ここでは配達時の防寒に関する基本的な情報をお伝えしていきます。
保護すべき部位とは
基本的に寒い時期は全身を保護すべきではありますが、防寒しすぎると身にまとった防寒グッズが配達業務の邪魔になったりすることもあり、寒いの嫌だからといって むやみやたらに着込むことはあまり推奨できません。
理想を言えば出来る限り軽装で且つ寒さを感じないような服装が望ましく、実は特定の部位を温めるだけで寒さを大幅に軽減することが可能で、その部位とは「耳」「手(指先)」「足(つま先)」となります。
このことから「耳」「手(指先)」「足(つま先)」は特に温めるべき部位となるわけですが、それが全ての人に当てはまるとは限らず人によっては「耳は寒くても平気」とか「つま先は靴下はいておけば問題ない」ということもあります。
このことから、上記の部位に限らず自分自身の「冬になると寒くなる部位」を見つけ まずはその部位を温めることを優先してください。
それと上記の部位とは別に寒さ対策においてもう一つ大事な部位があり、それは「首」「お腹周り(腹・背中)」「手首」「足首」で、これらは血液の流れ(血流)が多い部位となります。
この血流が多い部位を冷やしてしまうと血管が収縮し 血流が悪くなり、結果的にその部位から先への血液の流れが悪くなり体の末端の部分が冷えやすくなり、それによってより一層冷えを感じたり酷くなると体調不良に繋がることもあります。
実際に「首」「お腹周り(腹・背中)」「手首」「足首」は寒さを直接的に感じにくい部位でもあるので、寒さ対策において軽視されがちですが、この部位を温めることも重要であるということを忘れないでください。
自転車とバイクの特性を知る
最初に言っておくと配達時の寒さを防ぐベストな服装は存在しません。
と言うのも自転車とバイクでは寒さへの対策方法が大きく変わってくるので、それぞれの配達手段にあった服装をする必要があり、同じ自転車・バイクであったとしても稼働地域の気候によっても適切な服装は変わってきます。
そうした各配達スタイルに適した服装については後述するとして、ここでは冬においての自転車・バイクの特性について解説していきます。
まずは自転車についてですが、稼働し出した最初は寒さを直に感じますが、時間の経過とともに体が温まってくるので寒さ対策をバッチリしすぎると それが裏目になり防寒グッズが逆に邪魔になってしまいます…
これが自転車の一番厄介なところで暑ければ防寒グッズを脱いだり外したりすればいいわけですが 使っていない時の防寒グッズをどこに保管しておくかが問題となります。
ある程度荷物が積めるような状態(前かごや荷台に空スペースがある状態)であればいいのですが、クロスバイク・ロードバイクなどでカゴ・荷台が一切なく常に配達バッグを背負っている状態だと保管できません。
こうしたことを考慮すると自転車稼働の場合はいずれ暖かくなってくることと荷物を保管できるスペースを考慮した上で防寒グッズを選ぶ必要があり、個人的には必要最低限の防寒グッズだけを揃えて 稼働し始めの時は少し寒いぐらいでもいいかと思います。
尚、自転車稼働で暖かくなっても、休憩など 少し長めの時間 動きを止めてしまうとまた体が冷えだして温まった状態がリセットされてしまうので、そうした点も踏まえて防寒グッズを選んでいきましょう。
次にバイクについてですが、バイクの操作は基本的は手だけで出来、特別体を動かすこともないので稼働中に体が温まることもなく稼働し始めの状態が終始続く形になります。
ただ、ピックアップ先やドロップ先でバイクに降りてから配達する際には体を動かす必要があるので一概に温まらないとは限りません。
しかし、その動きも自転車と比べれば微々たるものなので、配達途中に一時的に暑くなることはあるかもしれませんがバイクに乗車すれば体温も戻ってくるので 基本的には暑くなることはないという理解で良いかと。
バイクは特に手が かじかんでしまうと運転にも影響が出かねないので、手の防寒には細心の注意を払うようにしてください。
以上が寒い時期の自転車とバイクの特性となりますが、このあと紹介する「おすすめ防寒グッズ」では自転車・バイク稼働の両方を考慮して製品を紹介していきます。
冬の風は要警戒
寒い季節において配達員にとってもっとも厄介とも言えるのが風であり、風が強いだけで体感温度が一気に下がるので 比較的に気温が高い日でも油断できません。
とくにバイクの場合は風が無くても移動だけで風を受けることもあり、常日頃から風対策をしておきたいところです。
風対策の防寒グッズについては「おすすめ防寒グッズ」のところで紹介していきますが、とにかく防風機能が必須級です。
人によっては防風機能があるグッズさえ用意しておければ冬を凌げることもあるぐらい重要なグッズとなるので、何から購入すれば良いのか迷ったら「とりあえず最初は防風グッズを購入する」で良いかと思います。
とにかく風は体温を一気に奪うため 冬においてはもっとも警戒すべきことでもあるので、常日頃から稼働前に天気予報などで風速の確認だけは怠らないようにしてください。
防寒グッズは高価な方が良い?
結論から言うと寒さ対策として高価なグッズを買う必要はありません。
価格が高ければ その価格に見合った機能・性能があるわけで、他サイトなどでは高価な防寒グッズが紹介されており、それらの高価なグッズを否定するつもりはありませんが、個人的にはそれらは不要だと考えています。
というのも昨今では安い価格でも高価格商品に匹敵する機能・性能をもった防寒グッズは多々あり、わざわざ高い価格の商品を購入せずとも事足りてしまうからです。
では具体的に安くて高性能・高機能の防寒グッズは何なのかと言うとユニクロ・ワークマン及びAmazonで取り扱っている商品となります。
※Amazonについては様々なメーカーの商品が混在しているため中には高額商品もあるのでご注意ください。
後述する「おすすめ防寒グッズ」にて各部位ごとにおすすめなグッズ・アイテムを紹介していきますが、ユニクロ・ワークマンについては年々ラインナップが変わることもあり具体的な製品の指定が難しいため「こういうジャンル・こういう機能をもった製品」という具合に紹介していくので、その時にあった最適な製品を選んで頂ければと思います。
各ショップの購入方法・使い方
各部位の防寒グッズを紹介する前に、今回メインで紹介していく各ショップでの購入方法や各商品の検索方法などの基本的な使い方を解説していきます。
おすすめの防寒グッズを確認したいという方は次の「おすすめ防寒グッズ」へお進みください。
ユニクロ
ユニクロは以下のユニクロ公式オンラインストアから商品の購入が可能となります。
商品検索方法についてはオンラインストアトップページから性別(Women or Men)を選択し、カテゴリー画面で探したい部位を選択します。
ユニクロの防寒グッズと言えば「ヒートテック」シリーズが有名であり、カテゴリー内にヒートテックという項目もあるのでこれを選択すると様々な防寒グッズを探すことができます。
ただユニクロではヒートテックはインナー系の商品がほとんどでヒートテック以外にも防寒グッズは多数あるので身につけたい部位ごとに商品を探すことも忘れずにしましょう。
尚、オンラインストアで商品代金合計が4,990円以上だった場合は送料無料となり、お近くのユニクロ店舗 受取であれば何円でも送料無料になります。
ただ、店舗受取を選択するのであればオンラインストアで購入せずに店舗で試着してから購入したほうが良いかもしれません。
ワークマン
ワークマンは以下のワークマン公式オンラインストアから商品の購入が可能となります。
商品検索方法についてはオンラインストアトップページからカテゴリーを選択し、防寒着・防寒グッズを選択後に、探したい部位を選択します。
ワークマンの防寒グッズは基本的に上記のところから選んでいきますが、靴関連の防寒グッズは上記の方法では閲覧できません。
靴関連の防寒グッズを検索する場合は「カテゴリー」→「靴・長靴・厨房靴」→「防寒靴・防寒ブーツ・防寒長靴」の手順となるので、防寒靴等の購入を考えている場合はこちらもお忘れなく
また、オンラインストアでは各製品ごとに機能を確認することができます。
※製品によっては機能表示自体がないものもあります。
ただし、上記の機能確認はPCサイト(パソコンサイト)からのみとなり、スマホで確認する場合は画面下部の「PC版でみる」をタップすることでPCサイトの表示に切り替わり 上記の「機能」が確認できるようになります。
このあとの「おすすめ防寒グッズ」にて、この機能についても触れることが多々あるので、PC版でないと各製品の「機能」が見れないことを覚えて頂ければと思います。
また、画面をスマホ用の表示に戻したい場合は画面上部に表示されている以下の画面をタップすれば戻せます。
尚、オンラインストアで商品代金合計が10,000円以上だった場合は送料無料となり、お近くのワークマン店舗 受取であれば何円でも送料無料になります。
ただ、店舗受取を選択するのであればオンラインストアで購入せずに店舗で試着してから購入したほうが良いかもしれません。
Amazon
いわずと知れたネット通販サイトであり、昨今ではAmazonで買えないジャンルの商品はないと言っても過言ではないぐらいの商品を取り扱っており、防寒グッズの種類も豊富にあります。
Amazonでの商品検索は基本的にはキーワード検索となり、目的にあわせたキーワードを入力することで該当商品が多数表示されます。
Amazonは商品数が多いことから より多くの商品を選別できる反面・多すぎて選別するのに時間がかかるという一長一短あり、特に注意して欲しいのは評価を鵜呑みにしないことです。
基本的に評価が高い商品を選べば問題ないのですが、他の人の評価が良くても自分には適していないということもあるので、購入を検討する商品については具体的な評価コメントに目を通して本当に自分に適しているかどうかを判断しましょう。
尚、Amazonでは基本的に2,000円以上購入すると送料が無料になり比較的小さな買い物でも送料がかかりませんが、商品によっては2,000円以上購入しても送料無料対象外となることもあるので注意してください。
Amazonで普段からよく買い物するという方はAmazonPrime会員に登録することをおすすめします。
おすすめ防寒グッズ
ここでは寒い時期での配達を より快適にできるようにするための防寒グッズを紹介していきます。
防寒グッズについては体の各部位ごとに紹介していきます。
頭部の防寒グッズ
ここでは頭・耳・首の防寒グッズを紹介していきます。
まずは頭部で率先して防寒したいのは耳であり、耳を防寒するだけでも体感温度がだいぶ変わってきます。
耳の防寒は耳当てがおすすめで、以下のようなタイプの形であれば様々な稼働スタイルに対応可能です。
ただしヘルメットの形状によっては耳当てを付けることができなく、そうした場合 耳あての代用品として ニット帽(ニットキャップ)でもOKです。
ニット帽を選ぶ際に注意してほしいのは、分厚い生地にしてしまうと普段付けているヘルメットが付けれないということにも成りかねないので、ヘルメットを装着している方は少し薄めのニット帽が推奨です。
そして頭部でもう一つ防寒すべきなのは首であり、首の場合は以下のようなネックウォーマーがおすすめです。
首の防寒については、次に紹介する上半身の防寒グッズでもカバーできるのでネックウォーマーなしでもいいんですが、上半身の防寒着では首を保護してても 首の隙間ができることがあるので、隙間を無くすためにもネックウォーマーも用意しておきたいところです。
ここまではAmazonの商品を紹介してきましたが、類似している商品はユニクロ・ワークマンでも購入可能です。
ワークマンでは頭・耳・首すべて保護した以下のような商品で頭・耳・首すべて一気に保護することも可能です。
少し怪しい人っぽくなってはしまいますが一つのアイテムで多くの箇所を防寒できるという意味では非常に優秀かと。
また、こちらは次に紹介する上半身のものとはなりますが、防寒機能を備えたユニクロヒートテックシリーズのタートルネックであれば首の部分も保護することができます。
それほど寒さを感じない方であればタートルネックのみで首の保護を、寒さに弱い方はネックウォーマーと組み合わせて首周りを完全防寒することも可能です。
上半身の防寒グッズ
ここでは上着に関連する防寒グッズを紹介していきます。
上半身の防寒の基本はインナーに防寒機能(保湿機能)があるシャツを着て、アウター(衣服の一番外側に着る上着)には防風機能があるものがおすすめで、特にアウターの防風機能はバイク・自転車稼働いずれも必須級となります。
具体的な製品について、インナーシャツについてはユニクロであればヒートテックで、ワークマンであれば機能に「保湿」があるシャツが推奨です。
特にワークマンであれば、汗対策として「吸湿発熱」の機能がある製品が望ましくもあります。
※汗対策の詳細については後述します。
アウターについてはユニクロであれば商品名に「防風」と記載があるもので、ワークマンであれば機能に「防風」があるものが推奨です。
自転車稼働の人は極力身軽な服装の方が動きやすいことと時間の経過とともに体が温まってくるので、生地が厚めのインナー1枚と防風機能がしっかりしたアウターだけでも意外と凌げたりします。
それに対してバイク稼働の人はインナーとアウターの2枚だけでは寒いこともあるので、インナーとアウターの間に防寒機能がある服を更に1枚・2枚追加するのが良いかと。
それと上半身の服装で注意したいので服の厚さで、特に配達用バッグを普段から背負っている人は服の厚みがありすぎるとバッグが背負いにくくなり業務に支障がでることもあるので 着込む服の枚数を減らしたり・生地が薄めの物を選ぶなど臨機応変に対応してください。
尚、インナーを出来る限り安く済ませたいのであれば、以下の製品は上下セットでかなりリーズナブルな価格で購入することが可能です。
腹巻は必須級
上半身の防寒グッズで忘れてならないのが「腹巻」です。
腹巻は腹回り(お腹・背中)を保護し それによって腹回りの血流を良くし、腹巻を着けるだけで体感温度も結構変わり、場合によっては上半身に着る服の数・量も減らすことができます。
もし、腹巻購入を検討しているのであれば、まずは腹巻を用意してから それに合わせてインナー・アウターを選択することをおすすめします。
腹巻と言うと何かおじさんくさい印象もありますが、最近の物は見た目もオシャレで女性が着ていてもまったく違和感がありませんし、そもそも見えない部分の衣類でもあるので 積極的に身に着けておきたい防寒グッズでもあります。
尚、腹巻も様々な種類があり お腹周りだけでなく胸のあたりまで覆う面積が広いものもあるのでご自分の体のサイズや服装に合った物を選びましょう。
マグネット充電ケーブル
\ ケーブル着脱が楽々♪/
\ 配達環境が激変する程の便利さ!/
製品仕様・メリットはこちらで詳しく解説
緩衝ウレタン
\ バッグ内 商品固定の決定版!/
\ 抜群の固定力で安全に配達!/
使い方はこちらで詳しく解説
手周りの防寒グッズ
ここでは手周りの防寒グッズを紹介していきます。
手周りに関しては指先と手首の防寒が必要となりますが、結論としてハンドルカバーは必須です。
ハンドルカバーの必要性については別記事「ハンドルカバー レビュー」にて詳しく解説しているので本記事では概要だけ説明していきます。
ハンドルカバーがあるかないかで指先の体感温度もそうですが配達効率も大きく変わってくるのでハンドルカバーは冬の稼働においては必須級の防寒グッズとなります。
※これ以降はハンドルカバーを装着している前提で話を進めていきます。
手の防寒でもう一つ必要となるのが手袋ですが、正直なところ手袋自体がフードデリバリー業務と相性が悪く、できれば手袋なしが理想です。
しかし、自転車はともかくバイクになると稼働してても指が温まることはなく 指先が冷えてしまうと運転にも支障がでるので手袋がどうしても必要になります。
その人の配達スタイルによっても適切な手袋は変わってきますが、スマホを操作することが必須となるフードデリバリー業務においては指先部分がスマホのタッチパネルに対応していることが大前提となります。
タッチパネル対応に加えてできるだけ手にフィットするタイプのものがおすすめです。
特に出前館など早押しが要求される場合などは手袋が指先がタッチパネル対応であろうと素手に比べてタップ・スワイプが遅くなってしまいますので、そうした場合は以下のような指先が出せるタイプの手袋がおすすめす。
また、詳細は後述しますがハンドルカバー内を温めることで手袋なしでも防寒できる方法があるので、まずはハンドルカバーを用意した上でどんな手袋にするかを検討してもらえればと思います。
尚、私が個人的におすすめな自転車用ハンドルカバーについては以下の記事にて詳しく解説しているので、よろしけばこちらもご参照ください。
下半身の防寒グッズ
ここではズボン・パンツに関連する防寒グッズを紹介していきます。
こちらは上半身と同様に防寒の基本はインナーに防寒機能(保湿機能)があるもの、アウターには防風機能があるものがおすすめで、特にアウターの防風機能はバイク・自転車稼働いずれも必須級となります。
具体的な製品について、インナーについてはユニクロであればヒートテックで、ワークマンであれば機能に「保湿」があるものが推奨です。
アウターについてはユニクロであれば商品名に「防風」と記載があるもので、ワークマンであれば機能に「防風」があるものが推奨です。
バイク稼働についてはインナー・アウターともに厚めの生地でも問題ありませんが、自転車稼働についてはあまり厚めのものを着てしまうと自転車が漕ぎづらくなることもあるので注意してください。
自転車稼働に関して言えば正直なところインナーなしでも防風機能があるズボン・パンツだけでも問題なかったりもするので、まずは防風機能があるアウターを用意します。
それでも寒いと感じた場合に薄めの生地のインナーを用意するのが良いかと思います。
ちなみにインナーであれば、以下の上下セットがユニクロ・ワークマンよりも更に安くなっており おすすめでもあります。
足周りの防寒グッズ
ここではつま先・足首の防寒グッズを紹介していきます。
足回りで必須となる防寒グッズは靴下で、各社から様々なタイプの防寒靴下があるのでお気に入りのものを選んでもらえればと思います。
特にユニクロのヒートテック靴下はデザインもオシャレなものが多く配達業務のみならずプライベートでも使用できるのでおすすめです。
ちなみにワークマンについては現在のところオンラインショップでは防寒靴下は取り扱っていない模様で、ワークマンの防寒靴下が欲しい場合は店舗へ直接行く必要があります。
靴下の生地の厚さには注意
靴下の生地が厚いほど防寒機能はアップしますが、同時に足のサイズ自体も大きくなってしまうので「厚手の靴下を用意したけど、普段履いてる靴がきつくなった…」ということになりかねないの注意してください。
ネット上では靴下の厚みまでは判別しづらいこともあるので、できれば店舗で実物を確認しておきたいところでもあります。
もう一つ足回りで必要となる防寒グッズは靴で、これについては必須ということでもないので靴下だけで寒さを防げるのであれば靴を新規で購入する必要はありません。
もし防寒用の靴を購入するのであれば 俗にハイカットシューズ(ハイカットスニーカー)・スノーブーツと呼ばれる 以下のような 靴の履き口の高さがくるぶしを覆い隠す高さまである靴が足首の防寒もしてくれるのでおすすめです。
上の画像は私が冬に使用しているシューズであるわけですが、Amazonでは同じ系統として以下のシューズを取り扱っています。
ハイカットシューズは基本的に冬しか使用しないので、厚手の靴下をはいた場合の足のサイズを考慮して靴のサイズを選ぶのが良いかと思います。
また、靴の履き口が高く防寒機能があるシューズはワークマンでも取り扱っており、以下のようにおしゃれなものもあります。
ただし、ワークマンの場合は靴のサイズが「M・L・LL・3L」という具合に大雑把となるので、店舗で試着してから購入することをおすすめします。
防寒テクニック
ここでは防寒グッズの効果をより高める方法や寒い時期を乗り切るためのより効率的な方法を紹介していきます。
ホッカイロも必須級
これまで紹介してきた防寒具以外におすすめなのがホッカイロで、以下のような貼るタイプのものがおすすめです。
貼る場所はお腹と背中が推奨で、腹巻を着けていれば腹巻の外側に貼っておくのが良いかと。
ただしこれらはどちらかと言うとバイク稼働人向けで、自転車稼働の方は途中からホッカイロのせいで暑すぎるということにもなりかねないので 本当に寒い日だけに使用するなど臨機応変に対応して頂ければと思います。
そしてもう一つ貼る場所でおすすめなのがハンドルカバーの中です。
ハンドルカバー内をホッカイロで温めれば、場合によっては手袋なしでも快適に稼働できるようになり、これはバイク・自転車稼働いずれにも有効な利用方法なので是非試して頂ければと思います。
汗は一番の大敵
寒い時期の稼働において注意するのは寒さだけではなく、体が温まったあとの汗にも注意する必要があります。
汗をかいてそのまま放置してしまうと、汗をかいた部位が冷えてしまい いくら服を着こんでいようが汗により体が冷えてしまいます。
そうした汗対策におすすめなグッズが吸水・速乾の機能を備えた以下のようなタオルです。
主に汗をかきやすいのは背中であり、このタオルをあらかじめ背中の肌の直接あたる部分にセットしておくことで汗による空の冷えも防止することができます。
タオルをセットするのが面倒くさいという方はインナーシャツでも汗を防ぎやすい製品もあり、ワークマンであれば「吸湿発熱」という機能を持った製品がおすすめです。
ただし、いくら機能が優秀であろうろとインナーシャツだけでは なかなか汗対策も難しいので、できれば吸水・速乾の機能をもったタオルを用意しておくのが望ましいです。
雨の日対策も忘れずに
冬は風も厄介ですが、それ以上に厄介なのが雨となります。
ただし雨に関しては、雨が降ったら稼働しないという方もいるので配達スタイルによって対策方法も異なってくるので一概にどの防寒グッズを揃えるのがベストということはありません。
常日頃から雨の日稼働しているという方は、これまで使用している雨具をメインで使用してインナー系を防寒グッズにする構成でもいいです。
もしくは、初めから雨に対応できるようにするために見た目がレインコートっぽくない防水・防寒のウェアを常日頃から着るスタイルでも良いかと思います。
ワークマンでは防水(撥水)と防寒を兼ね揃えたグッズもあるので、そうした万能な製品を選ぶのもありです。
また雨の日に稼働しない方でも突如雨が降ってくるということもあるので万が一のことを考慮し最低限の対策はして防水スプレー(撥水スプレー)を用意しておくのが良いかと思います。
これは雨の日稼働する人はもちろんのこと、雨稼働しないという方も突然の雨に対応できるよう、降水確率が高めの日だけスプレーを使うのが良いかと。
また、防寒とは直接関係ないのですが雨の日はツバが長めの帽子もおすすめです。
帽子のツバが長いと雨を防ぐ効果があり、さらには日中の強い日差し・夜間のライトの光も防ぐことができます。
上の画像のように極端にツバが長いことが必須ではありませんが、ツバがあることによる恩恵は地味に大きいので季節問わずツバありの帽子も試してみてはいかがでしょうか。
天気の確認は重要
冬の稼働にあたって、どういう服装にするかは当日の天気予報を確認しその日の気温で服装を判断するかと思いますが、体感温度は気温だけなく空模様・風速によってもだいぶ変わってきます。
とくに風速は体感温度に大きく影響するので、稼働当日の風速確認も怠らないようにしてください。
そして、もう一つ実践してもらいたいのは気温・空模様・風速に対してどういった服装をしてきたのかを記録することです。
特に冬は服装がその日の気候にミスマッチすると配達効率が低下することもあるので、できれば常にベストな服装で稼働したいところでもあります。
常日頃から気温・空模様・風速に対してどういった服装がベストかを記録しておけば 突如気候が変化しても迷うことなく服装選びができます。
それと天気・服装を記録しておけば来年のシーズンにも即座に対応できるようにもなるので、記録した情報も冬のシーズンが終わたら捨てるのではなく どこかに保管しておくことをおすすめします。
ただし、事細かに記録するのは結構面倒くさかったりもしますので、面倒だという方は最低限 気温と風速の状態とベストな服装を覚えておく程度でも構いませんし、何なら「この気温以下になったら寒さ対策をする」ぐらいの意識でも構いません。
最後に
今回は冬稼働に適した防寒グッズを紹介していきました。
稼働地域や個々の寒さの感じ方により 適した防寒グッズは変わるため、ご自分の稼働スタイル・体の特性に合ったベストな防寒グッズを探して頂ければと思います。
尚、本記事で紹介してきた防寒グッズはフードデリバリーなどの配達業務のみならず、バイク・自転車を使った業務及び冬の通勤・通学、はたまた位置情報スマホゲームなどの移動を伴う遊び等でも活躍します。
そして、本記事で紹介した内容が 冬を快適に過ごすための お役に立てば幸いです。
それでは良い配達ライフを。
コメント