Uber Eats 配送料変更(報酬変更)2024年12月から<ウーバーイーツ>

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今回は2024年12月頃から適用されるUber Eatsの配送料(配達報酬)に関する仕様変更について解説していきます。

報酬の仕様変更に関する詳細内容から、報酬仕様変更後はどう変わるのか?どう対応すべきか?など実用的な情報も紹介していきます。

目次

配送料(報酬)に関する通知内容

ここでは今回UberEatsから通知された「配送料(配達報酬)に関するお知らせ」を見ながら、具体的な内容を深堀りしていきます。

尚、本記事では これ以降「配送料」のことを「報酬」という単語に置き換えて解説していきます。

Uberからの通知内容

ここではUber Eatsから配達パートナーへ送られた「配送料に関するお知らせ」の内容を小分けに紹介し、これらの詳細内容を解説していきます。

UberEatsからの通知文①

2024年12月2日より配送料の算出システムの一部変更を段階的に開始し、 2025年1月末までに変更を完了します。

今回発表された配送料(報酬)の算出システム(仕様)の変更は2024年12月2日(月)から随時おこない、2025年1月末までに仕様変更が完了するとのことです。

これは私の予想となりますが、これまでのUber Eatsの仕様変更は京都・神奈川・福岡あたりから先行して適用されているので 今回もこれらのエリアから試験的に先行導入され 徐々に他エリアに浸透してくるのではないでしょうか。

UberEatsからの通知文②

この変更により、これまで地域ごとに行われていた配送料の算出システムの設定の一部が、全国で統一されることとなります。

また、本変更を通して地域ごとの制約をなくすことで、全国でプラットフォームをご利用の全ての方々(配達パートナー、注文者、マーチャントパートナー)の体験を高めるような配送料の決定を可能にします。

上記の「配送料の算出システムの設定の一部が全国で統一される」については、裏を返せば これまでは地域ごとに報酬の仕様が異なっていたということになります。

確かに地域(エリア)ごとに報酬が異なるという話はあり、都心部は高めで郊外は低めという傾向がみられましたが報酬仕様変更後は これらの格差がなくなるということになります。

後半の「また、本変更を通して~」の内容については毎度お決まりの定型文的な内容で特に意味はないかと。

UberEatsからの通知文③

本変更は、全国的な配送料の水準に影響を与えるものではありません。しかしながら、地域によっては 配送料の水準が変動する可能性があります。

Uber Eatsでお馴染みの「影響を与えるものではありません」の記載ですが、過去に本当に影響がなかったことが皆無とも言えるので もはや信用できない文面とも言えます…

そして、その後の「報酬の基本的な水準には影響はないが、地域(エリア)によっては水準に変更があるかもしれない」という内容で前後が矛盾しているようにも見えます。

通知文②で「全国統一」と言っておきながら「地域によっては水準が変動する」という真逆な内容で「結局のところどっちなの?」とツッコまざるを得ません。

この真偽が不明な内容については、次の通知文で具体的に補足説明されています。

UberEatsからの通知文④

これはあくまで一例ですが、たとえば、注文数に対して配達に対応できる配達パートナーの数が比較的多い地域においては、配送料の水準が低くなる可能性がある一方で、注文数に対して配達に対応できる配達パートナーの数が少ない地域においては、配送料の水準が高くなる可能性があります。

上記内容は今回の報酬仕様変更において最も核心に迫った内容と言えます。

要するに、注文数に対してオンラインになっている配達員が多ければ報酬単価は下がり、逆にオンラインになっている配達員が少なければ報酬単価は上がる傾向になるということになります。

少し前のアルゴリズム変更通知の際もUberから「実際の配送料の計算は複雑であり、需給のバランスを含む多くの要素が関係しています。」と言っていましたが、上記通知文のように具体的に触れるのは異例ではないでしょうか。

この配達報酬の変動するアルゴリズムは 既存の配達環境でも多々見受けられ、特に目新しい情報というわけではありません。

ただ、これまで明らかに配達員が足りていないであろう時にも 低単価報酬の案件がバンバン飛んできましたが、本当に文言通りの仕様変更があるのであれば 今後はそういったことは無くなるかもしれません。

UberEatsからの通知文⑤

また、個別の配送料は、配達に費やす予定の時間、複数の受け取り場所や届け先の有無、注文数や稼働可能な配達パートナーの人数など、さまざまな要素を複合的に考慮して決定されるため、今回の変更に伴う個別の配送料への影響は各配達ごとに異なります。

1つ前の通知文④では分かりやすい報酬仕様の説明でしたが、上記の通知文⑤では「結局のところアルゴリズムはどうなるの?」と混乱させる文面とも言えます。

報酬のアルゴリズムもそう単純なものではないでしょうから、配達員が思う通りにはならないものというのがUber Eatsの昔からの仕様とも呼べ、結局のところ報酬はブラックボックスであることに変わらないかと。

以上がUber Eatsから配達パートナーに送られた通知内容となります。

通知内容のまとめ

ここでは先程紹介したUber Eatsから通知文をまとめた内容を紹介していきます。

通知内容のまとめは以下となります。

配送料変更のお知らせのまとめ
  • 新報酬体系は2024年12月上旬から随時適用で1月中には移行完了
  • 報酬仕様変更後は地域ごとの報酬格差がなくなる(かもしれない)
  • 今後報酬は需要(注文数)と供給(配達パートナーの数)の要因が強くなる
  • 純粋に需給だけで報酬は決定しないものであり、報酬の仕様はブラックボックス

今回の変更を一言にまとめると「報酬の仕様に変更がありますが、仕様の核心についてはご説明致しかねます」といったところでしょうか。

結局のところ2024年12月以降にならないと報酬体系がどう変わるかは分からないわけで、どのエリアから変わってくるかも不明なところです。

おそらく、京都・神奈川・福岡あたりから報酬が変わってきそうなので、12月2日からXで検索してみると いち早く 仕様変更の全容が分かるかもしれません。

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報酬仕様変更後はどう変わる?

ここでは配達報酬仕様の変更後、具体的にどのような変更があるのかを私個人の予想を交えながら解説していきます。

320円時代の終焉?

今回の「配送料に関するお知らせ」で個人的に最も気になっているのは 元々ブラックボックスの報酬体系であるにも関わらず通知があったということです。

今回Uberから通知された内容を見る限り 従来の報酬仕様を継続するものなわけで、わざわざ通知したということは何か大きな変化があることを示唆しているようにも思えます。

その大きな変化で真っ先に思いつくのが 報酬最低単価の変更ではないでしょうか。

2024年1月頃から各エリアで随時適用されてきた報酬の新アルゴリズムでは 報酬の最低単価が320円で固定されるようになり、これは現在進行形で継続中となっています。

その数字の語呂からミツオという愛称が定着し、今となってはスリコ(報酬最低単価300円)時代を忘れてしまっている配達員も多いのではないでしょうか。

そんな中 今回の報酬仕様変更の通知は嫌な予感しかしません…

もし、報酬最低単価に変更があるとしたら まず上がることは考えにくく、従来の300円に戻るのか、はたまた それ以下の金額に落ちてしまうかのどちらかではないでしょうか。

昨今、ダブルで320円というリクエストもあるので、200円台になることも十分にあり得るわけで…

エリア・時間帯による報酬格差

今回の「配送料に関するお知らせ」ではっきりと明示されたのが、今後 需要(注文数)と供給(配達パートナーの数)のバランスで報酬が変動するということです。

そうなると報酬が高いエリア・時間帯、報酬が低いエリア・時間帯が発生することになります。

報酬仕様変更前の今でもエリア・時間帯によって報酬が異なるわけですが、今後のその傾向がより強くなってくるかもしれません。

ただ、需要・供給だけで報酬が決まるわけではないともUberは言っているので、それほどの報酬格差はでないようにも思われます。

どうなるかは蓋を開けてみないと分かりませんが、現状 報酬が低いとされる郊外エリアをメインで稼働する配達員にとっては 今回の報酬仕様変更は朗報となるのかもしれません。

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配達員としての対応方法

ここでは、今回の報酬の仕様変更を迎えるにあたって、配達員が取るべき行動を紹介していきます。

各エリアの状況把握

まず、報酬仕様変更後は注文数に対して配達員が多ければ報酬単価が下がり、注文数に対して配達員が少なければ報酬単価が上がるという前提で話をしていきます。

需要(注文数)と供給(配達員の数)のバランスが重視されるとなると、より報酬が高くなるであろう「注文数に対して配達員が少ないエリア」で稼働した方が効率が良いとも言えます。

そうした効率が良く稼げるエリアは報酬の仕様変更が適用されてみないと分からないわけですが、今からでも需要・供給バランスを確認する手段があります。

それは鳴り具合(リクエスト通知の多さ)です。

良く鳴る(頻繁にリクエスト通知がくる)ということはすなわち、注文数に対して配達員が不足しているということになります。

普段から広範囲で配達している人なら 鳴りやすいエリアも把握済みかと思いますが、決まったエリアでしか配達していない人は 今のうちに自分が行ける範囲で未開拓のエリアに行ってみるのがいいかもしれません。

報酬仕様変更直前は閑散期ということで 鳴り具合も分かりやすかったりするので、今のうちに各エリアの状況把握をしておくことをおすすめします。

雨の日対策

こちらも前述した「注文数に対して配達員が少なければ報酬単価が上がる」という前提で話をしていきます。

雨の日は どのエリアでも共通して配達員が減少する傾向にあり、自ずと配達報酬が増えるということになります。

そうなれば雨の日は絶好の稼ぎ時であれ、この絶好の機会を逃すわけにはいきません。

雨の日が稼ぎ時なのは報酬仕様変更前の今でも該当するわけで、ベテラン配達員であれば周知の事実ではないでしょうか。

ただ、雨の日は稼げる反面 天候が悪いことによる様々なデメリットもあります。

そうしたデメリットが嫌で雨の日の配達を避けている配達員も多いかと思いますが、せっかくの稼げるチャンスを逃してしまうのは 機会損失とも言えます。

私も実のところフードデリバリー稼働を始めたての頃は雨稼働を避けていましたが、しっかりと雨対策をすることで 今では雨の日稼働が待ち遠しいぐらいです。

そんな雨稼働が嫌いだった私が快適に雨稼働できている雨の日対策については以下の記事にて詳しく解説しているので、雨稼働が苦手な方はこちらをご参照ください。

最後に

今回は2024年12月頃から適用されるUber Eatsの配達報酬の仕様変更について解説してきました。

配達報酬の仕様変更は配達員にとっても重要事項なわけですが、こればっかしは新報酬体系が適用されてみないことにはどう変わるか分かりません。

現状よりも好待遇になることは考えにくく、できる限り 悪化しないことを祈るばかりです。

尚、報酬の仕様変更後の情報については 本記事の更新 もしくは当サイトにて新たな記事として紹介するので、新報酬体系が気になる方は 当サイトをちょくちょく覗いて頂ければと思います。

それでは良い配達ライフを。

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