UberEats インボイス制度に関する続報 <ウーバーイーツ>

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今回は2023年6月6日にUberEatsから発表されたインボイス制度に関する続報について解説していきます。

2023年10月1日のインボイス制度の実施にあたり、UberEatsはどう対応してくるのか?配達員はどう対応すべきか?などについて解説してきます。

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目次

今回通知された内容について

ここでは、UberEatsから通知されたインボイス制度に関する続報について、各配達員へ送信されたUberEatsからの通知内容を見ながら 紹介していきます。

UberEatsからの通知内容をいくつかに分けて、重要な箇所をピックアップして紹介していきます。

Uberからの通知内容①

2023年10月1日に施行される消費税の新制度「適格請求書等保存方式(インボイス制度)」に伴い、新ルールへ準拠するため、配達パートナー様の対応が必要になる場合があります。

各配達員がインボイス制度の登録が必要か否かについては後程詳しく説明しますが、上記の通知内容で重要なのは「必要になる場合があります」ということで必須ではないという点です。

Uberからの通知内容②

消費税の課税事業者で、インボイス制度の施行日である2023年10月1日から適格請求書発行事業者の登録を受けようとする人は、2023年9月30日までに適格請求書発行事業者として登録する必要があります。

登録後、日本の税務当局は適格請求書発行事業者としての登録番号を発行し、登録日から適格請求書の発行を開始する必要があります。

上記の通知内容②に関しては、インボイス制度開始後に適格請求書発行事業者の登録を受けようとする人 向けの内容であり、全配達員対象というわけではありません。

Uberからの通知内容③

Uber Eatsは、配達パートナー様が適格請求書発行事業者の登録を受けている場合、配達パートナー様がUber Eatsプラットフォームを通じて提供した配送サービスに対して、配達パートナー様に代わって適格請求書を発行することになります。

上記の通知内容③については 「配達パートナーに代わってUberEatsが適格請求書を発行する」との記載が最も重要な点ではないでしょうか。

配達員に変わってUberEatsが適格請求書を発行するということは、適格請求書発行事業者の登録をした配達員らに対してはUberEatsが代行で税金を払ってくれる?もしくは事務手続きだけして 税金を支払うのは配達員自身?と解釈が難しいところでもあります。

また、適格請求書発行事業者の登録をしていない配達員に対しての対応もどうなるか気になるところですが、それらについては今回の通知では何も触れていません。

Uberからの通知内容④

配達パートナー様が適格請求書発行事業者として登録されている場合、ご自身のドライバーアカウントにログインして、できるだけ早く適格請求書発行事業者の登録番号を更新してください。

Uber Eatsは配達パートナー様に代わって発行される適格請求書に配達パートナー様の登録番号を記載します。

上記の通知内容④については、通知内容②と同様で 適格請求書発行事業者の登録をした配達員らに登録番号をUberEatsへ申請することうながす内容となります。

登録番号の申請方法については「適格請求書の登録番号の申請方法」の項目にて解説していきます。

インボイスの登録申請は必要か?

結論から言うと、現状インボイスの登録申請は不要です。

今回のUberEatsからの通知文は一見するとインボイス登録が必須と言っているようにも見えますが、あくまで適格請求書発行事業者の登録を済ませている人達への対応方法の案内であって、インボイス制度の登録が必須とは言っていません。

適格請求書発行事業者の登録をした人に関してはUberEatsにも適格請求書発行事業者の登録情報を提示する必要があるので2023年9月30日までに済ませましょう。

適格請求書発行事業者の登録をした人のUberEatsへの申請方法は次の『適格請求書の登録番号の申請方法』の項目で解説します。

ちなみに、今回のインボイス制度に関するメール内に以下の「するべきこと」という記載があり、ぱっと見 全配達員がそうすべきであるようにも思えますが、全配達員対象ではないのでご安心ください。

あくまで適格請求書発行事業者の登録をした方が「するべきこと」であって、インボイス制度の登録をしていない人は特別対応する必要はありません。

適格請求書発行事業者の登録する予定がない人も今後の動向に注目

今回のUberEatsからのインボイス制度の通知に関しては、適格請求書発行事業者の登録をしない配達員にとっては特に気にする必要がない内容となりました。

しかし、今後 適格請求書発行事業者の登録をしない配達員も何らかの登録手続きが必要になる可能性があります。

現にフードデリバリー他社においてはインボイス制度登録の有無にかかわらず登録確認フォームへの回答が求められており、UberEatsでも何らかの回答が必要になるかもしれません。

このことから、今後もUberEatsからのインボイス制度に関する通達はしっかりと目を通すようにしましょう。

適格請求書の登録番号の申請方法

ここでは、すでに適格請求書発行事業者の登録が済んでいる人向けにUberEatsへ適格請求書の登録番号を申請をする方法を紹介していきます。

あくまで適格請求書発行事業者の登録が済んでいる人が対象であり、現状 適格請求書発行事業者の登録をしていない人は対象外となります。

尚、2023年9月30日までに適格請求書発行事業者の登録をする予定の人も 登録完了し次第 UberEatsへの申請が必要となるので覚えておいてください。

UberEatsへ適格請求書の登録番号(インボイス登録番号)を申請する手順は以下となります。

インボイス登録番号申請 手順
手順
アカウント画面を開く

UberDriverアプリを起動して、画面左上の「」をタップして、「アカウント」をタップします。

手順
[税の設定]画面を開く

アカウント画面で「税務情報」をタップして、「税の設定」をタップします。

手順
インボイス登録情報を入力

国税庁に提出した適格請求書発行事業者の各種登録情報を入力し、最後に「送信」をタップします。

くれぐれも登録番号の入力をお忘れなく。

これでUberEatsへのインボイス登録番号の申請は完了となります。

最後に

今回はUberEatsから通知されたインボイス制度に関する続報を紹介しました。

今回の続報でインボイス制度に対してのUberEats側の対応方法に少し進展があったわけですが、インボイス登録者と未登録者に対する具体的な対応方法については発表されていません。

配達員がもっとも気になるところであろうインボイス制度開始後の報酬に関する対応も現状不明となっています。

インボイス制度開始の10月1日まで残り4カ月をきっており、今後もUberEatsからインボイス制度に関する続報があるはずなので、発表があり次第 当サイトでも紹介していきます。

それでは良い配達ライフを。

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