今回は2024年11月26日(火)に更新される出前館のドライバーアプリのアップデート情報を紹介していきます。
アップデート内容
ここでは2024年11月26日に更新される出前館ドライバーアプリのアップデート内容を解説していきます。
アップデート概要
2024年11月26日(火)から更新される出前館ドライバーアプリのアップデート内容は以下となります。
- 登録車両のみ選択可能
- 本人確認を行う機能を追加
- PDDオファーのお届け順を最適化
次から各アップデート内容について詳しく紹介していきます。
登録車両のみ選択可能
これは配達時に使用する車両(自転車/バイク/車)の選択に関する仕様変更となります。
これまでは車両選択は以下の画像のように「自転車」or「バイク/車」のどちらかで、バイクと軽車両はひとまとめにされていました。
しかし、アプリアップデート後は以下の画像のように「自転車」or「バイク」or「車」と表示されるようになり、未登録の車両は 配達手段の欄に表示されず選択できないようになります。
また、登録していない車両での配達は禁止されているため、すでにバイクで登録済みだからといって未登録のバイクで配達することはNGとなります。
登録した車両で配達することは至極当たり前のことであり、むしろ これまでの車両選択の仕様が緩すぎた感は否めません。
尚、配達に使用する車両を追加した場合は出前館ドライバーアプリのマイ登録情報から設定する必要があり、設定方法については以下の出前館公式マニュアルをご参照ください。
本人確認を行う機能を追加
今回のアップデートにより、出前館ドライバーアプリ上で定期的に本人確認が実施されるようになります。
具体的な本人確認内容とは以下の画像のように顔認証をする形となります。
こうした本人確認(顔認証)はアカウントの不正利用を防止するための対策となり、出前館もようやく導入することとなりました。
顔認証導入については期待する半面 不安な部分もあり、それについての詳細は後述する『本人確認の期待と不安』で触れていきます。
PDDオファーのお届け順を最適化
まず、PDDとはPickup→Drop→Dropの略称であり 1つの店舗から2件分の商品を同時に受け取り それぞれの届け先に配達することを指します。
そして、今回のアップデートによりPDD配達時の届け先の順番を最適化するロジックが追加されるとのことです。
これまでは注文を受諾した順(先に注文した人を優先?)に届けるようプログラムが組まれていました。
しかし、アップデート後は受諾した順番は考慮せず 地理的に効率が良いルートを辿れる順番を優先するようプログラムが組まれるようになります。
配達員としては嬉しいアップデートなわけですが、正直なところ「PDD実装時から それをできなかったのか?」というのが本音です。
とは言え、改善してくれることは良いことであり、こうした配達を効率良くさせるアップデートは今後も引き続き実施して欲しいものです。
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本人確認の期待と不安
ここでは2024年11月26日の出前館ドライバーアプリアップデートにて追加される本人確認機能に関して期待すること不安視することについて触れていきます。
本人確認(顔認証)導入による影響とは
本人確認(顔認証)が導入されるということは、アカウントの不正利用(他人のアカウントを使用)ができなくなります。
アカウント不正利用者で真っ先に思いつくのは「違法フル電動外人」ではないでしょうか。
「違法フル電動外人」とは フル電動自転車をナンバープレートなしなどの交通ルールを無視して運転している 外国人配達員を示し、以後こうした配達員を「違法外人」と称して話を進めていきます。
この違法外人は ほぼ間違いなくアカウントを不正な手段で入手しているわけで、当然 顔認証が導入されれば そうした他人のアカウントを使用している配達員は稼働できなくなります。
特に違法外人の存在は以前からフードデリバリー界隈では問題となっており、今回のアプリアップデートにより違法外人が減ることが期待されます。
もし、違法外人がいなくなれば、真面目に稼働している人への配達依頼も増え、街中での交通ルールを無視した違法フル電動自転車も減り いいことづくめなのではないでしょうか。
顔認証の精度
出前館の本人確認(顔認証)自体は大賛成なんですが、肝心の顔認証の精度について2点心配な点があり、1つめの心配点は「精度の正確性」です。
顔認証を導入しようと、認証がガバガバで目・鼻・口さえ移せば認証クリアできる…なんてことでは 顔認証の意味がないとも言えます。
さすがに誰の顔でも認証OKというのは考えにくいとしても、アカウント利用者の写真をかざして認証OK なんてことが無きにしも非ずな気もします。
顔認証の精度のもう一つの心配点は「誤検知」です。
さっきとは真逆の内容になりますが、顔認証の精度が厳しすぎて 本人であるにも関わらず 認証NGになってしまう…という心配もあります。
さすがに素のままの状態であれば問題なさそうですが、ヘルメット・帽子・眼鏡などを着用していると認証NGになる…ということであれば業務に支障をきたしかねません。
顔認証に3回失敗すると出前館担当者によるアカウント確認が入り その間は稼働ができなくなると思われるので、慎重にいきたいところでもあります。
この顔認証の精度の心配は導入されてみないと何とも言えないので、導入当初はSNSなどで出前館の顔認証精度がどうなのかをチェックした方が良いかもしれません。
法人に適用されるのか?
顔認証が導入されれば軒並み 違法外人が排除されていくわけですが、本当にそうなるのか疑問視する部分もあります。
その疑問視の根本の原因となっているのは法人配達員の存在です。
出前館の法人配達員についての詳細は本記事では省略しますが、前述した違法外人の大半は法人で雇われていると言わています。
そして、今回の本人確認(顔認証)が はたして法人にも適用されるかが最大の懸念事項と言えます。
法人配達員も同じ出前館ドライバーアプリを使用しているはずですが、法人の場合は顔認証は除外できるということもありえます。
仮に法人配達員は顔認証対象外ということになれば、顔認証を導入の効果が激減するどころか ほぼ無意味になってしまうと言えます。
以前から出前館の法人への対応は非常に甘く 通常の業務委託配達員に比べて処罰されていないのではないか?と疑問視する声も少なくありません。
出前館が本気で違法外人を排除する気があれば、当然 法人配達員も顔認証の対象になるわけですが、どうなることやら…
最後に
今回は11月26日(火)に更新される出前館のドライバーアプリのアップデート情報を紹介してきました。
個人的に最も気になるのは本人確認(顔認証)なわけで、これにより違法外人がどのくらい減少するかが気になるところです。
アップデート直後すぐに成果が出るわけではないでしょうけど、本当に顔認証をしっかりやっているのであれば12月上旬にはかなりの数の違法外人は排除できるのではないでしょうか。
もし、2025年になっても今と変わらず違法外人が違法フル電動自転車を乗り回して配達しているということであれば、これはもう出前館が違法外人を容認してことになるのかと…
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