今回は、Woltの一部エリアで実施されている店舗内待機における配達調整金の試験運用について解説していきます。
Woltからの通知
まずは今回Woltから発表された配達調整金に関する通知内容を見ていきます。
Woltでは、これまでも一部の遅延している案件や商業施設など、待機時間が発生する案件につきまして、配達調整金を事前に加算しておりました。
この度、通常の目安よりも店舗での待機時間が長い場合においても、配達調整金を配達完了後に加算する試験運用を開始いたします。
これまでは 店舗でどんなに長い待ち時間が発生しても 最初に提示された配達報酬は変動しない仕様でした。
いくら待っても配達報酬が変動しないのであれば、長く待機すると分かった時点でUberEatsの受けキャンのように、オファーをキャンセルすればいいわけで、これは現状のWoltでも可能です。
ただ、Woltの場合は受諾オファーをキャンセルするためにはサポートへチャットで問い合わせる必要があり、サポートが混みあっている状況だと 返事が来るまでにしばし待つ必要もあり 即キャンセルできるわけではありません。
更には、配達員によっては オファーキャンセルの旨を伝えたところ「キャンセルを繰り返すとアカウント停止になる可能性もある」と言われたとのことです……
こうしたことから、受諾後のオファーキャンセルは気軽にできない仕様であり、店舗が混雑する時間帯のオファー受諾は慎重にならざるを得ませんでした。
そして、今回の配達調整金の試験運用により 店舗で調理待ち等の待ち時間が発生した場合は報酬が加算される、配達員にとっては嬉しい仕様変更となります。
待ち時間が増えがちなマクドナルド案件を頻繁に受諾する人にとっては今回の配達調整金の発表は朗報なのではないでしょうか。
そして、次の項目から配達調整金に関する具体的な仕様について解説していきます。
配達調整金の仕様
ここでは今回発表されたWoltの配達調整金の仕様について各項目ごとに詳しく解説していきます。
試験運用対象エリア・開始時期
店舗内待機における配達調整金の試験運用対象エリア及び各エリアの開始時期は以下となります。
- 福岡・仙台…2023年8月23日〜
- 札幌…2023年8月26日〜
- 広島…2023年8月31日〜
- 東京…2023年9月14日〜
現状、試験運用ということで配達調整金が適用されるエリアは限られますが、福岡・仙台を皮切りに各都市で試験運用j実施中となっています。
現状、試験運用の終了時期も明らかになっていないため、具体的な正式運用日は決まっていません。
配達調整金制度が本当に実装されるかどうかも確定していないわけですが、実装される可能性は非常に高いかと。
試験運用対象エリアについては、試験運用からそのまま正式導入になる可能性が高いので、実質 配達調整金制度が導入されたとみて良いのではないでしょうか。
試験運用対象外のエリアについては 1日でも早く配達調整金制度を正式導入して欲しいところですが、こればっかりはWoltからの発表を待つしかありません。
調整金の支払い基準
ここでは配達員が最も気になっている調整金が支払われれる条件について解説していきます。
調整金の支払いに関するwoltからの通知は以下となります。
配達調整金は、一定の待機時間が発生した案件のみ支払われます。待機が発生したすべての案件が対象となるわけではございません。
上記の内容から 短い待機時間では調整金は発生せず、ある程度 長い待機時間にならないと調整金は発生しないとのことです。
では、調整金が発生する具体的な時間について、私が予想するに10分以降から発生し 10分単位で調整金が加算されていくのではないかと。
現実的に5分以降から発生して 5分単位で加算するのが妥当と考えていますが、Wolt側からすると調整金を付けることはデメリットでしかないはずなので かなり待機判定を厳しくしてくるものと思われます。
これも配達員にとっては重要な要素で、どの時点から待機時間スタートとなるのか気になるところです。
私が予想するに、アプリ上に表示される配達予定時間のピックアップ時刻が基準になるのではないでしょうか。
このピックアップ時刻を過ぎた時点で待機時間の計測が始まり 受け取りチェックのスワイプが完了するまでの時間が待機時間となるのではないでしょうか。
GPSの位置情報でどのくらいの時間 店舗で待ったのかを判断する方式も考えられますが、WoltアプリのGPS精度?を見る限り 色々と誤差が起きそうなので 現実的ではないかと。
調整金の金額
調整金の金額については「調整金の支払い基準」と同様に明らかにされていなく、具体的な金額については公表されていません。
正直な話、待ち時間に対して割に合わない金額となる可能性が高いわけですが、それでも支払われるだけマシなのかと。
尚、店舗待機に伴う調整金については 通常の報酬に加算されるのではなく 月2回の報酬支払時に合算されて反映されます。
このことからどの店舗で いくらの調整金が発生したということは分かりません。
ただ、調整金の合計金額の確認は可能で、以下の画像のように配達アプリ上の「報酬」項目内に「配達調整金」と表示されます。
尚、調整金の発生条件については以下の記事の『配達調整金 本格実装』の項目にて解説しています。
調整金に関する注意点
Woltの配達調整金について、以下の内容はサポートセンターに問い合わせても回答がもらえないのでご注意ください。
- 配達調整金の発生した個別具体の店舗や案件
- 配達調整金が少ない、発生していないなどのお申し出
- 配達調整金の支払い基準や算出根拠
上記の内容から、配達調整金は完全にブラックボックス化されていることが分かります…
配達調整金が存在するUberEatsも配達調整金の基準や算出根拠についてはブラックボックス化されているので、Woltの対応も妥当ではあります。
ただ、UberEatsの場合はどの案件にいくらの調整金が付いたか確認可能であり、Woltのどの案件に調整金が付いたのかが分からない仕様に 腑に落ちない配達員も多いのではないでしょうか。
こうなってくると、「調整金が付いたらラッキー」ぐらいの感覚でいるのが一番気楽かと。
最後に
今回は、Woltの店舗内待機における配達調整金の試験運用について解説してきました。
配達調整金が付くことは配達員にとって喜ばしいところですが、昨今の配達報酬単価の減少傾向を加味するに 調整金に過度な期待を
とは言え、これまでは店舗でどんなに待たされようが報酬は変わらないという理不尽さから 少しは解放される可能性はあるので 微弱ではありますが待つストレスが減少するのではないでしょうか。
現在、配達調整金 試験運用対象エリアの方で、まだWolt配達したことがない人は これを機にWoltでの配達を始めてみてはいかがでしょうか。
それでは良い配達ライフを。
バイトが決まれば最大1万円が貰える!
マッハバイトなら、最適な仕事が見つかる!
\ まずはアプリをインストール! /
バイト・アルバイト求人のお得なバイト探しはマッハバイト
posted withアプリーチ
コメント