Uber Eats(ウーバーイーツ)マクドナルド ダブル解禁<マック・マクド>

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今回はUber Eats配達でマクドナルドのダブルピックアップが解禁されたことについて解説していきます。

マックダブル解禁によるメリット・デメリット、今後どう対応すべきかなど配達員に役立つ情報を紹介していきます。

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マクドナルドダブル解禁について

2023年5月18日からUber Eatsのマクドナルドのダブルピックアップ・他店舗ダブルが全国的に解禁されるようになりました。

これまでマクドナルド案件の配達依頼を受けた場合は1度に1件のみと制限されていましたが、マクドナルドのダブル解禁に伴い一度の配達依頼で2件のドロップ(注文者2名分の配達)ができるようになりました。

また、マクドナルドとそれ以外の店舗と2件同時配達することもできるようになりました。

※ダブル解禁と同時にトリプル(3件同時配達)案件にも対応する形となっています。

ただ、2件同時配達になるかはUber EatsのAIが判断することであり、毎回マクドナルドの配達が同店舗から2件もしくは他店舗と同時配達になるとは限りません。

しかし、マクドナルドは普段から注文量が多いこともあり、マクドナルドが絡むダブルの配達は今後急増することが予想されます。

正確には まだダブルが解禁されていない地域をありますが、東京で開始されたことから全国に浸透するのもそう遠くないかと。

尚、本記事ではマクドナルドダブル解禁については これ以降『マックダブル解禁』という呼び方で話を進めていきます。

ダブル解禁での配達員への影響は?

ここでは、マックダブル解禁によって 配達員にどのような影響があるかを解説してきます。

配達件数は今以上に増える?

マックダブル解禁以降は今以上に他店舗ダブル案件が増える可能性が高く、今以上に配達件数が稼ぎやすくなり 同時にクエストが達成しやすくなることが予想されます。

何故、他店舗ダブルが今以上に増えるかと言うと、マクドナルドの注文数が他店舗と比べて多いからです。

Uber Eats側からすると2つの配達案件を別々の配達員に割り振るよりも、1人の配達員に割り振った方がコストが安くなり利益が増えます。

そうした状況で注文数が多いマクドナルド案件は他の店舗の案件と組み合わせやすく、Uber Eats側は積極的にダブルに組み込むことが予想されます。

そして、肝心の配達報酬については、配達スタイルによっても異なりますが クエストは関係なしで 1件でも多く配達件数をこなしたいという方は解禁前よりも稼ぎやすくなるのではないでしょうか。

他店舗ダブルで1件あたりの報酬単価が下がることを考慮しても、他店舗ダブルでマクドナルド案件も追加されることを考えれば時間内に配達できる件数も解禁前よりも増え トータル的に見ると増加傾向にあるでのはないかと。

当然ながらクエスト達成のスピードも今以上に早くなり、雨クエ達成もかなり容易になるのではないでしょうか。

逆にクエスト達成目的を主として決められた回数しか配達をしないという方は解禁前よりも稼ぎにくくなるのではないでしょうか。

他店舗ダブルの機会が増えれば同じ配達件数での報酬単価も下がってしまいます。

ただし、他店舗ダブルの機会が増えればクエスト達成までに要する時間も短くなるので、時給換算すると解禁前以上に良くなる可能性もあります。

マック地蔵にはデメリットが多い

まずマック地蔵とはマクドナルド近くで待機して配達案件を待つ配達員を示し、マック地蔵は普段からマクドナルド案件をメインとして稼働しています。

そうしたマック地蔵にとってはマックダブル解禁はデメリットが多くなります。

どうしてデメリットが多くなるかは順を追って説明していきます。

まず、同じマクドナルド店舗から2件同時配達ができるようになれば今以上に配達件数が稼ぎやすくなり、このことだけ見ればメリットにも見えます。

しかし、これは自分が2件同時配達の依頼が来たらの話で 逆を言うと他の配達員に配達依頼が行って自分には来なくなる可能性もあり、これらを平均すると解禁前と配達件数はほぼ変わらないと予想されます。

そして、肝心の報酬については、2件同時配達が増えることで1件あたりの報酬単価は下がる傾向にあります。

ここまで話した内容であればマック地蔵にはデメリットはほぼ無いと思えますが、問題なのは他店舗ダブルの対象になってしまうことです。

他店舗ダブルの対象になることで、マクドナルドから離れている配達員にもマクドナルド案件の配達依頼が入りやすくなります。

何故、そうなってしまうかは以下のダブル解禁前解禁後のそれぞれの配達事例を交えて説明してきます。

まずはマックダブル解禁前の事例を紹介していきます。

同じタイミングでマクドナルドとケンタッキーに注文が入った場合、マクドナルドは1件配達の制限があることから それぞれの店舗の近くにいる配達員に配達案件が割り振られます。

そして、解禁前と同様に 同じタイミングでマクドナルドとケンタッキーに注文が入った場合の解禁後の事例が以下となります。

マクドナルドが他店舗ダブルに対応したことで、配達員Aにケンタッキー・マクドナルドの同時配達案件が割り振られ、配達員Bには配達案件が回ってこなくなります。

解禁後の配達経路を見て分かるように配達員Aはマクドナルドから離れた場所にいたにも関わらず他店舗ダブルにより、マクドナルドの案件も配達しています。

ただし、配達先住所によっては配達員Bにマクドナルド・ケンタッキー案件が回ってくるので、必ずしもマクドナルド付近の配達員が不利というわけではありません。

しかし、マクドナルド案件はドロップ先が近い傾向であるため 他店舗ダブルになりづらいのではないかという懸念もあります。

更にこれは自転車での事例として紹介していますが、バイクはこれ以上に広範囲の配達距離であり、その配達途中にマクドナルドがあれば バイク側に案件が割り振られてしまいます。

こうしたことからマクドナルド近くに待機している配達員は本来自分に配達依頼が来ていたであろう案件がこなくなってしまいます。

この現象がマック地蔵にとって致命的であり、解禁後は今と同じ時間内でこなせる配達件数が減る可能性が高くなります。

配達件数が減るということは配達報酬減少にも直結し、クエスト達成できなれければ なおのこと報酬激減となってしまい 負のスパイラルが発生してしまいます。

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マック ダブル解禁のメリット・デメリット

ここではマックダブル解禁後のメリット・デメリットを解説していきます。

メリット

マックダブル解禁のメリットは『配達件数が稼ぎやすくなる』につきます。

「配達件数が稼ぎやすい=クエストが達成しやすくなる」ということで、普段からクエスト達成を目標としている配達員にとってはマックダブル解禁は朗報かと。

ただし、配達件数が稼ぎやすくなっても報酬は減少傾向になる可能性が高いので必ずしもメリットばかりではありません。

また、このメリットは店舗での調理待ち時間がほぼないという前提の話であり、店舗状況によっては逆に配達テンポを下げる要因にも成りかねません。

できるだけマックダブル解禁のメリットを生かすためにも 以下の記事にてマクドナルド配達の仕組みを再確認して頂ければと思います。

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デメリット

マックダブル解禁によるデメリットは主に2つあります。

1つ目のデメリットは『配達スタイルによっては報酬が減る』で、これはマクドナルド配達を主体としているマック地蔵の配達員が該当します。

報酬が減る理由については「マック地蔵にはデメリットが多い」で説明しているのでそちらを見て欲しいのですが、マック地蔵とっては厳しい環境になることが予想されます。

2つ目のデメリットは『マクドナルドの注文数が減る可能性がある』で、マックダブル解禁後はUber Eatsでのマクドナルド注文が減る可能性があります。

ダブル解禁によりマクドナルド商品のお届け時間は今よりも長くなり、結果 冷めた商品が注文者に届くことが多くなります。

それが頻発すれば注文者はいずれUber Eatsでマクドナルドを注文しなくなってしまう可能性があります。

ダブル解禁前のマクドナルドは必ず1件配達になるという理由で敢えてマクドナルドで注文していた人もいるはずで、そうした人達はダブル解禁でマクドナルドでの注文を敬遠してしまうのではないでしょうか。

ダブル解禁後すぐに注文数が減ることはないと思いますが、Uber Eatsでのマクドナルド注文に悪い印象が定着してしまうと配達員にとっても致命的なデメリットになってしまいます。

そうならないためにも配達員側としては、できる限り出来立ての状態で届けられるよう 配達依頼をうまく取捨選択することも必要になってくるかもしれません。

ダブル解禁後 配達員はどうすべきか

まず配達員は今一度マクドナルドの注文から調理までの仕組みや どういった時に混雑しやすいかなどの配達においてしっておくべき情報を再確認すべきです。

マクドナルドの配達に関する情報については別記事『マクドナルド配達 効率よく稼ぐコツ・方法で詳しく解説しているので、そちらをご参照ください。

また、マクドナルド近隣の店舗も把握しておくべきであり、「近隣にUber Eats加盟店がどのくらいあるのか」「近隣店舗の注文は入りやすいのか」を知ることも重要になるかと。

近隣店舗でもそれなりの注文需要が見込めるのであればマクドナルドを軸にダブル狙いもできますし、逆に近隣店舗に注文需要がなければ そこのマクドナルドには見切りをつけた方がいいかもしれません。

そして、これまでマクドナルド主体としてきた配達員は配達スタイルを見直すべきタイミングなのかと。

近隣店舗の状況によっては解禁前よりも配達効率が上がる所もあるかもしれませんので、一概にマック地蔵が駄目ということではないと思います。

ただ、解禁後に明らかに配達依頼が減ったと感じたなら 待機場所を別のマクドナルド店舗に変える、もしくはマック地蔵自体を辞めた方が良いかと思います。

どうしてもマクドナルドの配達にこだわるのであれば、出前館・Woltでの配達を検討するをおすすめします。

出前館・Woltは現状マクドナルドでのダブル配達は解禁されていないので、今回のダブル解禁を境にUber Eatsから出前館・Woltに切り替える注文者も出てくる可能性があります。

そうなれば出前館・Woltでのマクドナルド注文が増えるわけで、従来通りマック地蔵を継続できるかもしれません。

とにかくマクドナルド主体の配達スタイル(マック地蔵)は変更すべき時が来たのかと。

最後に

Uber Eats配達でマクドナルドのダブル配達が解禁される話題について触れてきましたが、トータルで見れば配達員にとってはマイナスな仕様変更となります。

ただ、ダブル解禁に文句を言っても何も始まらないわけで、今後どう立ち回るのがベストなのかを改めて考えるべき時期が来たとも言えます。

そして、マクドナルドのダブル解禁はUber Eatsだけの話であり、出前館・Woltは現状ダブル解禁はされておらず、複数のフードデリバリーを兼業するのもありかと思います。

個人的におすすめなのがWoltで、決して報酬が高いとは言えませんが、ピックアップ・ドロップ距離に応じたフェアな報酬体系でもあるので、今後の配達の選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

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