今回はUberEats(ウーバーイーツ)新報酬体系に変更後、以前と比べて報酬がどう変化したのか、実際に配達し検証してみたので、その結果を話したいと思います。
報酬システムの変更について
2021年5月10日よりUberEatsの報酬システムが全国一斉に新料金体系へと変更がありました。
新料金体系の仕組みの詳細説明は今回は省略しますが、京都・福岡では3月1日から、神奈川・沖縄では4月12日から新料金体系を先行導入しており、該当地域の配達員からは従来よりも報酬が大幅に下がったという話がチラホラと…
私の配達環境
私が実際に配達した報酬結果の前に、私が配達した環境について説明します。
配達環境は新報酬体系の変更前と同様に、都内(新宿・池袋・中野エリア中心)にて自転車(ママチャリ)で配達をしており、配達の時間帯は日中(10時~16時)となります。
2021年5月の実績(新報酬体系変更後)
それでは2021年5月10日から5月30日までの3週間の実際の報酬を見ていきます。
総報酬:121,908円、総オンライン時間:53時間28分となり、平均時給2,280円となりました。
新報酬体系に変わって印象深かったのは、導入初日の5月10日(月)は11時ぐらいから開始したのですが、報酬体系が変わっての初日ということで普段あまり稼働していない配達員もこぞって参加したせいなのか最初の30分無音で注文なし…
その後はちょくちょく鳴るようにななったものの厳しいスタートとなり、報酬うんぬんよりも注文自体が回ってこないという状況で不安が大きかったのですが、2日目以降は最初の1件目がなかなか鳴らなかった以外はいつも通りな感じで鳴るようになり、結果3週間の平均時給は2,000円越えることはできました。
集計した3週間の日跨ぎクエスト(プロモーション)については、配達時間が日中のみということで配達件数もそれほどこなせないため、基本的に一番ランクが低いものを設定し毎回多い目標の方を達成した形となります。
(5/28~5/30のみランクを1段階上げて達成しています)
それと新報酬体系に変わって配達員が減る事を抑えるためなのか、新報酬体系導入日から全エリアで1.1倍ブーストが常時発動しており、今回配達した期間も常時1.1倍ブーストの対象でした。
新報酬体系に変更から1ヶ月経った今尚1.1倍ブースト継続中ですが、いつまでも常時ブーストということではないでしょうから、もし1.1倍ブーストがなかった場合の報酬も算出してみます。
上記期間で発生したブースト報酬の合計が2,951円だったのでこれを上記の総報酬額から引くと118,957円となり、平均時給は2,225円で、平均時給が1.1倍ブーストありの時と比較して65円ダウンでした。
ブースト効果の詳細については省略しますが、新報酬体系になってからは以前と比べてブースト効果の恩恵が下がったことによりおまけ程度のものとなってしまったので、1.1倍ブーストがなくなったとしてもそれほど報酬的には痛いということもなさそうです。
まとめ
新報酬体系に変わって配達する前はどのくらい報酬が下がるのか戦々恐々としていましたが、いざ結果を見てみると新報酬体系になる前の4月が時給2,312円だったので、ほぼ変化なしで一安心と言ったところです。
ただ今回紹介したのは比較的需要が多くピーク料金が発生するエリアでの報酬検証だったので、他の地域はこれとはことなる結果になるかもしれませんので、他のエリアも同じような状況であるとは限りませんし、新報酬体系に変わって配達1回あたりの最低報酬金額が下がってしまったことにより、配達案件によっては以前よりもうまみがなくなってしまった部分も認めざるを得ません。
しかしながら新報酬体系の悪くなった部分が目立つ一方、良い改善点としてピックアップ先・ドロップ先の情報が配達受注前にわかるようになったため、ピーク料金対象エリアに残り続けたり・配達終了間際に僻地に飛ばされるということも防げるようになり、以前よりも配達しやすくなったのは個人的に大きいと思っています。
むしろ、良くなったシステムの代償として報酬が若干下がったと考えれば、今回の報酬体系変更も悪くはないかなーと。
UberEats側からすれば配達員に払う報酬は安いに越したことはないので今度更なる報酬減も懸念されますがUberEats配達のメリットを考慮すれば、まだまだ続けられる許容範囲かと。
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