今回はUberEatsから2025年5月頃に注文者へ通達があった、おつかい依頼の禁止(注文以外での買い物依頼の禁止)について解説していきます。
尚、本件は注文者への注意喚起内容となりますが、配達員視点での配達員向けの内容をお伝えします。
UberEatsのおつかい依頼禁止とは

ここではUberEatsから注文者へ通知されたおつかい依頼禁止の内容について解説していきます。
UberEatsからの通達内容
UberEatsから2025年5月6日に注文者(UberEats利用者)へ以下のメール通知がありました。

UberEatsでは、ご注文者様の安全と安心のために、注文先の加盟店メニューにない商品や加盟店以外からの商品の購入および配達を、ご注文者様から配達パートナーに依頼することを禁止しています。
上の通知内容を言い換えると、注文者(顧客)が配達パートナー(配達員)へ 注文商品以外の物を別途買ってきて欲しいと個別に依頼する行為が禁止であるということです。
実際にある具体例だと、注文者が配達員にチャットにて「この銘柄のタバコを買ってきて欲しい。代金は後で払います。」と連絡することです。
タバコの購入依頼が最も多いと思うのですが、それ以外にもコンビニで〇〇を買ってきて欲しいなど注文店舗とはまったく関係ない所で注文とは関係ない商品の購入依頼も当然ながら禁止となります。
今回の購入依頼の禁止に該当するものは「注文先の加盟店メニューにない商品や加盟店以外からの商品」とあるのですが、ケチャップなどの無料オプションの依頼はOKなのでしょうか?
これは私個人の見解となりますが、注文者が無料オプションを依頼することに関してはOK(自由)ですが、それを配達員が受けるかも自由であり、基本的にそうした依頼は無視して構いません。
ある程度 配達回数をこなした配達員なら一度は遭遇していると思うのですが、マクドナルド注文時に注文者から「一緒にケチャップもお願いします」といった依頼がそれに該当します。
真面目な配達員ほど こうした依頼に応えてしまう傾向にありますが、そうした依頼チャットが来た場合は返信すらせず無視して依頼を拒否して構いません。
依頼に応えたらチップをくれるかも?と期待する人もいるかもしれませんが、そうした依頼をする人は総じてケチofケチなので 依頼に応えてもチップどころかお礼すらありません。
さらに、状況によっては手間と時間がかかり配達効率も悪くなるので、依頼を受けるだけ無駄なので完全無視で構いません。
「チャットを無視することは気が引ける…」と思うのであれば、すでに店を出たことにして「すでに店舗から出発してしまったので対応しかねます」と言っておけばOKかと。
とにかく、そうした追加オプションを求める注文者はろくでもない人が多く、相手にするだけ時間の無駄なので完全無視でいきましょう。
異例?の通達
今回はUberEatsから注文者への通達メールとなったわけですが、今回のように注文者へ注意喚起することは異例と言えるのではないでしょうか。
私自身過去にUberEatsを利用したこともあってか、配達員の私にもメールが来たわけですが、最初は配達員向けのメールかと思っていました。
しかし、UberEatsアプリ側には通知がなく、よくよく見ると注文者向けのメールであることに気づきました。
このメールについては、注文者へ送信されたためか、SNSで話題にする人もない模様で、一切話題にはなっていません。
そもそも、ここ最近おつかい依頼でのトラブルの話題も特に聞かれないので、意表を突く通知とも言えます。
もしかすると、皆が知らないところでトラブルが発生していて、後日 それが明るみになることを踏まえての今回の通達だったのではないでしょうか?
UberEatsで おつかい依頼が来た際の対応方法

ここでは、注文者からおつかい依頼がきた場合の配達員としての対応方法について解説していきます。
これまでおつかい依頼(注文以外での買い物依頼)はグレーゾーンとも言え、実際に遭遇した場合にどう断って良いか分からない配達員も多かったのではないでしょうか。
そうした悩みも、今回のUberEatsからの通達により「そうした依頼はUberEatsの規約に反する内容なので お受けできません」と胸を張って断れるようになりました。
しかし、そうした対応をしても納得しない注文者もいるかもしれません。
そうした面倒くさい注文者への対応におすすめな返信チャットが以下となります。
「過去に同様の依頼を受けて お客様とトラブルになり警察沙汰になったので、申し訳ありませんが対応できかねます」
上記のように過去の出来事に対してトラウマがあることをアピールすれば 注文者も遠慮することでしょう。
それでも、尚 おつかい依頼をしてくるのであれば、注文者へ届ける前に 注文番号・注文者名・チャット内容をスクショしてサポートに問い合わせましょう。
その際に可能であればサポートから注文者へ連絡&説得を試みてもらい なだめてもらえば注文者と直接やり取りすることを防げます。
それにサポートの対応に時間がかかれば調整金も付く可能性があるので、注文者を待たせてでも やる価値はあるかと。
この時の注意点として、商品を届けずに配達完了すると自身の配達員アカウントが傷つく可能性があるので、嫌は注文者だとしても できるだけ商品は届けるようにしましょう。
尚、おつかいは免れたものの その後の注文者の対応が酷かったという場合も、配達完了する前に注文番号・注文者名・チャット内容をスクショして 後程時間がある時にサポートへ問い合わせましょう。
サポートへ 注文者から禁止されている依頼を受けましたと伝えれば、場合によっては その注文者をアカウントBANにしてくれるかもしれません。
そうやすやすと注文者のアカウントがBANになるとは思えませんが、仮にBANになってくれれば二度とその注文者と出会うことがなくなり 全てが丸く収まるのではないでしょうか。
コメント