今回はUber Eats(ウーバーイーツ)配達の注文者側のアプリから見た配達業務の流れを解説していきます。
普段、UberEats配達をしていて自分のプロフィール・評価やダブル(2件配達)の経路とかどういう風に見えているのか気になったことはありませんでしょうか。
UberEats配達は配達員の移動状況がアプリで見えるということは前から知っていたんですが、ダブルの時の2件目の人からは寄り道しているように見られているのでは?と思ったり、その辺がどう見えるのか曖昧なところもありました。
そこで実際に私が注文者としてUberEatsを注文し、注文者側の視点を調べてみたのでその内容を解説していきます。
注文時の注文者視点
まずは注文時から、配達員が決定するまでの注文者の視点を解説します。
注文する商品が決まると配送時間オプションを選択する画面が表示されます。
※店から自宅までの距離が極端に近い場合はこの配送オプションは表示されませんでした。
この時私は「スタンダード」を選択して配達員は自転車でダブルの2件目の配達となったので「優先」を選択した場合はバイク且つダブル回避になるかもしれません。
逆に「急がない配達」を選ぶと「自転車」か「徒歩」で且つ無理やりにでもダブルにしてくるかもしれません。
たまにダブルで下の画像のようなとんでもなく遠回りさせられる案件が来たりしますが、2件目の人はもしかすると「急がない配達」を選択している可能性もあるので、遅れることは最初から覚悟して注文しているかもと思えばこんな案件を受けてしまっても問題ないかもしれません。(あくまで私の憶測ですが…)
そして配送オプションを決定し、決済方法を選択し終えると「チップを追加する」画面が表示されます。
チップは注文商品代金・サービス料・配達料の合計金額の5%・10%・15%・20%・編集(好きな金額)・チップなし と選択できます。
(商品受け取り後にもチップ追加の画面は出てきます)
まだ配達員も誰になるかわからない状態でチップ追加する人はそうそういないかと思うんですが、ここでチップを送った場合にいつ反映されるのか謎ではあります。
ここからは私の推測ですが、ここでのチップはもしかすると調整金として扱われリクエスト通知時の見積り金額に反映されているかもしれません。
稀に相場よりも高めの案件が入って来ることがあり、それらはもしかしたら事前チップが反映された金額だったのかなーと。
(あくまで事前のチップ付与がリクエスト通知の見積り額に含まれていたとしたらの話になりますが…)
そして一通り注文が完了すると配送予定時間・最も遅い到着予定時間が表示されます。
この「配送予定時間」については配達の状況により逐一時間が変動していきます。
この後、配達員が決定すると配達員の現在位置・配達員情報(写真・名前・移動手段)が確認でき、この段階から注文者は配達員へメッセージを送ることも可能になります。
配達員が決定したと同時に配達員の移動状況がリアルタイムで更新され注文者から監視できるようになります。
配達員側としては、無理にすばやく店まで移動する必要はないと思いますが、くれぐれも寄り道だけはしないようにしましょう。
そして画面下の注文者の画像をタップすると注文者のプロフィールが確認できます。
これは自分のUberDriverアプリのプロフィールに表示される内容とまったく同じ画面が表示され写真もくっきり出るので、写りが悪かったり・今一と感じる画像なら変更しておいた方が良いかもしれません。
ピックアップからドロップまでの注文者視点
続いてはピックアップ(店から商品を預かる)からドロップ(商品を受け取る)までの注文者の視点を解説します。
ピックアップが完了し配達員が移動を開始すると以下の画面が切り替わります。
配達がダブルの2件目となった場合は、「他の地点を経由してからお届けに向かいます。」と記載され、自分がダブル配達の2件目であることがわかります。
またダブルの際は1件目の配達先の場所は表示されず移動状況も1件目が終わるまではマップ画面に変化はありません。
以前からダブルの時の2件目の人には自分の配達がどう見えているのか気になっていたんですが、この時の注文で運良く(?)ダブルの2件目になり、これまでの疑問が解消されました。
事前に注文者には上記の情報が伝わっているので、ダブルの配達で寄り道してるんじゃないかと思われる心配も解消されました。
そして1件目の配達が完了すると「配達員がお届け先に向かっています」と表示され、この段階から配達員の現在位置が表示されます。
配達員の現在位置表示後からははピックアップ時と同様に配達員の移動状況がリアルタイムで表示されるようになります。
また、この時に配達員の移動状況に応じて画面上の配達予定時間も逐一変わっていきます。
そして配達員が近くまでくると画面上部のメッセージも下画像のように変わります。
あとは配達員の到着を待つのみです。
商品受け取り後の注文者視点
商品の受け取りが完了し、配達員がアプリ上で配達完了処理を実施すると、画面が切り替わりチップ追加画面が表示されます。
注文冒頭と同じように注文商品代金・サービス料・配達料の合計金額の5%・10%・15%・20%・編集(好きな金額)と選択でき、何も選択せずに「次へ」をタップするとチップなしとなります。
そして最後に配達員の評価ができます。
Good評価を選んだ場合に好意的なコメントは複数選択することが可能で、好意的なコメントを何も選択せずにGood評価することも可能です。
Bad評価を選んだ場合もGood評価同様、理由を複数選択することも可能で何も選択せずにBad評価することも可能です。
ちなみにGood・Badどちらかを押した場合でも画面下部に表示される「送信」ボタンを押さない限りは画面を戻すこともできるので、最初のGood・Bad 選択時に誤ってBadを押しても画面を戻してGood評価に変更することも可能です。
また、配達員が予定時間よりも早く到着した場合は以下の画面が表示されます。
こうしてアプリ上でチップ付与・評価のことを表示してくれると少しはチップ付与率も上がるかもしれませんので、出来る限り早く商品を注文者へ届けるようにしたいところです。
注文日以降の注文者視点
商品を注文して商品を受け取りチップ付与・評価をおこなえば配達依頼が完了となるため、その後注文者はアプリ上で何らかの操作・確認の必要はありません。
ただ商品受け取り後のチップ付与・評価をスキップした場合は注文後日でも注文履歴からチップ付与・評価をおこなうことが可能です。
すでにチップ付与・評価をおこなった場合は追加でチップ付与・評価はできませんが、例えば評価だけしてチップは送っていない場合は、チップだけ送る事は可能です。
どのくらいまでの過去にさかのぼってチップ付与・評価ができるのかは不明ですが、私の方で確認した限りでは3ヶ月前の分も対応可能でした。
なので、ある日突然身の覚えがないBad評価がきた場合は、昔の注文のBad評価である可能性があります。
まとめ
最後にUberEats配達の注文者視点をまとめました。
- ダブルの時の2件目の注文者はダブルであることがわかる。
- 配達員が現在どこを移動しているかが逐一確認が可能。
- 配達予定時間は配達員の移動状況により逐一更新される。
- 配達が早く完了すると注文者側のアプリ上でチップ付与・評価を催促するメッセージが表示される。
- チップ付与・評価は注文日以降でも可能。
まとめの中で個人的に気になったのが「配達予定時間」の表示の仕様なんですが、序盤でも書いたように配達の状況により以下の画像のように逐一時間が変動していきます。
この配達予定時間はあくまで地図上での到着予定時刻であって、タワマンなどの入館手続き等を要する時間は考慮されていません。
となるとタワマンの人が注文した場合は配達途中に表示されていた配達予定時間よりも結果遅くなり配達時刻を不満に思う方もいるかと思います。
よく注文するタワマン在住の人ならの配達予定時間があてにならないのは慣れるんでしょうけど、まだフードデリバリーの注文が浅いタワマン在住の人にとってはイライラの原因にもなりかねなく、さすがにBad評価が付くまではいかなくてもチップがもらえる機会は逃してしまうのではないかと思ってます。
自分が実際に配達してて玄関までたどり着くのに時間がかかるタワマンはチップ率も低いと感じており、そのチップ率が低い原因として上記のようなことが関係しているのではないかとも思っています。
とは言え配達予定時間の仕様について嘆いていてもどうしよもないので、タワマンの配達になったとしたら入館以外の所でテキパキ行動し一早く目的地に辿りつけるようにすればチップを貰うことも可能かと。
運よくエレベーターが来てくれるかにもかかってますが…(笑)
ということで今回はUberEats配達の注文者側の視点をお届けしました。
実際に配達してみてアプリを見ているだけでも結構楽しかったりしますし、Uber配達員なら しばらく配達しているとUberからかなりお得なクポーンが届き、そのクポーンをうまく使えば完全無料で利用できるので、その際に注文してみてはいかがでしょうか。
※UberEatsを完全無料で利用する方法は以下の記事で解説しています。
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