今回はKyashアプリに関して「どういうアプリなのか」「登録に必要なものは何か」「どのように登録するか」「どのように使用するのか」などについて詳しく解説していきます。
Woltでは配達パートナー登録時にKyashの登録が必須となるので、これからWoltでの配達を検討している方は必見の内容となっています。
Kyash(キャッシュ)アプリとは
ここでは「Kyash(キャッシュ)って何?」と思われる方は「Kyashって聞いたいことがあるけど何ができるの?」などと今一つKyashを把握できていない方 向けに、Kyashに関する情報を解説していきます。
※Kyashの特徴などについて すでに分かっているという方は次の「Kyash登録に必要なもの」へお進みください。
Kyashとは
Kyash(キャッシュ)とは「株式会社Kyash」が提供する 決済・送金アプリで、会員登録するだけで誰でも無料ですぐにVisaプリペイドカードが発行でき、巷では徐々に普及率が高まりつつある注目のアプリでもあります。
フードデリバリー業界においてもKyashの普及が進んでいます。
Woltでは現金決済の案件を受け注文者から現金を受け取った場合の送金方法がKyash利用となることから、Kyashの登録が必須となっています。
またMenuでは配達報酬の支払いにKyashが採用されており通常の銀行振込よりも安い手数料での利用が可能となっています。
そしてUberEats(ウーバーイーツ)の商品代金支払いにも2022年6月からKyashが採用されるようになり、今後フードデリバリー業界のみならず多方面での利用が見込まれるものと思われ 活躍するシーンがますます増えるのではないかと予想されます。
Kyashの特徴
まずKyash(キャッシュ)にはバーチャルカード(Kyash Card Virtual)とリアルカード(Kyash Card、Kyash Card Lite)の2種類が存在し、バーチャルカードとは主にネット上での決済で使用し、リアルカードは実店舗での決済に使えるものとなります。
リアルカードは一見するとクレジットカードと同じものかと思われがちですが Kyashのリアルカードはプリペイド式(決済前にあらかじめ料金を支払う方式)となり、クレジットカードは18歳未満だと作成できませんがKyashのリアルカードは18歳未満でも作成でき クレジットカードとは仕様が異なります。
そして、バーチャルカード(Kyash Card Virtual)についてもリアルカードと同様の仕様で年齢問わず誰でも作成が可能で、バーチャルカードは発行手数料・年会費がかからず(リアルカードは発行手数料が発生します)、アプリをインストールして即時発行が可能となっています。
※18歳未満が登録する場合には「保護者の同意」が必要となります。
また、Kyash Card Virtualは通常のクレジットカードと同様にカード番号・有効期限・セキュリティコードがあるので、これらの情報を使ってネット上でクレジットカードと同様に決済することが可能となります。
尚、本記事では簡単に作成でき より便利に使えるバーチャルカード(Kyash Card Virtual)をメインに話を進めて行きます。
Kyashは何ができる
ここではKyash Card Virtualにて利用できる主な機能・実際にどんなことができるのか について解説していきます。
決済
Kyashのメインとも言える機能で、ネット上にてクレジットカードと同様にカード決済が可能となります。
通常のクレジットカードでしたらカード自体が18歳以上でないと作れませんが、Kyashの場合は18歳未満でもバーチャルカードが発行できるので高校生や中学生でもネット上でのクレジットカード払いが可能となります。
※リアルカードを発行すれば実店舗でもカード払いが可能となります。
また、クレジットカード払い というと 使いすぎる心配も懸念され それと同じ機能が未成年でも使用できるのは大丈夫?かと思われるかもしれませんが、Kyashは基本的に事前にお金をチャージしておかないと使用できないので 無駄にお金を浪費するということもないので未成年でも安心して使えます。
送金・受け取り
Kyashアカウントを持つ者同士でリアルタイムに送金したり・受け取ったりすることが可能です。
送金・受け取りについては手数料無料で即時反映されるため、Kyashアプリを入れている者同士で「お店での割り勘」や「振込手数料なしで送金したい」という場合など様々なシーンで活躍する機会があります。
送金されたお金は、Kyash(キャッシュ)の残高として Visa加盟店で使うことも可能です。
また送金・受け取りは個人間だけでなく最近では企業でも採用しているところも多く、個人-企業間でのやり取りするケースも増えてきて 場合によってはKyashアプリが必須なところもあります。
入金・出金
Kyashの入金とは Kyash上の残高をチャージすることで、Kyashを利用するにあたり 基本的には入金をする必要があります。
入金方法は「銀行口座から」「コンビニ」「クレジットカード」など多数あります。
(各入金方法の特徴は入金の方法で解説していきます)
また、Kyashでは出金をおこなうことにより残高を現金化することも可能で、セブン銀行ATMで受け取ったり 登録した銀行口座で受け取ることが可能です。
共同の口座
Kyashでは利用者同士で共通口座を作ることができ その共通口座でお金を管理することができます。
共通口座では誰がどれだけの金額を入金した・決済した・出金したという履歴がリアルタイムで更新されるのでお金の流れも不透明にならず健全にグループ間で利用することが可能となります。
お金の管理
Kyashで何らかのお金の利用があると通知が届き履歴に反映されるので、過去に何にいくら使ったのかを簡単に確認することができます。
支出した履歴は自動でカテゴリーが振り分けられ、「食費」「日用品」「ショッピング」など どれにお金を使用したのかも一目瞭然で 支出の管理がしやすく使い過ぎの防止にも役立ちます。
Kyashの安全性
Kyashはチャージした金額分だけの利用できるプリペイド式(決済前にあらかじめ料金を支払う方式)となっているため、通常のクレジットカードやデビットカードのように後から請求が来ることをいいことに「いつの間にか使いすぎてしまった…」という心配がありませんし、一度の決済で利用する限度額や毎月決済で利用する限度額の設定もできるため無駄な出費も抑えることができます。
そしてKyash Card Virtualは複数の端末で利用できない性質から、仮にKyashログインに必要な情報(メールアドレス・パスワード)が漏れた場合でも、他者から不正利用されることもありません。
また、Kyashは不正補償制度を設けており、端末の紛失や盗難によってKyashマネー残高を悪意ある第三者に不正利用された場合に損害を補償してくれます。
端末の紛失・盗難についてはKyashに限らず 他の決済サービス(クレジットカードや電子マネーアプリなど)でも第三者に不正利用される可能性があります。
しかし、Kyashはプリペイド式という特徴から チャージ残高分しか利用できないことと基本的に第三者が自動的にチャージすることはできないためチャージ残高が0円であれば不正利用される心配はないので、端末の紛失・盗難時も場合によっては焦らずに対処することが可能となります。
Kyash(キャッシュ)登録に必要なもの
ここではKyash(キャッシュ)を登録するにあたり事前に準備しておくべきものを紹介していきます。
※すでに登録に関するものは用意できているという方は次の「Kyash登録方法」へお進みください。
まずは事前に準備しておくもの一覧が以下となります。
- 端末(スマートフォン or タブレット) ※必須
- 電話番号 ※必須
- Kyash(キャッシュ)アプリ ※必須
- メールアドレス ※必須
- パスワード ※必須
- 身分証明書
- 銀行口座情報
「※必須」が付いている項目については、いずれのサービスを利用する場合でも必ず用意する必要があります。
「※必須」が付いていない項目については、一部の機能制限はかかりますが 無くてもKyash自体の利用は可能となります。
次からは上記リスト内の項目を個別に詳しく解説していきます。
端末(スマートフォン or タブレット)
Kyashの利用はアプリ経由となるので当然ながらiOSかAndroidに対応したスマートフォンかタブレットが必要となります。
それぞれのOSに必要なバージョンは、iOSは「最新バージョンのOS」・Androidは「Android7.0以上」となり、特別古い端末でなければまず問題はありません。
電話番号
Kyash登録時にSMS(ショートメッセージ)認証を利用するため、SMSメッセージを受信するための「070」「080」「090」のいずれかから始まる電話番号が必要となります。
Kyashを利用したい端末で電話機能が使えないということでしたら、SMS認証時に別途電話番号を持つ端末を用意する必要があります。
SMS認証自体は初回登録時や登録後の各種設定変更時の利用と使うシーンは限られ、Kyashの機能を使用する際には電話番号は基本的には使いませんのでKyashを利用する端末に必ずしも電話機能(電話番号)を持たせる必要はありません。
尚、Kyash登録後に電話番号を変更することも可能です。
Kyash(キャッシュ)アプリ
Kyash(キャッシュ)の登録・利用はアプリ上で行うため、当然ながらKyash(キャッシュ)アプリが必要不可欠となります。
Kyashアプリは以下からダウンロード可能ですが、今すぐにダウンロードしなくても他のものが揃ってから、登録の直前でダウンロードしても構いませんので 一旦スルーしてもらっても構いません。
Kyash(キャッシュ)-チャージ式Visaカード
Kyashposted withアプリーチ
メールアドレス
メールアドレスは主に登録時に必要となり、最終的にメール認証にて利用するのでメール受信をして すぐに確認できるメールアドレスを準備しておくことを おすすめします。
尚、Kyash登録後にメールアドレスを変更することも可能です。
パスワード
Kyash(キャッシュ)へログインするためのパスワードとなり、パスワード文字列の条件は「8文字以上」で「大文字・小文字・数字のいずれか2種類以上を使用」が必須となっています。
このことから、例えば大文字だけ文字列「ABCDEFGH」はNGで、「ABCDefgh」や「ABCD1234」などのように大文字・小文字・数字の最低2種類を組み合わせる必要があります。
(「ABcd1234」のような大文字・小文字・数字すべて使う文字列でもOKです。)
ここで設定するパスワードはKyash専用のものとなるので、できれば他の登録で使用していないオリジナルなパスワードを考えておきましょう。
尚、Kyash登録後にパスワードを変更することも可能です。
身分証明書
身分証明書は本人確認アカウント(Kyashマネーアカウント)にするため必要となり、以下のいずれかのものが必要となります。
- 運転免許証 (仮運転免許証を除く)
- マイナンバーカード (通知カードを除く)
- パスポート (日本国政府発行のもの)
- 写真付き住民基本台帳カード
- 運転経歴証明書
- 在留カード(顔写真が貼付のもの)
- 特別永住者証明書
身分証明書を登録しなかった場合は本人確認未完了アカウント(Kyashバリューアカウント)という扱いになり一部利用できる機能が制限される形となります。
本人確認アカウントと本人確認未完了アカウントの違いについては後述します。
銀行口座情報
銀行口座を利用して入金及び出金をおこなうためには銀行口座を登録する必要があり、銀行口座を登録するためには事前に身分証明書にて本人確認を完了させておく必要があります。
入金・出金において銀行口座を使う必要がないという方は特別銀行口座を登録する必要はありません。
(出金は銀行口座を使わずにセブン銀行ATMを利用することで現金を受け取ることも可能です)
銀行口座登録に関する条件や利用できる金融機関等の詳細についてはKyash公式ページの「銀行口座からの入金・出金条件について」をご確認ください。
Kyash(キャッシュ)登録方法
ここではKyash(キャッシュ)のアカウント登録方法を解説していきます。
Kyashアプリのインストール
Kyash Card Virtualの登録手順を解説していきます。
Kyashアプリを利用するにあたり、当然ではありますがKyashアプリを端末にインストールする必要があるので まだアプリのインストールを済ませていない方は以下のリンクからKyashアプリをインストールします。
Kyash(キャッシュ)-チャージ式Visaカード
Kyashposted withアプリーチ
アカウントの作成
Kyashアプリのインストールが完了したら以下の手順でアカウント作成を選択します。
インストールしたKyashアプリを起動させます。
Kyashを起動して最初の画面で「メールアドレスをで始める」をタップします。
※Facebook経由で登録することもできますが この方法は本記事では省略します。
名前・メールアドレス・パスワードを入力し「完了」をタップします。
ユーザー名については入力した名前(姓・名)が自動的に反映され 変更することも可能ですが、登録完了後にも変更することも可能なので ここでは自動的に反映されたユーザー名のままで構いません。
入力した名前(姓・名)の確認画面が表示されるので、本名で間違いないことを確認し「OK」をタップします。
右の▼をタップし、生まれた年(西暦)を選択し「完了」をタップします。
070・080・090のいずれかから始まる電話番号を入力して「登録」をタップします。
先程登録した電話番号に6ケタの認証番号が届くので、その番号を入力します。
※正しい番号の入力が完了すると自動的に次の画面に進みます。
「バーチャルカード発行(無料)」をタップすると、バーチャルカード(Kyash Card Virtual)が発行されます。
バーチャルカード発行画面の下部に「入金」ボタンが表示されますが、タップは必須ではありませんので一旦アプリを閉じてしまって構いません。
バーチャルカードが完了すると登録したメールアドレスにKyashから件名「メールアドレス認証のお願い」というメールが届くので、バーチャルカード発行から24時間以内にメール本文内の「認証する」をタップします。
「メール認証が完了しました」と表示されるので「Kyashアプリを開く」をタップします。
アカウント作成が完了後、Kyashアプリを開くと以下の画面が表示されます。
上記の画面が表示されれば、「決済」「送金」「送金の受け取り」の利用が可能となります。
尚、Kyashアカウントを作成すると期間限定(発行から約4日間)ではありますが、100円分のKyashバリューが発行され 決済のみで使用可能となります。
100円分も無駄なく使っておきたいのであればAmazonギフトチャージに使用するのがおすすめで、チャージ方法については以下の記事で紹介しています。
尚、初回会員登録時に付与されるKyashバリューは送金・出金では使用することができません。
本人確認アカウントの設定
先程紹介した「アカウント作成」にてKyashアプリの利用ができるようになりますが、アカウント作成直後の状態は本人確認未完了アカウントとになり「決済」「送金」「送金の受け取り」は利用できますが「出金」の利用はできません。
本人確認(Kyashマネーアカウントの作成)を実施し本人確認アカウントにすることにより「出金」機能の利用及び「1ヶ月あたりの決済上限額」を増やすことが可能となります。
また一部の企業では本人確認アカウントではないと送金を認めていないというところもあるので、できれば本人確認を実施することをおすすめします。
ここではその本人確認アカウント設定に関する情報を紹介していきます。
本人確認に必要なもの
本人確認アカウント作成の際は以下のいずれかの身分証明書が必要となります。
- 運転免許証 (仮運転免許証は不可)
- マイナンバーカード (通知カードは不可)
- パスポート (日本国政府発行のもの)
- 写真付き住民基本台帳カード
- 運転経歴証明書
- 在留カード(顔写真が貼付のもの)
- 特別永住者証明書
個人的にお勧めなのはマイナンバーカードで、登録時に必要になるマイナンバーカードについては紙ペラの通知カードではなく マイナンバーカード申請にて発行されたカードタイプのものとなります。
マイナンバーカードはKyashの本人確認のみならず他のサービス登録時にも使え 活躍シーンは様々あるので、まだマイナンバーカードを発行していない方はこれを機に発行することをおすすめします。
マイナンバーカードの発行についてはお住まいの市区町村から交付通知書が発行されるので、交付通知書がないという方はお住いの市区町村窓口に問い合わせみましょう。
本人確認 設定方法
本人確認は以下の手順にて実施します。
Kyashアプリ起動後に表示されるトップ画面(ウォレット画面)にて画面右下の「アカウント」をタップします。
アカウント画面 右上の設定(歯車アイコン)をタップします。
アカウント設定画面 下部の本人確認の項目が「未完了(バリューアカウント)」と表示されているのでこの列をタップします。
スマホ本人確認画面にて「タッチで本人確認」か「写真撮影で本人確認」のいずれを選択します。
手順④で選択した本人確認方法にて本人確認手続きが完了したら、再度 手順①②の実施し、表示されたアカウント画面にて本人確認の項目が「完了(マネーアカウント)」になっていることを確認します。本人確認設定が完了となります。
本人確認の項目が「完了(マネーアカウント)」になっていれば本人確認設定が完了となります。
銀行口座登録
銀行口座の登録については、銀行口座を利用して入金及び出金をおこないたい方のみ必要となるわけですが、個人的にはKyashを使用する上では銀行口座登録は必須でないとも思っているので本記事では具体的な登録方法は省略させていただきます。
具体的な銀行口座登録方法については以下の公式サイトをご確認ください。
尚、銀行口座を登録するためには事前に本人確認アカウント設定を完了させておく必要があります。
入金・出金において銀行口座を使う必要がないという方は特別銀行口座を登録する必要はありません。
(出金は銀行口座を使わずにセブン銀行ATMを利用することで現金を受け取ることも可能です)
各種設定変更
アカウント作成後に「ユーザー名」「Kyash ID」「電話番号」「メールアドレス」「パスワード」などの情報を変更することが可能となり、変更手順は以下となります。
Kyashアプリ起動時に表示されるトップ画面(ウォレット画面)にて画面右下の「アカウント」をタップします。
アカウント画面 右上の設定(歯車アイコン)をタップします。
上の画面の青枠で囲った箇所は設定変更が可能な項目となり、変更したい設定項目をタップし、変更していきます。
尚、「本名」と「本名カナ」の変更は不可となっており、どうしても変更が必要な場合はKyashサポートへのメール問い合わせが必要となります。
Kyash登録時のエラー及び解消方法
ここではKyash登録時に遭遇する可能性があるエラー症状及び解消方法について解説していきます。
通常のアカウント作成(バーチャルカードの発行)だけであれば正確な情報を入力して進めていけば問題なく登録はできますが、本人確認(マネーアカウントの作成)時はエラーが発生し登録作業が進められないという報告もちらほら聞かれるので それらのエラー内容及び解消方法について詳しく解説していきます。
写真撮影で本人確認の際のエラーについて
本人確認の際に「写真撮影で本人確認」を選択した場合はご利用中のスマホで身分証明書を写真撮影する必要があります。
しかし、端末によっては 撮影時にピントが合わず 撮影した身分証明書がぼやけた状態となり以下の画像のようなエラーが表示されることがあります。
何度試しても写真がぼやけた状態となってしまう場合は一旦アプリを強制終了し以下の対処法を実施しましょう。
(写真撮影の途中でアプリを強制終了しても問題なく、再び本人確認方法選択から進めることができます)
- 端末の再起動
- しばらく時間をおいてから再度実施する
まずは端末の再起動を試してみて、それでも改善しないのであれば 一旦登録作業は控えて しばらく時間をおいてから再度試してみてください。
私自身、以前別のサービスで登録する際に同様の写真撮影を求められ、撮影画像がぼやける事象に遭遇してしまい何度試しても駄目で、数時間時間を置いてから再度試したらピントが合うようになり解消したことがありました。
このピントが合わない問題について一部の端末で起こる事象のようで、必ずしも上記の対処方法で解消しない場合もあり その場合はもう一つの本人確認方法で写真撮影を必要としない「タッチで本人確認」を利用することをおすすめします。
タッチで本人確認の際のエラーについて
本人確認の際に「タッチで本人確認」を選択した場合はマイナンバーカード申請にて発行された正式なマイナンバーカードを用意する必要があります。
このマイナンバーカードを使った登録に関してはエラーになることは比較的少ないかと思われますが、いくつか登録作業で詰まる箇所があるので、それらの詰まるであろう事象と解決方法を解説していきます。
署名用電子証明書パスワード
「タッチで本人確認」の際はマイナンバーカードだけではなく署名用電子証明書パスワードが必要となります。
署名用電子証明書パスワードはマイナンバーカード発行時に自分で決める英数字の文字列となるわけですが、だいぶ前にマイナンバーカードを発行したという方はこのパスワードの存在自体忘れているかもしれません。
「そんなパスワードを設定した覚えがない!」という方もマイナンバーカードを発行時には必ず「署名用電子証明書パスワード」と「利用者証明用電子証明書パスワード」を記載しており、以下のような紙の「パスワード控え」をもらっているはずなのでお手持ちの書類を確認してみてください。
この署名用電子証明書パスワードはマイナンバーカードを使用する際には今後も何かと必要になるので、覚えておくのがベストではありますが、覚えにくい文字列の場合は なるべく自分がすぐに確認しやすいところに保管 もしくは別の所に記載などしておくと良いかもしれません。
もしもパスワード控えを無くしてしまってパスワードが分からないという方はマイナンバーコールセンターへ連絡して確認しましょう。
マイナンバーカード読み取り
「タッチで本人確認」ではマイナンバーカードのICチップ上にスマホをかざし、マイナンバー情報を読み取る必要があります。
この読み取り方について少々癖があるので、正確にマイナンバーカードを読み取るためのポイントを以下にまとめました。
- スマホのケース・カーバーを外す
- マイナンバーカードの中央部にスマホをかざす
- 数秒間 当て続ける
マイナンバーカードに搭載されているICチップの読み取り感度はそれほど高くない模様で、慎重にやらないと読み取りを失敗することが多々あり、普段からコンビニ等の各ショップでスマホで電子決済をされている方は、いつもの買い物と同じ感覚では読み取りがうまくいかないことがあるので注意してください。
マイナンバーカードのICチップの読み取り感度を考慮すると、より感度を上げるために まずはスマホのケース・カーバを外すことを推奨します。
(最初からスマホケース・スマホカバーを取り付けていない場合はこの作業は必要ありません)
次にマイナンバーカードのICチップの場所ですが、ICチップはカード中央部に内蔵されています。
そしてスマホ側については特別古い端末でなければ 必ずどこかに以下のロゴのどちらかが記載されているので、このロゴの箇所とマイナンバーカードの中央が重なるようにします。
あとはマイナンバーカードとスマホを正確な位置で重ねて数秒待ちます。
重ねる際は、マイナンバーカードとスマホがブレてしまわないよう 安定した場所で行いましょう。
マイナンバーカードとスマホを重ねる時間については、コンビニでの電子決済の時よりも少し長めを意識します。
読み取りが完了すると完了音が鳴りスマホに「本人確認が完了しました!」と表示されるのでので それまでじっと待ちましょう。
Kyashアプリの使い方
ここではKyash Card Virtualにおいて使用頻度が高いであろう使い方をピックアップして紹介していきます。
クレジットカード情報の確認
ネット上で決済をするにあたりKyash Card Virtualのカード情報が必要となり、カード情報はトップ画面上部のビックリマークのアイコンをタップすると、「カード番号」「カード名義人」「有効期限」「セキュリティーコード」「ポイント還元率」などのカード情報一覧が表示されます。
カード名義は基本的に「KYASH MEMBER」でOK
「Kyash Card Virtual」と「Kyash Card Lite」のカード名義は全ユーザー共通で KYASH MEMBER となっており、ネット上で決済する際のカード名義はKYASH MEMBERを使用すればOKです。
また、サイトによっては登録者名とカード名義が同一である必要があることがあるので、その場合はアカウント設定画面に表示されている「本名」を使用します。
ただしサイトによっては名義が漢字で承認されないケースもあるので、その場合は発行手数料がかかってはしまいますがリアルカードである「Kyash Card」を発行し使用することで決済することが可能となります。
※リアルカードのKyash Cardではカード名義の本名はローマ字表記となります。
入金の方法
Kyashは入金の手段が様々があり、自分の使いやすい入金方法を選択できるのが特徴でもあります。
そして、ここではおすすめの入金方法を紹介していきます。
まず現在のKyashの入金方法は以下の方法があります。
これらの入金方法でおすすめ度が高い順に紹介していきます。
オススメ度 【セブン銀行ATM】
個人的にはもっともオススメな入金方法であり、1,000円~100,000円の範囲で紙幣による入金(1,000円単位)が可能で入金手数料は0円です。
入金にはセブンイレブンに設置しているセブン銀行ATMに行かなくてはいけないという手間はかかりますが、Kyashのプリペイド式という特徴から無駄に使いすぎることを防ぐ意味でも移動する手間がかかった方が効果的でもあり、Kyashに最もマッチした入金方法ではないかと思っています。
ただし、お近くにセブンイレブンがない方にとっては この入金方法は現実的ではなくなってしまうので、その場合は次の【コンビニ】での入金をすすめします。
※セブン銀行ATMでの入金方法等の詳細については以下の公式サイトをご確認ください。
オススメ度 【コンビニ】
こちらは最初に紹介した【セブン銀行ATM】と基本的な入金方法は同じとなりますが、入金可能額が3,000円~50,000円となり、3,000円~10,000円までは1,000円単位で入金できますが それ以上は1万円単位の入金となり セブン銀行ATMと比べて選択範囲がやや狭まります。
(入金手数料はセブン銀行ATMと同様に0円となります)
また、コンビニすべて利用できるわけではなく「ローソン」「ファミリーマート」「ミニストップ」「セイコーマート」のみ対象となり、該当するコンビニにマルチメディアキオスク端末が設置されていることが条件となります。
こちらもセブン銀行ATMと同様にご自身が住んでいるエリアに上記のコンビニがないと入金できないわけですが、Kyashのプリペイド式という特徴にマッチした入金方法ではあるので 多少家から遠くても行ける範囲であれば コンビニ入金を使用することをおすすめします。
※コンビニでの入金方法等の詳細については以下の公式サイトをご確認ください。
オススメ度 【ペイジー】
【ペイジー】の入金方法については、まずKyashアプリ上で入金金額を決定し入金申請をおこない、入金申請時に発行された「収納機関番号・お客様番号・確認番号」などの情報を使用して ATMかインターネットバンキングから実施します。
入金可能額は3,000円~50,000円となり、3,000円~10,000円までは1,000円単位で入金できますが それ以上は1万円単位の入金となり、ATM・インターネットバンキングのいずれも入金手数料は0円となります。
※一部ペイジーに対応していない金融機関もあります。
ペイジーに対応しているインターネットバンキングが利用できる口座を所持している、もしくは近くにATMがあるようであれば【ペイジー】での入金がおすすめでもあります。
インターネットバンキングは外出しなくても入金でき非常に便利ではありますが、簡単にできるからといって ついつい入金しすぎてしまったということがないよう注意してください。
※ペイジーでの入金方法等の詳細については以下の公式サイトをご確認ください。
オススメ度 【銀行口座 引き落とし】
こちらは自身が持つ銀行口座から必要額を引き落としてKyashに入金する方法で、最低引き落とし額は5,000円となりますが1円単位で入金が可能となります。
(入金手数料は0円となります)
銀行口座 引き落としでの入金に際しては事前に銀行口座を登録する必要があり、「Kyash指定の銀行口座であること」「本人名義の銀行口座であること」が登録条件となります。
※Kyash指定の銀行口座についてはKyash公式サイトをご確認ください。
登録条件を満たし 一度登録手続きをしてしまえば、最低入金額5,000円はやや高い気もしますが簡単に入金ができるので【セブン銀行ATM・コンビニ】のように どこにいても入金できるという利点はあるものの、気軽にできてしまうことからついつい入金しすぎるというデメリットもあるので、口座額以上の金額は入金できないとはいえ 使いすぎには十分注意しましょう。
※銀行口座引き落としの入金の詳細については以下の公式サイトをご確認ください。
オススメ度 【カード払い】
【カード払い】での入金はお手持ちのクレジットカードやデビットカードから行い、最低入金金額は100円となり1円単位でできます。
(入金手数料は0円となります)
更には入金した代金を決済で使用する場合は、各カードのポイント還元+Kyashのポイント還元のダブルでポイント還元が付くメリットもあります。
一見するとメリットだらけな入金方法にも見えますが、【カード払い】の入金だと代金は結果的に後払いになり Kyashのプリペイド式という特性があまり意味をなさなくなることと、ダブルでポイント還元が付くと言ってもKyash側のポイント還元は非常に微々たるものであり 余計に入金してしまった場合 そちらの損失の方が大きくなる可能性があります。
※Kyashのポイント還元の詳細情報については公式サイトをご参照ください。
結論として、Kyashは決済機能しか使用しないということであれば最初から手持ちのクレジットカード・デビットカードから直接決済した方が良く、逆に送金機能をメインで使用するということであれば 必要な時にすぐに送金できることから【カード払い】を選択するのもありかと思います。
※カード払いの入金の方法については以下の公式サイトをご確認ください。
オススメ度 【銀行口座 振り込み】
こちらは【銀行口座 引き落とし】と同じと思われますが、【銀行口座 振り込み】の場合は 自身の口座から一旦入金専用口座に振り込み その入金専用口座から入金する形となります。
メリットはどの銀行口座からでも振り込みが可能なので銀行口座を持っていれば利用でき、振込み金額も1円から可能なので細かい入金ができます。
デメリットはKyash指定の入金専用口座を開設する必要があることと、入金専用口座へ振り込む際に振込手数料が発生すること、そして入金する工程が他の入金方法と比べて多いことです。
ただ、入金専用口座の開設の手間については最初の1回だけでよく、振込手数料については銀行口座によっては手数料が発生しないところもあるので それらの口座を持っているのであればデメリットにはなりません。
また入金するまでの工程が多いことも、入金の抑制という意味では ついつい入金してしまったということも防げるので逆にメリットになるのかもしれません。
この入金方法の最大のネックは自分の銀行口座からの振込手数料だと思っており、現在利用中の銀行口座の振込手数料の体系を調べて 振込手数料がかからないのであれば利用するのもありかと思われます。
もしくは振込手数料が発生しない口座を新規開設するという方法もあるかと思いますが、それをするのであれば【銀行口座 引き落とし】を選択して Kyashに対応した銀行口座を新規開設した方がよいかもしれません。
※銀行口座引振り込みの入金の詳細については以下の公式サイトをご確認ください。
オススメ度 【イマすぐ入金】
先に結論から言うと【イマすぐ入金】による入金はおすすめできません。
まず【イマすぐ入金】はKyash残高に入金した金額をあと払いする方式となっており、Kyashのプリペイド式という利点が失われてしまうことと、入金手数料も最低500円かかり 入金額によってはそれ以上の手数料が発生します。
近くにコンビニもATMもないということでしたら【イマすぐ入金】も選択肢に入るかもしれませんが、これを利用するのであれば【ペイジー】【銀行口座 引き落とし】【カード払い】のいずれかを検討した方が賢明です。
※イマすぐ入金の詳細については以下の公式サイトをご確認ください。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回はKyashアプリに関する情報をお伝えし、主にKyash Card Virtualをメインに解説してきました。
Kyashは年齢問わず誰でも作成可能なことと、基本的には無駄に使い込むことを防止でき未成年の方でも安心して使用できるサービスでもあります。
Kyashが利用できるシーンは年々増えており、今後もより普及していくことが予想され、Kyashアプリのインストール及びアカウント作成(Kyash Card Virtual作成)は無料で簡単にできます。
更にKyashバーチャルカードであればアプリを維持する手数料も発生しないので、今後 いつでも すぐに利用できるよう これを機にKyashアプリをインストールしてみてはいかがでしょうか。
Kyash(キャッシュ)-チャージ式Visaカード
Kyashposted withアプリーチ
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