今回は2026年5月26日(火)に更新される出前館のドライバーアプリのアップデート情報を紹介していきます。
アップデート内容の詳細情報をはじめ、アップデートの懸念点・導入理由、アップデート後の配達員としての適切な立ち回り方法などを解説していきます。
アップデート内容
ここでは2026年5月26日に更新される出前館ドライバーアプリのアップデート内容を解説していきます。
アップデート概要
2026年5月26日(火)から更新される出前館ドライバーアプリのアップデート内容は以下となります。
- 配達ヒートマップの改善
- 「顔写真による本人確認」の機能を強化
アップデートリリースは当日AM8時を予定しており、手動アップデートをしなかった場合は6月2日に強制アップデートがかかる模様です
次から各アップデート内容について詳しく紹介していきます。
配達ヒートマップの改善
オファー待機時にドライバーアプリの画面に各エリアの平均報酬額が表示されるようになります。

上のサンプル画像にも記載されているように平均報酬額の表示はオンオフ可能なので、非表示にすることも可能です。
※オファーを受諾している間(ピックアップ中&ドロップ中)は強制的に非表示となります。
表示される報酬額については、直近20分以内に一定範囲内で受諾されたオファーの平均額となり、約1分おきに自動更新されます。
吹き出し(平均報酬額の表示箇所)は実際の発生地点ではなく、吹き出しが無い周辺のエリアを含めた代表位置を示しているとのことです。
また、平均報酬額が表示されるエリアは現在地から一定範囲内とされており、移動することで平均報酬額表示エリアが変わります。
尚、平均報酬額はオファー数が一定数に満たないエリアでは表示されないため、現在地付近の全てのエリアに必ずしも平均報酬額が表示されるわけではありません。
上のサンプル画面を見てお気づきの配達員も多いと思うのですが、今回の配達ヒートマップの仕様変更はロケットナウを参考にした可能性大です。

配達ヒートマップの仕様変更をした理由については後述しますが、自社(出前館運営)にとってメリットがあると判断したのかと。
「顔写真による本人確認」の機能を強化
まず、顔写真による本人確認とは、アカウントの不正利用を防ぐためにドライバーアプリ上で定期的に実施される顔認証システムです。

この顔認証システムが今回のアップデートで機能強化されるということですが、以前よりも判定?が厳しくなる模様です。
正直は話 本当に判定が厳しくなるか微妙で、出前館からの通知では「端末の設定や不具合、カメラの故障などにより撮影エラーが発生した場合に、業務開始ができなくなることがあります」と記載されています。
上記通知文の裏を返すと、これまでは端末の設定・不具合やカメラ故障で撮影エラーになっても顔認証が成功していたということなのかと。
このため、アップデート後は上記のような撮影エラーになった場合は顔認証が失敗となり、配達業務ができなくなることになります。
ちなみに出前館公式からは「端末の日時設定を手動で変更する」「顔認証中にアプリをバックグラウンドにする」行為は撮影エラーとなる可能性があるとのことです。
意図的に端末の日時設定を変更している人はいないと思いますが、顔認認証中に別会社のドライバーアプリに注文が入って「そっちを開いてしまった」なんてことはあり得るので、他社併用稼働の人は注意が必要かと。
アップデートの懸念点
ここでは2026年5月26日の出前館ドライバーアプリアップデートの配達ヒートマップの改善(平均報酬額の表示)に関する不安視する点について触れていきます。
配達ヒートマップの改善で不安視しているのは、システム障害発生の可能性です。
平均報酬額をヒートマップに表示するためには直近20分以内の受諾されたオファーの情報を収集する必要があり、且つこれらは約1分おきに自動更新されるとのことです。
そうなれば必然的にサーバーへの負担が増し、その結果システム障害に繋がる可能性も十分にあり得るのでしょうか。
もしかすると、平均報酬額を表示しても一切サーバーには負担がかからないシステムになっているかもしれないので、必ずしもサーバー負担が今以上に増えると断言はできません。
ただ、これまでの出前館では過去に度重なるシステム障害を起こしており、平均報酬額を表示させたことによって何か良からぬことが起きると考えるのが普通ではないでしょうか。
今回のアップデートは「配達ヒートマップの改善」と謳っていますが、改善どころか改悪にならないことを祈るばかりです。
アップデートの理由とは
ここでは、今回紹介したアップデートで平均報酬額の表示(配達ヒートマップの改善)をした、出前館の理由について私の憶測を交えて解説していきます。
結論から言うと、平均報酬額の表示は配達員を呼び込むための策略なのではないでしょうか。
まず、フードデリバリー各社が仕様変更する場合は、運営側に何かしらのメリットがあることが大前提となります。
稀に運営側へのメリットに付随して配達員にとってもメリットとなることがありますが、基本的に運営側にとって好都合なことがなければ仕様変更はおこないません。
ましてや、8年連続赤字がほぼ確定している出前館においては、わざわざ配達員のために手間・コストをかけて仕様変更することなんて論外であり、今回の仕様変更も出前館運営側のためと言えます。
おそらく、アプリ上に表示される平均報酬額は実際の金額よりも100~200円ぐらい(もしくはそれ以上)高い額になるのではないでしょうか。
こうすることで「出前館は高報酬!」というのをアピールでき、配達員側も「出前館で配達してみよう」となり 自動的に配達員を確保することができます。
当然、高報酬に釣られて配達員がオンラインにしたとしても 配達依頼を受諾してくれなければ意味がありません。
ただ、オンラインにするかしないかは大きな違いであり、配達員をオンラインの段階に持ってこれた時点で一定の効果があるのではないでしょうか。
こうしたことから、平均報酬額の表示は出前館にとっては配達員を呼び込むための広告的な仕様でもあり、出前館側にとってメリットがあるから実施したアップデートと言えます。
正直なところ、こんなどうでもいいアップデートをする前に、「頻発する遠距離ピックアップ案件」「アプリのGPSの反応の遅さ」を優先的に修正して欲しいわけで、相変わらず配達員のことを分かってないのかと…
アップデート後の立ち回りについて
ここでは、平均報酬額の表示(配達ヒートマップの改善)後の配達員としての適切な立ち回り(稼働方法)について紹介していきます。
前述したように、表示される平均報酬額は意図的に値上げした金額になるため正直なところあてになりません。
ただ、表示金額はあてにならずとも、この表示金額を有効活用する手段はあります。
その有効活用手段とは、敢えて表示金額が低いエリアに行くことです。
配達員としては少しでも配達報酬を上げたいので、平均報酬額が高いエリアに人が集まり、逆に平均報酬額が低いエリアからは人が減ります。
ライバル(配達員)が少ないであろう配達報酬額が低いエリアの方が配達依頼も受諾しやすく、何なら配達員が少ないおかげで結果的に報酬額がアップする可能性もあります。
どうせ平均報酬額があてにならないのなら、この仕様を逆手にとった立ち回りが本当の有効活用法と言えるのではないでしょうか。
一点注意して欲しいのは、無理やり平均報酬額が低いエリアに行くのはやめるべきです。
あくまでどこに行くか迷った時のみ行き先を平均報酬額が低い方を選ぶのであって、基本はピックアップしやすいエリアを優先すべきです。
そもそも、現在の出前館のアルゴリズムは、今いるエリアから遥かに離れたピックアップ先の案件を飛ばしまくるので、目的エリアに着いたにも関わらず「全然関係ないエリアの案件しか鳴らない…」ってことも十分にあり得ます。
本来であれば平均報酬額の表示を実装する前に、近くのピックアップ先の配達依頼を積極的に鳴らすようなアルゴリズムに修正する方が先かと。
このため、平均報酬額が表示されたとて、出前館の無能なアルゴリズムのせいで その機能自体が意味をなさないかもしれません…
最後に
今回は2026年5月26日に更新される出前館のドライバーアプリアップデートの「平均報酬額の表示」をメインに紹介してきました。
今回のアップデートに関しては可もなく不可もなくといったところで、配達員にとってはどうでもいいアップデートだったのかと。
むしろ「もっと他の部分をアップデートと及び修正すべきなのでは?」と相変わらず現場の状況を把握してないことが露呈した、悪印象と感じるアップデートだったのかもしれません。
今回のアップデートでの一番の不安は「下手にアプリをいじったことによるシステム障害」であり、これでシステム障害が起きようものなら配達員もたまったものではありません。
再びシステム障害が起きれば、出前館の業績にも影響がでるしょうし、2026年通期の決算も予想実績以上の赤字拡大になってしまうのではないでしょうか。
今年だけですでに5回のシステム障害を起こしているだけに、アップデートが不安で仕方がありません…
もう赤字はどうにもならないので、せめてシステム障害だけは起こさないよう最大限の努力をして欲しいものです。


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